連載3周年『ダンダダン』初の原画展
2021年から漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中の龍幸伸先生の漫画『ダンダダン』。連載3周年の節目を迎え、原作の魅力である「描線の熱」を体感してもらいたいという想いで、作品初となる原画展「ダンダダン ゲンガテン」が2025年6月20日(金)~2025年7月6日(日)まで東京・池袋の商業施設「サンシャインシティ 展示ホールA」にて開催しています。
原作ファン、アニメから作品を知った人達、最近読み始めたという人達にも楽しめるように「作品の世界に没入できる体験」を重視した原画展ということで、迫力ある原画や貴重な生原稿の展示、映像やフォトスポットなど見どころいっぱい。会場限定グッズも登場しています!
*一部の展示品を除き、写真撮影が可能(全エリア動画撮影禁止)。
*フラッシュ撮影、自撮り棒・三脚等の撮影補助機材の使用、録音行為、模写、メモ行為等は禁止。
人気漫画『ダンダダン』とは
2025年4月時点で、累計発行部数1,000万部を突破した漫画『ダンダダン』。2024年10月にTVアニメ化したことで海外でも注目を集めるようになり、『日本アニメトレンド大賞2024』で大賞を受賞した大人気作品です。
幽霊は信じるが宇宙人は否定するギャル女子高校生のモモ(綾瀬桃)と、宇宙人は信じるが幽霊は否定する同級生のオカルトマニアのオカルン(高倉健)が、幽霊や宇宙人など怪異と戦うオカルトラブコメ物語です。
巷の都市伝説、学校の怪談、伝説、宇宙人の存在説など、一般的に目に見えない存在はいつの時代も話が尽きません。私もオカルト系や伝説に興味津々なので本作品も大好きです。今回の原画展に心躍らせて参加してきました。
情報量が濃密な6つのエリア
6つのエリアで構成された原画展。“ダンダダン!”の音に合わせて物語の世界へと誘う「オープニングムービー」からスタートです!
登場人物たちの魅力を紹介している「1章、キャラクター紹介」、幽霊・宇宙人・UMA系(未確認動物)が空間を埋め尽くす「2章、オカルト」、作品の制作の裏側に迫った「3章、メイキング・オブ・ダンダダン」、モモとオカルンのバトルシーンを再現した「4章、オカルティック・バトル」、モモとオカルンのキュンとするシーンを集めた「5章、ラブコメ」、感動的なシーンで締めくくる「6章、エモーション」、展示エリアの退場後は「グッズショップ」でお買い物を楽しめるようになっています。
複製原画は全111点、生原画は全54点という大ボリューム! 原画は、原作の魅力が最も伝わるシーン、多くの読者の記憶に残る場面を中心に選定され、物語の鍵となるバトルシーン、登場人物の関係性を繊細に描いたコマ、ギャグ的なテンポなど多面的に紹介できるようにと工夫されています。
1章「キャラクター紹介」
各キャラクターに関連した原画を添えて魅力を紹介してる「1章、キャラクター紹介」。髪の1本1本まで線画の力強さとエネルギーの強さを感じます!
モモの祖母で霊媒師ドドリア三太として活躍する星子。愛用の金属バットもバッチリ展示してありました!
2章「オカルト」
地縛霊や幽霊、宇宙人、UMA系(未確認動物)などが埋め尽くす「2章、オカルト」。赤、青、黄色と鮮やかな色が映える黒い部屋で、恐怖心とドキドキ感が混在した雰囲気が漂っています。
オカルンに呪いをかけて、意識を招き猫に移して動き回る地縛霊「ターボババア」。物語の欠かせない存在で、原画では線画の濃淡によって恐ろしさが増しています。
目を合わせた相手に強烈な恐怖を与える怪異「邪視」の特徴である「ブリーフ」が呪物として飾られてます。非現実を具現化しているのもおもしろポイント。
漫画のシーンを立体的に再現したファンタジックなフォトスポット。「宇宙船が現れたらこんな感じなんだろう、宇宙人に会いたい!」と夢がふくらみますね!
3章「メイキング・オブ・ダンダダン」
プロットから下描き、仕上げまで作品の裏側を知ることができる「3章、メイキング・オブ・ダンダダン」。貴重な第1話の生原稿(撮影不可)もガラスケースに展示されています。龍先生が語る制作秘話やキャラクターに関するプチ情報など、ファンが喜ぶ深掘りエピソードも満載です。
色鮮やかで生き生きとしたキャラクターを描いた「カラーイラストギャラリー」。原作漫画のゼロの状態から物語が誕生する工程を垣間見れて感動しました。
4章「オカルティック・バトル」
「4章、オカルティック・バトル」(撮影不可)は、壁一面に原画を展示してバトルシーンで空間を埋め尽くしています。ド迫力のバトル原画は圧迫感があり、その激しさが伝わってきます!
出口には2人のバトルシーンのフォトスポットがあります。変身したオカルンの指先や血管までリアルで、原画の背景画と赤と青のライトが戦闘の緊張感を上げてます!
5章「ラブコメ」
モモとオカルンの胸キュンシーンを集めた「5章、ラブコメ」。ピュアな表情と台詞にドキドキ。ピンクと白のポップなコントラストが、これまでのオカルトバトルの緊迫感をほぐしてくれました。
6章「エモーション」
オカルト世界やラブコメディだけでなく、心を震わせる台詞や人間味ある温かなストーリーも本作品の魅力。6章のエリアに入る前の「ミニシアター」(撮影不可)では、原作漫画の巻末を映像化して胸がジーンとするショートムービーを流しています。
そして最後を飾る「6章、エモーション」には、物語の感動的なシーンを展示しています。モノトーンの部屋に暖色のライトが温もりを加え、「丁寧に生きろ」「恩義は他の困ってるヤツに返すんだよ」など、優しい言葉と原画の美しさが際立っています。映像と展示を観た後は、心がほっこり温かくなることでしょう。
出口でおまけ
6章で終わりと思いきや、退場口にあるクリアケースには「オカルン、モモ、招き猫のターボババアによる躍動感あるフィギュア」の展示もありました! 非売品なので、写真を撮って原画展の思い出にするといいですね!
限定多数!198種類のグッズ
展示エリアを退場したら「グッズショップ」へ。本展限定オリジナルグッズを含め、日常使いできるもの、バッジやコースターなどのランダムグッズなど198種類もそろっています。
原則1人3個まで(全種セットは1個まで)の購入制限付き。完売情報などの詳細は随時公式HPと公式Xにて発信しています。
表裏でデザインが異なる「B6箔押しイラストカード」(税込550円)。企画展のデザインを施した「御朱印帳」(税込2,750円)は無地の用紙がジャバラ折りになっています。神社仏閣巡りやイラスト帳としても使えますね。
招き猫のターボババアをプリントした「ぷくぷくプリントTシャツ」(税込4,950円)をはじめ、シンプルでかっこいいTシャツたちがいっぱい。
マチの広い「ネオプレーン刺繍ポーチ」(税込1,980円)、「サガラ刺繍キーホルダー3種(ターボババア・チキチータ・バモラ)」(税込1,650円)など、ターボババアをプリントしたグッズはどれも可愛らしい。
「クッション(ターボババア)」(税込4,180円)は、両腕でギューっと抱っこできるほどビッグサイズ!
招き猫のターボババアが遊んでいる「マフラータオル」(税込2,200円)など、2色使いで怪異をたくさんデザインしたグッズは特撮好きの心をくすぐります。「ターボババア(招き猫)ラバーマスコット」(税込1,980円)は、不愉快な表情がターボババアらしい。
カラーのポストカードもありますが、原画の「ポストカード」(各税込281円)は白黒が抜群にかっこいい!
クッキーやケーキの焼き菓子(税込1,030円〜)はお土産にもぴったり。
「グッズショップ」は展示エリアを退場したら利用できて、ショップのみの利用は不可。ショップから展示エリアに戻れないので、最後に思い出に残るお買い物を楽しみましょう。
*転売目的での商品購入はご遠慮ください。
*原則1人3個まで(全種セットは1個まで)の購入制限付き。
*会期前・会期中を問わず購入個数制限を変更する場合あり。
*会場内外、公道および近隣施設での、本原画展に関する交換・譲渡行為、売買行為、座り込み、共有スペースの占有などは禁止。
*混雑時には入場規制、グッズショップ入場整理券を配布する場合あり。
*入場1回につき1人1回限り、全てまとめての会計(特定商品の別会計も不可)
*商品ラインナップ、商品名、価格、デザイン、仕様は変更する場合あり。
*商品は発売延期・販売中止になる場合あり。
ちなみに、本原画展の「グッズ付きのチケット」には、物販でも販売されていないスペシャルアイテムとして「『オカルンの金の玉』キーホルダー」が付いています。
金ぴかに輝いてズシッと重く、作品に登場するアイラちゃんが「“見えないもの”が見えるようになった」と幸運グッズのように大切に持っていた気持ちが分かります。
*規定数量に達し次第、販売終了。
*「グッズ付きチケット」1枚につき「『オカルンの金の玉』キーホルダー」1個を本展入口でのお渡し。
*転売目的での購入および第三者への提供は禁止。
今後の展開予定
本原画展は、東京開催後、2025年10月は広島、12月は福岡、2026年2月は大阪と巡回展が決定し、大阪で開催後にグッズの通信販売(一部商品を除く)も決定しています。2025年7月3日(木)から放送を開始するTVアニメ第2期も観て、日本中がオカルト世界にどっぷり浸る2025年と2026年になりそうですね!
©龍幸伸/集英社
会期:2025年6月20日(金)~2025年7月6日(日)
会場:池袋・サンシャインシティ 展示ホールA
時間:10:00~19:00(最終入場18:30)
問い合わせ(ダンダダン ゲンガテン」イベント事務局):03-6368-6157(平日10:00~17:00)
入場料当日券(税込)
・一般
大人(中学生以上)2,000円、小人(小学生以下)当日1,500円、未就学児無料
・数量限定・グッズ付きチケット『オカルンの金の玉』キーホルダー付きチケット
大人(中学生以上)4,000円、小人(小学生以下)3,500円、未就学児2,000円
*初日と土日は日時指定券で販売
6/20(金)・6/21(土)・6/22(日)・6/28(土)・6/29(日)・7/5(土)・7/6(日)
*混雑時は整理券配布などの対応を行う場合あり。来場前にイベント公式Xで発信。
*入場チケットは1枚につき1名1回限り有効。
*「小人」は入場時に年齢確認が必要な場合あり。
イベント公式サイト:https://dandadan-gengaten.jp/
イベント公式X(旧Twitter):@dandadangenga
会場住所:東京都豊島区東池袋3‐1‐3 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4階 展示ホールA
(アルパ1階・グローバルワーク前、アルパ地下1階・イング前のエスカレータの利用を推奨)
交通:JR・西武池袋線「池袋駅」西口から徒歩約16分、有楽町線「東池袋駅」から徒歩約10分
[all photos by kurisencho]