【カフェ好きなら知っておきたい】元発電所のカフェ!?コーヒー天国メルボルン『Higher Ground』の飲み比べセットと心地よいざわめき|オーストラリア

Posted by: もろたけいこ

掲載日: Jun 22nd, 2026

メルボルンは、世界屈指の“カフェの都”として知られています。街を歩けば数十mごとにカフェが現れ、バリスタの腕前は世界最高峰。しかし、そんなカフェ激戦区でさえ「ここは別格」と語られる店があります。それが Higher Ground(ハイヤー・グラウンド)。主要駅・サザンクロス駅から歩いてすぐの場所に建つ、かつて発電所だった巨大な煉瓦建築をリノベーションしたカフェ。圧倒的な空間美、緻密に作り込まれた料理とコーヒー、そしてメルボルンらしい自由な空気感。そのすべてが調和し、メルボルン在住者から旅行者まで幅広い人々を魅了しています。この記事では、そんなHigher Groundの魅力を、空間・味・過ごし方の観点からたっぷりと紹介します!

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground リコッタパンケーキ

圧倒的なスケールの“元発電所カフェ”

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground

サザンクロス駅から歩いて数分。街の風景に鮮やかに浮かび上がるのが、煉瓦造りの重厚な建物です。荘厳な煉瓦建築と圧倒されるほど高い天井が生み出す特別な空間。初めて見る人は誰もが「ここ、本当にカフェ?」と思わず口にしてしまうほどの迫力があります。看板もなく、少しわかりにくいので煉瓦を目印に入ってみましょう。

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground 元発電所

建物の中へ足を踏み入れると、視界が一気に縦に開ける。高さ約20mはあるであろう天井、空から光が降り注ぐような大きな窓、そしてその光の中にふわりと浮かぶ中2階フロア。これが1930年代の発電所をリノベーションした空間だというから驚かされます。

鉄と緑、無機質と柔らかさ——共存する素材の美学

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground 内観

Higher Groundの魅力は、その空間デザインの“緩急”にあります。

  • 鉄骨の梁や配管の無骨さ
  • 煉瓦壁が持つ歴史の重み
  • テーブルの木材の温かみ
  • 館内に点在する植物の瑞々しさ

これらの相反する要素が絶妙に混ざり合い、写真映え以上の“心地よさ”をつくり出しています。ざわめきがあっても騒がしさを感じないのは、天井の高さと空間の余白の力。まるで“静寂の大聖堂”にいるかのような感覚を味わえるのです。人気店ではありますが、席数は多く、中2階まで座席も広がっており、かつ回転も速いので、諦めずに待ってみましょう。心配な人は予約もおすすめです。

>>Higher Groundを予約

五感を満たす「カフェ・ダイニング」体験

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground コーヒー

Higher Groundの料理とコーヒーのクオリティは、空間に負けず劣らず圧巻。その理由のひとつが、「Top Paddock」や「The Kettle Black」といったメルボルンの人気カフェを手がけるグループ店であることです。専属ロースターによるこだわりのブレンドコーヒーは、味の輪郭がしっかりしているのに優しい後味。ブラックもミルク系も美しくまとまり、料理との相性も抜群です。

コーヒー好きにおすすめしたい飲み比べセット

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground 飲み比べ

異なるコーヒー豆で抽出したエスプレッソ、コーヒー、ラテを少しずつ飲み比べできる、Higher Groundならではのメニューです。エスプレッソと言っても、豆が変わるだけで香りや酸味、余韻は驚くほど違います。フルーティーで華やかなものもあれば、チョコレートのような深みを感じるものもあり、まるでワインのテイスティングのよう。普段はラテ派という人でも、“コーヒーそのものを味わう楽しさ”に気づかされます。

さらに印象的なのが、セットにトニックウォーターが添えられていること。エスプレッソの合間に口をリセットできるため、それぞれの個性をより鮮明に感じられるのです。単なる飲み比べではなく、「コーヒー体験」として丁寧に設計されているところに、メルボルンのカフェ文化の奥深さを感じます。

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground

複数の味を一度に楽しめる満足感もあり、旅行中の“ちょっと特別な一杯”としてもおすすめ。コーヒー好き同士で感想を言い合いながら飲み比べる時間も、旅のよい思い出になりそうです。

芸術的に盛り付けられる名物プレート

看板メニューは数多くありますが、特に人気なのが以下のメニューです。

リコッタパンケーキ

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground リコッタパンケーキ

Higher Groundを訪れたら、ぜひ味わいたいのが名物のリコッタパンケーキ。テーブルに運ばれてきた瞬間、思わず写真を撮りたくなる華やかさです。

ふわふわに焼き上げられた生地に、リコッタチーズのコクが重なり、口に入れた瞬間にしっとりとほどけていく食感。そこへ、色とりどりのフルーツやエディブルフラワー(食べられる花)、蜂蜜などが贅沢にトッピングされ、まるで“小さなお花畑”のような一皿に仕上がっています。

甘さは控えめで、フルーツの酸味や蜂蜜の自然な甘みが絶妙なバランス。見た目は華やかですが味わいは繊細で、大人のためのパンケーキという印象です。空間の美しさとも相まって、Higher Groundらしい“洗練されたブランチ体験”を象徴するメニューと言えるでしょう。

アボカドプレッツェル

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground アボカド

他にも人気を集めているのが「アボカドプレッツェル」。プレッツェルとは、ドイツ発祥の結び目状のパンのことで、香ばしくもっちりとした食感が特徴。Higher Groundでは、トーストしたプレッツェルに、クリーミーなアボカド、ホイップしたリコッタチーズ、爽やかなライムドレッシングを合わせ、さらにポーチドエッグやシードクラッカーを添えた一皿です。

濃厚なアボカドにリコッタの軽やかさ、ライムの酸味が重なり、見た目以上にさっぱりと食べられるのも魅力。異なる食感や風味が何層にも重なり合い、“メルボルンらしいブランチ”を象徴するような完成度の高いメニューです。

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground アボカド

料理はどれも「シンプルなのに印象に残る」。それは、食材の味を素直に引き出しながらも、一皿に込められたデザイン性が抜群だからこそ。“カフェ以上、レストラン未満”というコンセプトに、深く納得させられます。

おすすめの時間帯と過ごし方

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground

朝:光が降りそそぐ、静寂のゴールデンタイム

Higher Groundを訪れるなら、まずおすすめしたいのは朝の時間帯。

店内の大きな窓から差し込む光が、煉瓦壁を柔らかく照らし、空間全体が黄金色に染まります。ノートパソコンを開いて作業をするローカル、本を片手に穏やかな時間を過ごす旅行者。エスプレッソの香りと人々の気配が、まさに“メルボルンの朝そのもの”。写真を撮るにも、店の雰囲気を感じるにも、朝の柔らかな光は最高の演出です。

昼:メルボルンらしい賑わいと心地よいざわめき

ランチタイムはブランチメニューの絶頂期。観光客からサラリーマン、近隣で働く人々など、多様な客層が入り混じる時間です。賑わっていても騒がしさを感じないのは、天井の高さと空間デザインの妙。

料理の香り、軽やかな会話、食器が触れ合う音。それらすべてが「心地よいざわめき」として耳に届き、メルボルンという街の“躍動”を感じられます。

夕方:照明が落ち着きをまとい、大人の空間へ

夕方になると照明が落ち着き、店はガラリと雰囲気を変えます。大きな空間に静けさが。メルボルンのカフェは朝早くオープンする分、閉店は早め。日が短い季節は、発電所の無骨さが影によって浮かび上がり、よりシックで落ち着いた世界が広がります。静かなメルボルンの夜を味わいたいなら、この時間帯もおすすめです。

メルボルンの“カフェ文化の象徴”としてのHigher Ground

オーストラリア メルボルン カフェ Higher Ground

Higher Groundは、ただおいしいコーヒーや美しい空間を楽しむ場所ではありません。

  • 誰もが自分のペースで時間を過ごせる
  • 空間そのものがクリエイティビティを刺激する

そんな“文化の交差点”として、メルボルンのカフェ文化の核心を体現しています。たくさんカフェがあるカフェ天国とも言えるメルボルン。しかしその中でも、ぜひHigher Groundで、空間・味・時間が溶け合う“唯一無二のカフェ体験”を味わってみては?

Higher Ground
所在地 650 Little Bourke St, Melbourne VIC 3000 オーストラリア
営業時間 7:30~17:00
メニュー https://highergroundmelbourne.com.au/menu/
https://highergroundmelbourne.com.au/

©︎Keiko Morota
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。

PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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