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かつて「小さなパリ」と称えられた優雅な街並みと、社会主義時代の重厚な建築物が交差し、独特の雰囲気を醸し出す東欧の都市、ルーマニアの首都ブカレスト。この街の魅力は、ただ美しいだけでなく、複雑な歴史が織りなす多層的な文化にあります。そんなブカレストの心臓部、旧市街を歩いていると、まるで時が止まったかのような一角に迷い込みました。それが、200年以上の歴史を誇るキャラバンサライ(隊商宿)、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)」。そして驚くべきことに、この歴史の証人とも言える建物の中に、世界的なコーヒーチェーン「スターバックス」が静かに溶け込んでいるのです。今回は、数あるブカレストのスターバックスの中でも、最もユニークで訪れる価値のある、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)にある店舗をご紹介します。歴史を感じる空間で味わう一杯のコーヒーは、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。
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イスタンブール空港(Istanbul Airport)は、年間利用者数で世界トップクラスを誇る巨大ハブ空港。ヨーロッパではロンドン・ヒースロー空港に次いで2番目に、中東ではドバイ国際空港に次いで2番目に忙しい空港と呼ばれています。それもそのはず。ヨーロッパとアジアの交差点に位置し、世界各地を結ぶ要所として、今や「空港の中に一つの街がある」と言われるほどのスケールを誇っているからです。しかし、その一方で空港から市内へのアクセスには時間がかかり、トランジットで4時間未満なら外出は非現実的。初めて訪れる旅行者は、その広さと情報量に圧倒され、「どう過ごせばいいの?」と迷ってしまうこともしばしば。そこで今回は、空港を丸ごと“観光地”として楽しむための過ごし方をご紹介します。ショッピング、美術館、スパ、グルメ、そしてトルコらしい体験まで。長いトランジットが、むしろ旅のハイライトになるような楽しみ方を見つけましょう。
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中央ヨーロッパにある小国スロバキアを知っていますか?「どこ、そこ?」と首をかしげる人も多いかもしれません。しかし、その首都ブラチスラヴァを訪れれば、印象は一変するでしょう。コンパクトな街の中心に、旧市街の石畳、中世の城、アートのような建築、そしておしゃれなカフェがギュッと詰まっています。特筆すべきは、オーストリア・ウィーンからのアクセスのよさ。電車やバスでわずか1時間ほどで行ける距離にあり、ヨーロッパの中でも最も気軽に“国境を越える旅”を楽しめる場所のひとつです。日帰りも可能ですが、実際に歩いてみると一泊したくなる魅力にあふれています。この記事では、そんなブラチスラヴァの知られざる魅力を「観光」「アート」「スイーツ」の三つの視点から紹介します。
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東欧の隠れた宝石、ブルガリア。その首都ソフィアは、古代ローマの遺跡からオスマン帝国時代のモスク、そして社会主義時代の建築物までが混在し、街を歩くだけでタイムスリップしたかのような感覚に陥る、魅力あふれる都市です。「歴史の十字路」とも呼ばれるこの街は、近年EU加盟を機にIT産業が急速に発展し、ヨーロッパで最も注目されるスタートアップ都市の一つとしても知られています。ヴィトシャ山の雄大な自然に抱かれ、過去と未来がエキサイティングに共存するソフィア。そんな街を旅するなかで、限定のお土産が見つかるスターバックスにも忘れず立ち寄りたいものです。ブルガリアヨーグルトもあります! 今回は、ソフィア観光の中心地からアクセス抜群の旅のオアシス「スターバックス」の限定グッズやブルガリアならではのメニューをご紹介します。
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