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食器も家具もそのまま!青空のなかに突如現れる美しき「ゴーストタウン」

ライター: 亀田 みか
更新日: Jan 11th, 2017

1848年、カリフォルニア州で金が発見されたことを発端とした採掘ブーム「ゴールドラッシュ」。その歴史的背景から、アメリカには数多くの「ゴーストタウン」が存在しています。カリフォルニア州東部の「ボディ」という町もその一つ。

たくさんの金が採掘され、掘り尽くした後は他のエリアへ移動するため、このような現象が起こるそうですが、現在でもボディには当時の建物がそのまま残っており、州立公園として国定歴史建造物にも指定されています。


発展と衰退の落差が生むゴースト化


この町に金鉱脈が発見されたのは1859年のこと。しばらくは町名の由来となったW・S・ボディと数人でひっそりと金採掘に励んでいたようですが、1876年に大きな金鉱脈が発見されたことにより急速に人口が増え、大きな町へと発展したそうです。

その後、町内は無法地帯となり殺人や強盗が多発。金が出なくなったこと、さらに1932年に大火事が発生したことから、衰退の一途を辿ることとなりました。

食器も家具もそのまま!青空のなかに突如現れる美しき「ゴーストタウン」

山の中に確かに存在する「街並」


ボディへ行くまで道のりは「本当に町があるのだろうか?」と思わず不安になるほど、辺りに店一つありません。山間にあるガタガタ道をひたすら進むと、突如、山の中腹に町並が現れます。真っ青な空と山の大自然、そこにポツンと佇む様子が、異様な不思議さ、不気味さを感じさせます。

食器も家具もそのまま!青空のなかに突如現れる美しき「ゴーストタウン」

町には、住宅、ホテル、飲食店、学校、教会など200もの建物が現存。大火事があったにも関わらず、外観は当時の装いのままとなっているものも多く、いくつかの建物は内部公開されており、繁栄した時代の生活の様子を垣間みることができます。

食器も家具もそのまま!青空のなかに突如現れる美しき「ゴーストタウン」

食器も家具もそのまま!青空のなかに突如現れる美しき「ゴーストタウン」

まるで、人が忽然と消えたかのように、台所の食器やベッドルームの寝具にはどこか生活感があります。

ゴーストタウンというと、薄暗く、荒れ果てた光景を想像しますが、ボディは背景にある青空と建物のコントラストが強いせいか、廃墟化されながらもどこか美しさも感じるから不思議です。


[Photo by shutterstock.com]

亀田 みか

Mika Kameda ライター
ツアーディレクター、旅行情報誌の編集者を経て2011年に渡米。現地タウン誌の編集者として働いた後フリーランスに。仕事・プライベートで訪れた観光地は数知れず。現在はサンフランシスコ郊外在住。

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