世界中でエコに対する意識が高まってきていますよね。グリーン化に力を入れる大都市も多く、わたしたち人間にとって自然はかかせない存在だという事を改めて実感させられます。今回は、英メディアBBCのウェブサイトに紹介されていた「世界の健康な都市5
つ」をお伝えしたいと思います。
それぞれ、健康都市の理由はどこにあるのでしょうか?
シンガポール
シンガポールは、世界で最も乳児死亡率が低く、平均寿命の長い国として知られています。世界で最も医療制度が充実した国でもあります。
また、シンガポールの道路が非常にきれいな事は旅行者の誰もが気づくのではないでしょうか。グリーン化に力を入れている姿勢が伝わってきますよね。
近年経済成長が著しい東南アジア。シンガポールでは、経済成長をとげる一方で見落とされがちな「ワークライフバランス」への関心が高まっており、自転車のを利用する人の数が急増しているそうです。
文化は違えど、同じアジアの国。我々日本人にとっても住み心地のよい国の1つではないでしょうか。
東京
なんと東京もランクインしました。理由としては、公共の交通機関が優れている事、そして1人あたりの二酸化炭素排出量が他の大都市に比べて少ない事が理由だそうです。
また、健康的な食生活も注目を浴びているようです。欧米の食文化の広がり、外食産業の発展と、日本の食生活も大きく変化を遂げているように感じますが、他国に比べると魚の消費量はまだまだ多く、健康志向が海外で評価を得ているようです。
パース
インド洋に面したオーストラリアの都市、パース。
そんなパースは、オーストラリアの中でもとりわけ医療制度や教育制度が整っており、他のオーストラリアの都市に比べても生活水準が高いそうです。また、充実した社会制度のおかげで、「女性に優しい都市」としても知られています。
また嬉しいのは、すぐに海に行けてしまう、恵まれた自然環境です。普段人や高層ビルに囲まれている都市生活だからこそ、自然に癒される時間は本当に尊い時間ですよね。
コペンハーゲン
環境保護に対する意識が高い北欧諸国、デンマークの首都コペンハーゲン。そんなコペンハーゲンでは、都市をあげて自転車の使用を促した結果、近年二酸化炭素の排出量が減少したそうです。
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日本でも高まる自転車文化。環境に良いだけでなく、自分の健康維持をも助けてくれます。
モナコ
フランスの地中海沿岸地方コート・ダジュールのイタリアとの国境近くに位置する、小国家モナコ。租税条約が結ばれている事から、各国から億万長者が集まる国としても知られています。
そんなモナコも国民の平均寿命は89.6歳と非常に高く、健康志向の高さが感じられます。
また、カーボンオフセットや、電気自動車の使用を促すなど、環境保護にも力を入れています。人口密度の高い国だからこそ、限られた環境の維持のために必要となってくる取り組みなのでしょうね。
以上、BBCによる世界の健康な都市5つでした。
えっ、そうなの?意外!、と思うものもあるように感じましたが、もう一度自分のライフスタイルを見直し、環境にも健康にも良い生き方を見つけていきたいものですね。