教会を訪ねるのは、旅行の楽しみの1つでもありますよね。今回は「え、ここが本当に・・?」と思わず目を疑ってしまいたくなるような、ユニークな教会を紹介します。
ハットルグリムス教会(アイスランド)
アイスランドの首都レイキャヴィークにあるプロテスタント系教会、ハットルグリムス教会。なんと建設の計画から完成までには、約41年もの歳月を要したそうです。コンクリート製で、高さ約70メートル以上の尖塔をもち、同国で最も高い建物の一つとして知られています。
「ここ本当に教会なの?」と思わせる、洗練されたデザインが印象的です。
ブラジリア大聖堂(ブラジル)
ブラジルの首都、ブラジリア大聖堂。建物は、16のコンクリートが弓状に湾曲された支柱によって支えられており、そのユニークなデザインは、訪問者に強烈な印象を与えます。
中のインテリアもとっても素敵です。さすが南アメリカ、迫力がありますね!
緑に覆われた教会(アルゼンチン)
「Church of Jesus in the Garden of Olives」と呼ばれているこちらの教会は、アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスの郊外に位置します。「Olivos(オリーブ)」と呼ばれるこの地域は、かつて、とある土地所有者がオリーブの木を植林した事に由来があるそうです。緑に覆われた写真の外観からは、「ここが本当に教会なの?」と疑ってしまいたくなりますよね。ですが、未だカトリック教を厚く信仰する人が多くいると言われるアルゼンチン、実際に訪ねてみると神聖な雰囲気が漂っているのかもしれません。
パラポルティアニ教会(ギリシャ)
ギリシャ南東部、エーゲ海に浮かぶミコノス島にある教会、パラポルティアニ教会。15世紀から17世紀頃に建造された五つの礼拝堂からなっており、その美しい白壁は多くの観光客を魅了しています。
まるで雪が積もってできたかのように真っ白な教会はムードたっぷり。ぜひ、大切な人と訪れたい場所です。
St. Joseph the Betrothed Ukrainian Greek カトリック教会(アメリカ)
世界的なカトリック教会の1つ、ウクライナ東方カトリック教会に属する、こちらの St.Joseph the Betrothed Ukrainian Greek カトリック教会は、シカゴにあります。「え、ここはは本当にアメリカ?」と疑ってしまいたくなる、ビザンティン建築が特徴的です。
1900年代に、多くのウクライナ人がアメリカに移住し、その中でもシカゴはウクライナ人を始め、多くの人が東ヨーロッパから新たな生活を求めやってきた都市です。この協会では、ウクライナ人コミュニティーによるイベントなども盛んに行われており、自国民同士の絆を深める大切な場所にもなっているようです。
ラス・ラハス教会(コロンビア)
コロンビア南部にある教会、ラス・ラハス教会は、グァイタラ川の峡谷の中に構築されています。渓谷の底部より100mの高さがあり、渓谷の反対側と50mの高さの橋により結ばれています。 1900年前半に、地元の信者のサポートによって建てられたそうです。とっても素敵なロケーションですよね。信仰を重んじる、人々の愛が伝わってきます。
世界中にある、少し変わった教会の数々。あなたの旅を、より一層インパクトのあるものにしてくれるかもしれません。
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