海外旅行に行く時、つい悩んでしまうのが持ち物。「これがなかったら困るかもしれない」「万が一のために、これも入れておいた方が良いかも」・・・と心配になり、ついあれこれとスーツケースに詰め込みたくなりますよね。

確かに「備えあれば憂いなし」とは言いますが、飛行機搭乗時のスーツケースの重量制限もあり、持って行ける荷物の量が限られている海外旅行。「絶対に使う」と思っていても、いざ現地に行けば必要なく、帰国まで一度も手に取らなかった・・・というものが結構あるものです。そこで、身軽な旅をするため、そしてお土産のスペースも確保するため、つい入れがちだけれども旅中に必要ないことが多いモノをお伝えします。

必要以上の服

旅先でのお天気や気候、とても気になりますよね。気候に合わせた服装はもちろん、現地でのオシャレも考えて、あれこれ詰めていると、あっという間にスーツケースの半分が服で埋まってしまいます。体調を崩さないためにも、現地の気候に合わせた服装を用意することは必須ですが、大抵ボトムスが2種類、トップスが4種類程度あれば十分です。その代り、シャツや靴下、パンツなど、下着類は多めに用意しておくといいでしょう。

必要以上のヘア＆スキンケア用品や化粧品

特に女性の方！ 普段使い慣れたヘアケア、スキンケア用品、メイクアップ用品を全部カバンに詰めて行こうと思うとかなりの量になりますよね。本当に必要なものだけ小さなボトルに詰め替えて、数日間なくてもなんとかなりそうなものは思い切ってお家に置いて行ってしまいましょう。メイクアップ用品を少し減らすだけでも、ぐっとポーチが軽くなりますよ。

ガイドブック

旅先の心強い味方、ガイドブック。現地でより効率よく行動するために、信頼できるガイドブックが1冊あると安心ですよね。ですが、一度にたくさんの国を周遊する場合や、ガイドブックを何種類も購入してしまった場合は冊数が多くなり、持ち運ぶのが重たくて大変です。そんな時は、思い切って必要なページだけ切り取ったり、コピーしてゆくのも一案です。また、現地に到着してからも、インターネットで瞬時に必要な情報が手に入れられる便利な時代。ガイドブックがなくても、行きたいお店や場所の名前さえわかっていれば、現地で地図を入手して意外と簡単に辿り着けるものです。現地で身軽に行動するためにも、ガイドブックの活用方法を見直してみましょう。

小坂井 真美

小坂井 真美 ライター

クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。