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ぼったくりタクシーに注意!被害に遭わないために知っておきたい7つのこと

Posted by: 小坂井 真美
掲載日: Oct 23rd, 2015. 更新日: Dec 3rd, 2015
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日本でタクシーを利用する時「ぼったくりタクシーだったらどうしよう・・・。」と心配することはあまりないと思いますが、海外ではぼったくりタクシーに遭遇することは珍しくないこと。ですが、事前に対策をしていれば、ぼったくり被害に遭う確率をぐっと減らすことができます。そこで今回は、海外旅行中にぼったくりタクシーの被害に遭わないために心がけたい7つのことをお伝えします。


相場を事前に調べておく

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

利用する予定区間のタクシー運賃の相場を事前に確認しておきましょう。例えば空港からホテルまで利用する予定の時は、事前にホテルにメールや電話をして確認を。うっかり忘れて現地に到着した時は、空港の案内所などで尋ねましょう。

タクシーに乗る前に料金を確認する

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

タクシーに乗る前「ここから●●までどれくらいかかりますか?」とドライバーに必ず確認しましょう。そこで事前に調べた相場よりも高い金額を言われたら、ぼったくりタクシーの可能性大! 乗車せずに別のタクシーを利用するようにしましょう。

「領収書をください」と伝える

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

目的地までの料金の他に、乗車前に運転手に伝えたいことがもう1点あります。それは領収書が必要だという点。領収書には車両番号や支払金額、運転手署名などを記載する必要があるため「支払い時に領収書をください」と伝えると、悪質ドライバーは何かと理由をつけて領収書の発行を渋ります。そのため、領収書の発行に難色を示すドライバーのタクシーは乗車をやめましょう。領収書をもらっておけば、ぼったくり防止だけでなく、万が一タクシーに忘れ物をしてしまった時に荷物の追跡に役立ちますよ。

その土地に不慣れな旅行者であることに気づかれない

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

悪質なぼったくりドライバーは、乗客がカモにできる相手かどうかよく見ています。その土地に不慣れな旅行者であるとわかった瞬間、不当な料金を請求されたり、故意に遠回りされてしまいます。「この町に来るのは初めて?」とフレンドリーに聞かれても「はい」と答えてはいけません。「いいえ、何度か来たことがあります」と答え、相場はもちろん、道もある程度わかっていることを気づかせましょう。

メーターが回っているか確認する

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

ぼったくりタクシーの被害に遭わないための基本中の基本ですが、乗車中メーターが回っているか確認しましょう。万が一メーターが回っていないことに気付いたら、まず運転手に「メーターが回っていないようですが・・・。」と一言伝えましょう。もしその後すぐにドライバーがメーターを作動させなくても、走行中の車内で「メーターを作動させろ!」などと声を荒げて騒ぐことはおすすめしません。どんな相手かもわかりませんし、ヘタをすると人気のない路地に連れ込まれてトラブルに巻き込まれる可能性があるからです。

ホテルやレストランのスタッフを味方につける

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

万が一乗車してしまった後にぼったくりタクシーに乗ってしまったことに気が付いた時は、身の安全のためにも走行中のタクシー内で一人で解決しようとしないで。ヘタにドライバーを刺激すると、トラブルに巻き込まれる可能性もあります。

ぼったくりタクシーに乗ってしまったと気付いた時は、まずは目的地のホテルやレストラン到着するのを待ちましょう。タクシーが停車したら扉を開けて、ホテルやレストランのスタッフに「●●から乗ってきたのですが、運賃が●●だと言われました。ずいぶん高いように思うのですが、相場ですか?」と尋ねて助けを求めましょう。特に一流ホテルであれば、到着した瞬間にドアマンがタクシーの扉を開けてくれます。

万が一目的地がホテルやレストランでない場合にぼったくりタクシーに乗車してしまった事がわかった場合も慌てないで。一人で解決できる勇気がない時は、本来の目的地近くの有名ホテルの名前を出し、行き先の変更を伝えましょう。

運転手のIDやナンバープレートを撮影する

ぼったくりタクシーに遭わないために知っておきたい7つのこと

上記の方法を試そうとしても、なかには「●●ホテル前は工事をしているから近くまで車でいけない。少し手前で降ろしていいか」と、ホテル前で降ろさせないためにウソをつくドライバーもいます。

また「ぼったくりタクシーに乗ってしまった目的地が空港・・・。今更ホテルなど目的地を変更するわけにもいかないし、到着地点で助けてくれそうな人もきっといない。」

そんな時は運転手のIDや車両のナンバープレートを撮影しましょう。撮影しようとすると、会社や警察に不正がバレるのを恐れて、大抵の悪質ドライバーは不正請求をあきらめます。ただし、ここでも決して走行中に行動は取らないで! ドライバーが逆上し、危険な目に遭う可能性があります。行動を取るのは、目的地に到着してから。車の扉を開け、貴重品を持ったことを確認してから行動に移しましょう。

以上いかがでしたか? これだけ気を付けていれば、ぼったくり被害に遭う確率をかなり下げることはできますが、それでも可能性はゼロではありません。万が一ぼったくりタクシーに遭ってしまった時に一番大切な事、それはお金よりも何よりも、身の安全を第一に考えることです。値段交渉はできる範囲で行い、できなかった時は残念ですが運が悪かったと思い諦めましょう。安全を第一に旅を楽しんでくださいね。

[All photos by Shutterstock.com]

小坂井 真美

小坂井 真美 ライター
クロアチアの首都ザグレブ在住。現地での色々な仕事の傍ら、フリーライターとしてクロアチアを中心とした南東欧諸国について執筆。趣味は街歩き、食べ歩き、寺歩き、そぞろ歩き。仲間、明るい太陽とおいしいごはんがあれば幸せ。人生は旅。たくさんのモノ・人・土地と出逢いをエネルギーに、日々心の赴くままに邁進中。

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