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富山の隠れた超穴場名所!木製バット生産日本一のバットミュージアム

Posted by: 坂本正敬
掲載日: Nov 11th, 2015. 更新日: Dec 2nd, 2015
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全国には面白い博物館が存在しますが、富山県にも一風変わったユニークな博物館があります。その名も『南砺(なんと)バットミュージアム』。

【富山】なんと木製バットの生産日本一!南砺市福光のバットミュージアム

野球ファンのみならず、野球を知らない人も「バットってそんなに奥が深いの?」とびっくりできる超穴場の博物館ですので、今回は現地の取材を通して分かった同館の魅力をまとめます。


バット500本以上を展示したユニークなミュージアム

【富山】なんと木製バットの生産日本一!南砺市福光のバットミュージアム

『南砺バットミュージアム』は石川県と県境を共にする富山県西部の町、南砺市の福光にあるミュージアムです。

外観は小さな町の商店街にある雑居ビルといった感じ。通り沿いには「バット」と書かれた看板が置いてあり、建物の入り口には「南砺バットミュージアム」の文字が見えます。

建物の入り口で新井式回転抽選器の見張りをしていた女性に「ミュージアムに入りたいのですが」と言うと、「ちょっと待って」と数軒先の酒屋に走り出し、館長を読んできてくれました。

「イチローに似たイケメンが来るよ」

との女性の言葉通り、体格のいい若い男性が現れ、建物2階にあるミュージアムへと先導して連れていってくれます。

緩やかなカーブを描く階段を上ると、そこは野球の木製バットが並ぶ小さな博物館。イチロー選手や松井秀喜氏、王貞治氏などが実際に使用したバットや、プロ選手からの工場へのオーダーが書き込まれたサンプルのバットなどが並んでいます。

プロ野球の球団社長なども訪れる隠れた名所

【富山】なんと木製バットの生産日本一!南砺市福光のバットミュージアム

入場料の500円を支払ってバットのコレクションを眺めていると、

「どこから来ましたか?」

と声を掛けられます。振り返ってみると、“イチロー選手”はいつの間にか姿を消しており、白髪の年配男性が立っています。聞くと同館の館長で、ミュージアムの歴史や成り立ち、同地のバット生産の現状などを教えてくれました。

そもそも富山県の南砺市は、木製バットの生産で全国シェアNo.1の土地だとか。その理由の1つに、立地の良さが挙げられるとのこと。木製バットの原木を北海道や九州から取り寄せ、東京・名古屋・大阪などの商圏に販売するためには、その中間地点である富山県の南砺市が最適だといいます。

また、南砺市福光は昔から木工の盛んな土地で、木を削る技術や設備が最初からありました。そうした要因が重なって、またたく間に全国No.1のシェアを獲得するまでに成長したとか。

最盛期は10社以上、生産工場があったそうですが、金属バットの登場、中国産などの台頭などが響いて、残念ながら現在は6社まで減っているとか。それでもシェアは全国No.1。ちなみにその閉鎖した工場の1つが所有していた大量のコレクションを引き取って展示した博物館が、「南砺バットミュージアム」になります。

現在でもプロ野球チームの球団社長や選手が訪れる隠れた有名スポット。コレクションには日本人選手だけでなく、ベーブ・ルースやタイ・カッブ、ルー・ゲーリッグなど歴史的なメジャーリーガーのバットも展示されています。

台湾のバイヤーが「展示されているバット全てで幾らになる?」と買い付けにきたそうですが、

「お金じゃないんだ」

と館長は断ったとか。すてきですよね。

バットのオーダーは1本8,000円ほどから

【富山】なんと木製バットの生産日本一!南砺市福光のバットミュージアム

同館に訪れて驚いたのですが、バットのオーダーは8,000円くらいでできるとか。地元のみならず、全国の高校生が大学進学で野球を続ける場合などに、普通にオーダーをするそう。

ちなみにプロになるとバットもミリ単位、グラム単位の調整になり、オーダーの料金も倍近くになるみたいです。例えば普段よりも5g重たいだけで、スイングに違いが出てきてしまうそうですので、工場の側もかなり細かい作業が求められるみたいですね。

その他、ご自身も名のある球児だったという館長に、普通では聞けない野球の裏話も聞かせてもらえます。「今度プロ野球のテレビ中継を見るときにチェックしてみよう」という楽しみが増えますよ。

以上、富山県の南砺市にあるユニークなミュージアム、『南砺バットミュージアム』について紹介しました。お土産に実際のバットの切れ端をもらえますので、ぜひとも出掛けてみてくださいね。

[All photos by 坂本正敬]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。


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