全国にはおいしいお肉がたくさんありますよね。神戸牛などは日本を代表する高級肉の1つですが、北陸新幹線の開業でにぎわう北陸にも絶品のブランド肉が少なくありません。
そこで今回は北陸在住の筆者が北陸でおすすめのブランド肉を紹介します。ざっくりとですがお店も併せて紹介しますので、女子の週末一人旅で「お肉が食べた~い」と思ったら、北陸新幹線に乗ってぜひとも食べに来てくださいね。
石川県の能登牛
最初に紹介するブランド肉は能登牛。日本海に突き出す能登半島で育てられる、黒毛和牛の肉ですね。
能登牛は「のとぎゅう」ではなく「のとうし」と読みます。和牛のオリンピック「第9回全国和牛能力共進会」で「脂肪の質賞」を受けたほどの溶けるような食感と香りが魅力です。
出荷頭数が年間で500頭ほどと少なく、全国各地で食べられるわけではありません。ほとんどが県内で消費されている そうですので、食べたいと思えば旅行を兼ねて能登半島に出掛けてみるといいですね。
(C) Masayoshi Sakamoto
筆者のおすすめだと思うお店は、ちょっと高いですがホテル日航金沢の29階にある和牛レストラン『銀杏(いちょう) 』。金沢駅前にあるホテルのレストランですね。
あるいは能登半島の珠洲(すず)市にある古民家を改装した『茅葺古民家のお食事処 庄屋の館 』などもいいです。能登牛のステーキを目の前で焼いてもらったり、能登半島の雰囲気を楽しみながらステーキ丼を食べたりと、大満足できるはず。
福井県の若狭牛
次は福井県の若狭牛。神戸ビーフや松坂牛などの名前で販売されている黒毛和種と同じ系統の牛を、越前若狭の自然の中で育てています。厳しい品質評価をくぐりぬけた高品質な牛肉が若狭牛 として販売されます。
年間の出荷頭数は1,000頭ほど。福井県内では、「若狭牛」と書かれたのぼりのある「若狭牛提供の店」でのみ販売・提供されています。
筆者のおすすめはあわら温泉街の近くにある『牛若丸 』。店内では牛肉の販売の他、若狭牛の焼き肉も楽しめます。店構えなどもシンプルで、肉一本で勝負しているという雰囲気がすてきです。
座敷もあったと記憶していますので、週末女子一人旅のみならず、友だち同士でわいわいと温泉旅行に出掛けたついでに、楽しむ手もありですよね。
富山県の黒部名水ポーク
最後は豚肉。富山県の黒部名水ポークを紹介します。
黒部市養豚組合と全農富山県本部が共同で開発した最高級のポーク。富山県のおいしい水と竹から作った液体をえさに混ぜて与える飼育スタイルが特徴的です。臭みがなく、ジューシーで柔らかい肉質 はうれしい限りです。
こちらも厳格な基準によってブランドが守られていますので、そうそう全国で食べられるわけではありません。 富山県内であれば黒部市にある精肉店併設のレストラン『肉のたなはし 』がおすすめになると思います。
(C) Masayoshi Sakamoto
もっと気軽に味わいたい場合は、富山県内で黒部名水ポークを使ったとんかつを食べられる『かつ兵衛』もいいです。女子一人でも入りやすいチェーン店ですよ。
以上、北陸のブランド肉を紹介しました。もちろん他にも富山県の氷見牛など、ブランド肉はあります。週末に北陸新幹線に乗ってふらりと訪れた北陸各県で、おいしいお肉を味わってみてくださいね。
[Photo by Shutterstock.com ]
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
富山の駅弁・お土産&ご当地グルメ「鱒寿し」10品食べ比べしてみた!各店の
Nov 3rd, 2023 | Chika
富山県のご当地グルメである「鱒寿し」。駅弁として知られていますが、賞味期限も3日以内のものが多いため、お土産として鱒寿しを選ぶ人もいるのではないでしょうか? 鱒寿しは、鱒の厚みや酢加減、酢飯の押し具合など、お店によって味やスタイルはさまざま。今回、10品の鱒寿しを食べ比べできる機会があったので、それぞれの味の特徴をまとめてみました! 鱒寿し選びの参考にしてみてください。
【富山県おすすめ映え土産】日本酒を使った大人のための琥珀糖!「瑞玉<みず
Sep 17th, 2023 | Chika
富山県高岡市にある老舗の和菓子屋さん、志乃原の「瑞玉(みずたま)」。涼やかな見た目が印象的な、日本酒を使った琥珀糖で、「BEST OF TOYAMA SWEETS とやま菓子コンテスト」1位にも輝いたお菓子です。日本酒の味と香りが飛ばないようこだわって作られたとか。今回は、富山土産としても映える、美しいお菓子「瑞玉」を紹介します。
【富山おすすめ土産】目にも鮮やかな美しさ!「ヒスイ羊かん」ってどんな味?
Aug 24th, 2023 | Sayaka Miyata
「ヒスイ海岸」として知られる、富山県の東北端に位置する宮崎・境海岸。今回は、そのヒスイをイメージして作られた、「ヒスイ羊かん」を実食ルポでご紹介します。ヒスイを思わせる透き通ったグリーンは美しく、目にも鮮やか。個包装されたひとくちサイズの羊かんなので、ばらまき土産にもおすすめですよ。
富山県民のソウルフード「とろろ昆布おにぎり」コンビニ食べ比べ【編集部ブロ
Aug 13th, 2023 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、富山県を訪れたとき気になった「とろろ昆布おにぎり」。セブンイレブン・ローソン・フォミリーマートのコンビニ各社でも買えるご当地グルメです。とろろ昆布の種類や具材がそれぞれ違うのも面白いんです。思わず食べ比べてしまいました。
【富山おすすめ土産】独特のくちどけにやみつき!手土産にもぴったり銘菓「月
Aug 7th, 2023 | Sayaka Miyata
明治30年創業の月世界本舗のお菓子「月世界」。真っ白で美しい見た目と、独特のくちどけ、優雅な味わいを楽しめる、富山を代表する銘菓です。上品なパッケージ入りで、2個ずつ個包装もされているので、お土産ギフトやばらまき土産にもぴったり。そんな富山のおすすめ土産「月世界」を、実食ルポでご紹介します!
【富山県おすすめ土産】薬玉を模したユニークな越中銘菓「反魂旦」実食ルポ
Jul 30th, 2023 | TABIZINE編集部
富山の老舗和菓子屋「菓匠 美都家」の銘菓「反魂旦(はんごんたん)」。富山の有名な薬「反魂丹」にちなみ、薬玉を模した形をしたユニークなお菓子です。レトロなパッケージや、昔懐かしの紙風船もついていて、風情たっぷり。未開封で30日間日持ちするので、お土産にもぴったりです。今回は、そんな富山のおすすめ土産「反魂旦」を実食ルポでご紹介します。
【富山県おすすめ土産】雪のような美しさと繊細なくちどけ「鹿の子餅」実食ル
Jul 21st, 2023 | Sayaka Miyata
1889年創業の老舗・不破福寿堂の銘菓「鹿の子餅」。白い餅の中に蜜漬けにした金時豆をあしらったお菓子です。今回は、そんな「鹿の子餅」を実食ルポでご紹介。雪のような真っ白で美しい姿と、ふわふわ柔らかな口当たり、上品な味わいで、お土産ギフトにもおすすめですよ。
【富山県「道の駅 雨晴」が絶景すぎた】まるで海外!映えグルメやソフトクリ
Jul 14th, 2023 | kanoa
富山県の雨晴海岸(あまはらしかいがん)は、日本の渚百選に選ばれている美しい景勝地。富山県高岡市北部に位置し、能登半島国定公園に含まれています。この美しい海を望む絶景すぎる道の駅があるのをご存知でしょうか?その名も「道の駅 雨晴」。なんだか縁起がいい感じがするこの道の駅の、絶景ポイントやおすすめグルメを現地からご紹介します!
【富山のご当地パン】昆布の消費量日本一!「昆布パン」は一体どんな味?|富
Jul 13th, 2023 | Sayaka Miyata
富山県を代表するご当地パンのひとつ「昆布パン」。富山県民一人当たりの昆布消費量が日本一で、昆布好きが多いことから生まれたものだそう。昆布とパンというなんとも珍しい組み合わせ。一体どんな味なのでしょうか。実食ルポでご紹介します! 数日ですが日持ちもするのでお土産にもできますよ。
【富山お土産実食】薄くて繊細な「T五」に可愛いねこ型が登場!限定フレーバ
Jul 10th, 2023 | とろ
2013年の観光庁主催「世界にも通用する究極のお土産」に選出されたこともある、五郎丸屋の「T五(ティーゴ)」。薄くて軽いお菓子で、口に入れると溶けるような食感が魅力なのだそう。通常は丸い形ですが、期間限定の猫シルエットバージョンを発見! 可愛らしい5枚の猫ちゃんを実食していきます。