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【石川・富山わざわざ行きたいレストラン5選】食通を唸らせる北陸の美味!小松市・岩瀬地区・秘境まで

Posted by: Miki D'Angelo Yamashita
掲載日: Mar 7th, 2024.

食通にとって、今、石川・富山は美食の最先端の地になっています。北陸の山・海・里の幸をふんだんに使ったご馳走三昧の旅が楽しいエリア。わざわざ行きたい美食処も目白押しです。能登半島地震の影響で苦戦している飲食店を応援するためにも、美食の旅に出てみませんか。日本各地の食を長年取材してきた中でもイチオシの石川・小松市、富山・岩瀬地区と秘境のレストラン5軒をご紹介します。

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石川県で美食家たちが今いちばん着目するエリアは小松市

石川県で、美食家たちが今いちばん着目するエリアが小松市。空港のある、北陸の玄関口です。今回おすすめするのは、食通たち御用達の2軒。

和食とスペイン・イタリア料理の融合を楽しむ「SHÓKUDŌ YArn(ショクドウ ヤーン)」

1軒目は小松空港からタクシーで20分、もしくはJR北陸線の小松駅からタクシーで10分ほどの住宅地にシュールに佇む黒塗りの建物が異彩を放つ「SHÓKUDŌ YArn(ショクドウ ヤーン)」。

窓もなく中の様子がうかがい知れない扉を開けると驚愕、巨大なオリーブの古木が店の中央で迎えてくれます。ガラス張りのキッチンと客席には、陽の光が燦々と降り注ぎ、外観からは予想もできない明るさです。

SHÓKUDŌ YArn(ショクドウ ヤーン) シェフ

シェフは、米田裕二さんと米田亜佐美さんのご夫妻。スペインやイタリアの星付きレストランなどで修業、帰国後、2015年に亜佐美さんの実家の撚糸工場跡をレストランに改装し、モダンなスペイン&イタリア料理をベースに日本の家庭料理などを独創的に融合させたコースを楽しむことができます。

SHÓKUDŌ YArn(ショクドウ ヤーン) 料理
©︎SHÓKUDŌ YArn

席に着くとテーブルには、ダジャレ満載の料理名が連なるメニューが置かれています。たとえば、「一二九十二九」は、「いちじくとにく」と読み、能登牛ランプ肉にすき焼きの割下風いちじくが添えられています。

何やら実験器具をゲストのテーブルに運び、料理を仕上げることも。ひと皿ひと皿が驚きと笑いに満ちたおいしさに、一度行くと虜になること間違いなしです。
 

SHÓKUDŌ YArn(ショクドウ ヤーン)
石川県小松市吉竹町1-37-1
0761-58-1058
ランチ 12:00-14:30、ディナー 18:00-23:00
ランチ 12,000円、ディナー 18,000円(税込・サービス料別)
https://shokudo-yarn.com/

田園の中の廃校をコンバージョンした「オーベルジュオーフ」

「オーベルジュオーフ」は、小松市の田んぼの真ん中に立つ廃校になった小学校をコンバージョンし、宿泊施設とレストランに蘇らせた話題のオーベルジュです。田園が広がる里山の風景が眺められる3階建ての校舎の1階、職員室だった場所にレストランのダイニングがあります。

田園の中の廃校をコンバージョンした「オーベルジュオーフ」 糸井シェフ
© AUBERGE EAUFEU

シェフの糸井 章太さんは、フランス・アルザス地方の名店で修業、帰国後は、兵庫県芦屋の名店で腕を振い、2018年には35歳以下の料理人を対象にしたコンクール「RED U-35」で最年少の26歳でグランプリを受賞した実力派。

田園の中の廃校をコンバージョンした「オーベルジュオーフ」 ラベンダー ローズマリー

仕込み水は霊峰白山の雪解け水を使い、周囲の自然を歩いて探した野草や山菜、ドジョウとサワガニなどの地元の食材をフランス料理に仕立てます。レストランのみの利用も可能なので、金沢観光の機会に足を伸ばしてみてもいいですね。教室を改築した客室は、全室インテリアが異なるので、次回は違う部屋に泊まってみたくなるかもしれません。
 

オーベルジュオーフ
石川県小松市観音下町口48
0761-41-7080
オーベルジュ宿泊
37,500円〜(夕食・朝食付き)2名1室利用の1名料金

レストラン
ランチ 土日祝のみ営業
12:00~15:00 / L.O. 12:30
19,800円(税込・サービス料別)
ディナー 月・火・水曜
定休日(祝日の場合は営業)
17:30~22:00 / L.O. 19:00
19,800円(税込・サービス料別)
*JR北陸本線小松駅より車で約20分 。小松駅からオーフまでの定額制運賃(片道5,300円)も利用可能。連絡先:0120-870-887(小松タクシー株式会社)
https://eaufeu.jp

ミシュラン星付きレストランが集まるレトロな街並みが人気の富山市岩瀬地区

ミシュラン星付きレストランが集まるレトロな街並みが人気の富山市岩瀬地区
©︎ traction / Shutterstock.com

富山駅北口の「ポートラム(路面電車)」で約20分、レトロな町並みが人気の「岩瀬エリア」にあるおすすめ2軒、最後に富山の山奥の秘境レストランをご紹介します。岩瀬へは、「富岩水上ライン」で、富岩運河環水公園から、岩瀬カナル会館まで約1時間のリバークルーズも趣きがあります。

江戸時代後期から明治時代にかけて北前船の交易で栄えた町で、廻船問屋が立ち並んでいます。国指定重要文化財「北前船廻船問屋 森家」では、建物の構造や展示物を案内してもらえますので、土地の歴史を垣間見ることができます。

風情ある町並みを散策すると、レトロなお店が軒を連ねています。ぜひ、訪ねたいのは、岩瀬大町通りの中央にある「つりや東岩瀬」。大正時代に当時診療所として使われていた建築をフルリノベーションし、1階に物販・喫茶スペース、2階には一日一組の宿としてオープンしました。岩瀬地区で夕食をとるなら、移動せずに宿泊できて便利です。店舗では、魚介保存食を始めとする、国内外作られている調味料や保存食、オイル漬け燻製や富山の郷土料理である昆布締めなど地元ならではのおみやげを買うことができます。

喫茶スペースもあり、東岩瀬の酒蔵 桝田酒造店の「満寿泉(ますいずみ)」、氷見(ひみ)の「SAYS FARM(セイズファーム)」のワインなどを、富山のアーティスト作の器で楽しむことができます。

岩瀬は白海老漁の本場で、解禁される春になると新鮮な白海老料理が味わえるお店も多数。町の散策のおともには、「大塚屋」の名物、生地にたっぷりの粒餡が包まれた三角どらやきをどうぞ。

豪奢なお屋敷、庭園を眺めながら富山の旬を楽しむ「御料理ふじ居」

豪奢なお屋敷、庭園を眺めながら富山の旬を楽しむ「御料理ふじ居」

岩瀬の町並みを歩いて、桝田酒造の蔵を過ぎると現れる豪奢なお屋敷が「御料理ふじ居」。大将の藤井寛徳さんが、郷土愛たっぷりの日本料理を披露してくれます。

店名が記された格調高い暖簾をくぐり、庭を抜けて引き戸を開けると、掘り炬燵式のカウンターに案内されます。目の前の窓からは圧巻の庭園。

富山 岩瀬 「御料理ふじ居」 料理
©︎Oryouri Fujii

使用する食材はほとんど地元の生産者から直接仕入れ、藤井さんが繰り出す匠の技を満喫できます。冬には、氷見の寒ブリや新港漁港の蟹、春には蛍烏賊や白海老を満喫。灯りが落とされたなかで、青い光を放つ蛍烏賊のプレゼンテーションには感動することでしょう。

良質な水に恵まれ、酒どころとしても知られる富山。食事に合わせた満寿泉や富山・氷見市「SAYS FARM(セイズ ファーム)」のワインなどのお酒とともに富山の美味を堪能してください。
 

御料理ふじ居
富山県富山市東岩瀬町93
076-471-5555
昼 12時〜15時(一斉スタート)
夜 18時〜22時(19時最終入店)
昼、夜 27,500円(税込・サービス料別)
定休日 月曜日、第3週火曜日
https://www.oryouri-fujii.jp/

 劇場型のモダンキュイジーヌ、「カーヴ・ユノキ」

岩瀬の豪奢な屋敷が並ぶ一角、森家の土蔵群にある「カーヴ・ユノキ」。カウンターに座り、目の前で熾火の焼き窯を眺めながら食事を楽しむ劇場型のレストランです。築100年の蔵(カーヴ)を改装した広々とした店内は、天井の梁や柱が美しく、重厚感がありながらも友人宅に招かれたような安らぎの空間。岩瀬はクリエイターが多く、地元のガラス作家や陶芸家、木彫家などの作品がいたるところに飾られています。

劇場型のモダンキュイジーヌ、「カーヴ・ユノキ」
©︎Cave Yunoki

富山出身のシェフ、柚木栄樹 (ゆのき えいじゅ)さんは、地元の食材を知り尽くし、漁師や生産者から使用する食材を直接仕入れます。専用の焼き窯でじっくりと焼き上げるジビエをはじめ、フレンチをベースにジャンルを超えた独創的な料理に舌鼓。料理・器・空間すべてが富山の美で彩られています。

 

カーヴ・ユノキ
富山県富山市東岩瀬町102 森家土蔵群二番
076-471-5556
ランチ 水~日 12:30〜 15:30
火~日 ディナー 18:30〜 22:00
定休日 月曜日  22,000円(税込/サービス料10%別途)
https://caveyunoki.com/index.html

富山の秘境にありながら美食家がこぞって集う

北陸の食材を進化させた秘境の前衛地方料理「レヴォ Cuisine régionale L’évo」

富山・利賀村の消滅集落に造られたオーベルジュは、冬には3メートルの雪が積もるという山奥にありながら、ローカルガストロノミーの雄として、美食家がこぞって集うレストランです。

レヴォ Cuisine régionale L'évo シェフ

ダイニングに足を踏み入れると、渓谷の豊かな自然を望む広大なオープンキッチンには谷口英司シェフの姿。富山の食材に魅せられて、関西からこの地に辿り着きました。フランス料理哲学と土地の食文化をかけ合わせて生まれた前衛料理は、唯一無二の食体験。飼料を指定して育てた鶏の中に、鶏モモ肉とムネ肉、熊の脂、餅米が詰め込まれた「L’evo鶏」などエッジが効いたスペシャリテや近隣で獲れるジビエ料理も魅力です。

レヴォ Cuisine régionale L'évo 料理

3棟あるコテージは、昔の家具や建具を再利用し、現代風にデザインした空間。自然の中で美食にだけ向き合う贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
 

レヴォ Cuisine régionale L’évo 
富山県南砺市利賀村大勘場田島100
0763-68-2115
ランチ 12:00/12:30、ディナー18:00/19:00 
※要予約。提供はコース料理のみ。22,000円(税・サ別)
定休日 水曜 ※8月上旬に夏季休業あり
5コテージ宿泊料 タイプ別に40,000円、50,000円、70,000円(税・サ別、朝食別途3,500円)
https://levo.toyama.jp/

 

石川・富山は、観光スポットもたくさんありますから、グルメ三昧の合間には、歴史遺産や美術館にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。桜の季節には富山の松川のリバークルーズもおすすめです。
 
[Photos by Miki D’Angelo Yamashita]


 

Miki D'Angelo Yamashita

Miki D'Angelo Yamashita ジャーナリスト
コロンビア大学、パリ政治学院修士。新聞社勤務、記者、週刊誌、書籍編集者歴任。外交、国際政治、舞台芸術、食、旅、映画、アートなどを担当。旅ガイド本多数編集。親の転勤が多く、国内外の各地で育つ。世界の島巡り好き。


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