海外から不思議がられる日本人の世界一周旅行7選〜無類の鏡張り好き!?〜

Posted by: Nao

掲載日: Sep 6th, 2016

海外旅行が一般的になった昨今、もう夢ではなくなった「世界一周」。広い世界を自分の目で見るために、仕事や学校を休んで世界一周に旅立つ人も少なくないのではないでしょうか。

一方で、海外を旅する外国人にとっては「日本人の世界一周」がちょっと不思議に感じることもあるようです。今回は実際に世界一周をした筆者の外国人の友人から聞いた声を集めてみました。

治安が悪いエリアや危険地帯にあえて訪れる

海外から不思議がられる日本人の世界一周

未知の世界を知るのが醍醐味の旅ですが、治安が悪いとされるエリアや地元の人でさえ立ち入らない場所に「敢えて行った」と言う日本人旅行者が意外と多いようです。

治安の良い日本から飛び立つと冒険心や好奇心がいっそう芽生えてしまうのかもしれませんが、自ら危険な場所に訪れたという自慢話は、外国人旅行者にとっては決してすごいことではなく、むしろ「お前バカか?」と感じてしまうのだそう。

日本人宿に入りびたる

海外から不思議がられる日本人の世界一周

世界各国に点在する日本人が経営する「日本人宿」。日本食を味わえたり、日本語で情報交換ができる場所は旅行者にとっては心強いのですが、この日本人宿に入りびたる日本人も少なくないのだとか。「せっかく世界を旅しているのに、なぜ日本人同士で群れるんだ。地元の人や他の国の旅行者とコミュニケ―ション取らないのはもったいないのでは?」と首を傾げる外国人旅行者も多いのだそうです。

場所によっては長期間滞在する日本人もいて、なぜかリーダーぶって横柄な態度で接してきたり、聞いてもないのに旅自慢をしてきたりと、面倒な一面もあるのだとか。時にはほっと一息できる日本人宿ですが、せっかくの世界一周の旅、ずっと日本人同士で群れてしまっていては少々もったいないかもしれませんね。

マリファナや風俗エピソードを自慢気に語る

海外から不思議がられる日本人の世界一周

海外へ旅すると非日常の雰囲気に飲み込まれてしまうのか、地域によってはマリファナを吸ったり、風俗を利用する日本人旅行者も一部にいるのだそう。さらにそのエピソードを自慢気に語る人も少なくないのだとか。

ですがマリファナや風俗が合法な国もあれば、立派な犯罪となる国もあります。異国での夜遊びは楽しいものですが、度を過ぎると身の危険につながることも。たとえ合法だとしても、不純な会話を他の旅行者に自慢して不快な思いにさせたり、品性を疑われるような行為は避けたいところです。

鏡張りが大好き

海外から不思議がられる日本人の世界一周

「アジア人、なかでも日本人は無類の鏡張り好き」という声を聞いたことがあります。世界には息を呑むほど美しい鏡張りが見られますが、実は欧米人はそれほど感動しないのだとか。雨季のボリビア・ウユニ塩湖では絶景の鏡張りに出会えますが、感動するのはほとんどが日本人をはじめとするアジア人なのだそう。欧米人はトリックアートが楽しめる乾季の真っ白な大地が広がるウユニ塩湖を好む傾向にあるようです。

湖に映る逆さ富士、池に映る花々に親しんできた日本人にとって、鏡張りは特別な自然美なのかもしれませんね。

食費を節約しすぎている

海外から不思議がられる日本人の世界一周

世界一周は当然ながらお金がかかるものですが、「食費さえも節約しすぎている日本人が多い」という外国人旅行者からの声をよく耳にします。費用を浮かせるために、1日1食にしたりジャンクフードやお菓子で食事を済ませる人も少なくないのだそう。

「気が合いそうだから一緒に食事したかったのに、レストランに誘ったら断られた」という話も。旅は体が資本。健康やコミュニケーションのためにも「食」は節約しすぎずに上手に楽しみたいところです。

身なりが汚い

海外から不思議がられる日本人の世界一周

長旅をしていると身なりに気を使わなくなってしまいがちですが、あまりにも服装が汚れていたり、髪はボサボサ、ヒゲが伸び放題の状態になっている日本人旅行者が意外と多い、という声を時々耳にします。

海外では日本以上に見た目である程度判断されてしまいがち。バックパッカースタイルでも最低限の清潔感や身だしなみには気をつけたいところです。

あっという間に次の目的地へ行ってしまう

海外から不思議がられる日本人の世界一周

「多くの日本人はあっという間に次の街へ移動してしまう」という外国人からの驚きの声をよく聞きます。筆者の友人達の話では、1つの国につき2週間〜1か月はじっくり回るという人が多いようです。

ですが毎日忙しい日々を送る我々日本人、限られた時間での世界一周の旅では、少しでも多くの国や街を訪れたくなってしまう傾向にあるのかもしれません。

もはや「夢」ではなくなり、より身近になった世界一周。
楽しみ方やこだわりは人それぞれですが、トラブルや病気には十分気をつけて、未知の世界を心と体で感じたいものですね。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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