世界一周航空券でこんな旅【5】世界のグルメを満喫する旅

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Oct 10th, 2016

TABIZINEライターの坂本正敬です。世界一周航空券をご存じですか? 過去記事「33万5000円で世界を周遊!?「世界一周航空券」の基本をおさらい」でも触れた通り、世界規模でパートナーシップを結ぶ航空会社のネットワークを駆使して、世界一周の旅を可能にしてくれるチケット。この連載では、世界一周航空券を提供するスターアライアンスが提案する世界一周旅行のルートを追ってみたいと思います。

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第5回は世界の食を満喫する旅。

世界一周航空券を用意するスターアライアンスが提案する世界のグルツアーですね。目的地はどこになるのでしょうか?

世界一周航空券でこんな旅【5】世界のグルメを満喫する旅
そこで今回は日本を出発し、太平洋に浮かぶ島ハワイから旅をスタートしたいと思います。

1:日本→アメリカ/ハワイ、ヒューストン、ニューヨークのグルメ

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最初はハワイなど、太平洋諸島の国々で食べられているロミロミサーモン。塩を振った生のサーモンとトマト、その他に甘いタマネギやキュウリなどをサイコロ状にカットして混ぜ合わせたサラダです。

ちなみにロミロミとはハワイ語でマッサージ。サーモンやトマトを手で混ぜるところから、由来しているのだとか。同じ米国のテキサス州ヒューストンでは、アメリカ伝統の南部料理が提案されています。フライドチキンやマッシュド・ポテト、スウィート・ポテト・パイなど。アフリカ、イングランド、スコットランド、アイルランド、ネイティブ・アメリカなど、さまざまな食文化が混ざった料理ですね。

また、ニューヨークでは世界各国から集まる料理を取り込んだ、食のコラボレーションを楽しむべきだと提案されています。ハワイ→ヒューストン、ニューヨークとアメリカを西から東に移動してみてくださいね。

2:アメリカ→フランス/リヨン風ソーセージ

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次は大西洋を越えて、ヨーロッパ大陸へ。スターアライアンスが提案する次なるグルメは、フランスのリヨン風ソーセージです。リヨンとはフランスの南東部、スイスやイタリアの国境寄りにある町ですね。そのリヨンの名物グルメがソーセージ。こちらのソーセージは種類によってはピスタチオなどが入っていて、とてもおいしいですよね。ビールのつまみとしていただいてみては?

3:フランス→トルコ/ケバブ

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次はヨーロッパと中東を結ぶ都市、トルコのイスタンブールが目的地。スターアライアンスが提案するグルメは、ケバブですね。日本でも移動式の販売車でケバブを打っているトルコ人を見かけます。縦置きグリルの近くで、垂直に積み上げた肉の塊を立てたまま回して焼くあのスタイルは、ドネルケバブと言います。ケバブの一種ですね。

最もスタンダードなケバブのスタイルは、シンプルな肉の串焼き。世界三大料理の1つ、トルコ料理を代表する食べ物ですね。

4:トルコ→インド/パラタ

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次はトルコからインドの首都デリーへ。スターアライアンスが提案するグルメは、インドの主食であるパンの一種、パラタになります。小麦を丸ごと潰して粉にした、アタ粉と呼ばれる全粒粉を使った食べ物ですね。ぬるま湯でこね、円形に伸ばして油をぬり、折りたたんで焼いた生地になります。インドの人がまさに日常的に口にする食べ物。こちらも確かに絶品ですよね。

5:インド→韓国/カルビ

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次に提案されている料理は、お隣韓国の首都ソウルで味わうカルビ。カルビとはそもそもバラ肉を意味するそうです。知っている人には常識かもしれませんが、バラ肉を使った料理をそれぞれカルビグイ(焼肉)、カルビタン(スープ)、カルビクッパ(雑炊)というみたいですね。

ちなみに英語表記はGalbiと書かれたり、Kalbiと書かれたりします。現地の言葉では갈비。お店探しの際に参考にしてみてくださいね。

6:韓国→香港/ビーフブリスケット

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しばらく、東アジアを巡る旅が続きます。韓国だけでなく、香港のビーフブリスケット(牛の肩ばら肉)を使った料理も提案されていました。どうして香港でビーフブリスケットなのかは分かりませんが、あるいは香港国際空港にはビーフブリスケットのヌードルをおいしく食べさせてくれる有名レストラン『翠華餐廳』があるからかもしれませんね。

7:香港→台湾/小籠包

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旅の最後は香港の台北へ。スターアライアンスは小籠包を世界の絶品グルメとして提案してくれています。こちらに関して、異論のある日本人は少ないはず。薄皮の中に包まれている熱々の具とスープは最高ですよね。日本人の舌にも合う小籠包。旅の最後で疲れた胃袋には優しい食べ物ですね。

以上、スターアライアンスが提案する世界のグルメ巡りのコースを紹介しましたが、いかがでしたか? ちなみにスターアライアンスが提案する世界のグルメ旅の中には、大阪(関西)の神戸牛も含まれています。関西国際空港に帰ってきたら、最後に神戸牛をいただいて旅の締めくくりとしてみては?

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[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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