【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Oct 19th, 2016

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

日本と同じように海に囲まれた島国、キューバ。キューバで思い浮かべるものは、カリブ海。カストロとチェゲバラ。作家のヘミングウェイ。アメリカのクラシックカー。ハバナ葉巻。キューバン・サンドイッチ。冷えたモヒート、ダイキリ。野球好き。

アメリカと半世紀以上ぶりに国交回復したキューバ。変わっていくであろう国、そして変わって欲しくないノスタルジアの国。キューバの魅力とは。

夢で見たような景色 オールド・ハバナ

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

1982年に世界文化遺産に登録されたオールド・ハバナ(La Habana Vieja)。カラフルに彩られた壁、作家ヘミングウェイも歩いた街並み、アメリカのクラシックカーが走るノスタルジー。夢で見たような、どこか懐かしい街並みです。

アメリカン・クラシックカー

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

街を走るアメリカのシボレーやビュイックなどのクラシックカー。1959年のキューバ革命以降、キューバとアメリカは国交断絶。アメリカの経済制裁によりアメリカ車両の輸入が封じられたため、古い車を大切に乗り続けていたのです。

カラフルなクラシックカーは、現在は主に観光客相手のタクシーとして使用されており、乗ることが出来ます。

キューバ最大のカリブ・リゾート バラデロ

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

ハバナ市内から車で2時間ほどのバラデロ(Varadero)。オールインクルーシブのリゾートホテルが並ぶ華やかさ。白砂、遠浅の静かな海で、カリブ海を満喫。海と戯れるのに疲れたら、バーで喉を潤して。

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

ハネムーンにも人気だそうです。

世界有数の透明度を誇るビーチ カヨココ島

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

キューバ本島南部に位置するカヨココ(Cayo Coco)島。ハバナから遠く、アクセスこそよくありませんが、世界有数の透明度を誇るビーチと美しいサンゴ礁があります。海から上がれば、冷たいダイキリやモヒートが待っています。

キューバの美味

ロブスター
【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

周りを海に囲まれたキューバでは、輸出するほどロブスターが豊富に獲れます。

モヒート
【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

キューバ発祥のモヒート。キューバ名産のラム酒とライム、ミントの爽やかさが夏にぴったり。

キューバン・サンドイッチ
【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?
(C) facebook/Chef

キューバスタイルのローストポークとチーズのサンドイッチ。官能的なほど美味しそうなシーン満載の映画「シェフ」で、日本でも人気に火がつきました。TABIZINEでも、あの絶品キューバサンドのレシピを本気で再現してみたこともあります。

ハバナ葉巻
【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?

キューバ産のハバナ葉巻は最高品質。火をつける前の香りは、ラム漬けのレーズンのような甘さ。そしてスモーキーな香ばしさ。後半にはスパイスを感じると表現する人もいます。微妙な変化が感じ取れる大人にふさわしい、紳士の楽しみ。

【カラフルなデジャヴの魅惑】キューバってどんなとこ?
バラデロビーチ
the dream beach of varadero

他にも、賑やかなのにちょっと切ないキューバン・ミュージック、朝に飲む甘い濃厚なエスプレッソなどキューバの魅力はいっぱい。オールインクルーシブのホテルでキューバの美味とカクテル三昧もよし、一般家庭に泊めてもらうカサ・パルティクラル(CASA PARTICULAR)も楽しそうです。

筆者は、ニューヨークでキューバ人のホセという同級生がいました。彼は、キューバから離れアメリカ人と再婚した父親に招かれて、国交回復前に渡米していました。仕事と勉強を両立させ教師に対しても従順な彼の態度は、好ましく印象的でした。キューバが豊かな国ではないにも関わらず、大学までの教育費が無料という教育に力をいれた国柄なのだと知り納得がいったものです。

キューバは中南米の中では、もっとも治安が良いとされます。観光が大きな収益のため、外国人に対して犯罪を行ったキューバ人への罰則が厳しいため。そうはいっても、世界一治安の良い日本とは違う外国という意識は忘れず、旅したいものです。

外務省 海外安全ホームページ

感染症危険情報 
安全対策基礎データ

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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