無料で楽しめる鉄板イルミネーションスポット、今回は関西編。大阪、京都、神戸の三都市で外せないイルミネーションスポットをまとめたいと思います。一部に募金が必要なスポットはあるものの、基本的に全て無料で観られる絶景ばかり。
関西在住者はもちろんですが、関西に旅行に出かける人も、ぜひとも立ち寄ってみてくださいね。
1:神戸ルミナリエ 2016年12月2日~12月11日
神戸で、というより関西、むしろ日本で最も有名なイルミネーションと言えば、神戸ルミナリエを挙げる人は少なくないはず。2016年で第22回の歴史を誇るイベントですね。
スタート時の1995年には阪神・淡路大震災がありました。その復興の願いを込めてスタートした光の祭典。うつむく人々に空を見上げさせるきっかけを与え、多くの被災者を励ましてきた歴史があります。
期間は2016年12月2日~11日。会場は元町駅の近く、旧外国人居留地と東遊園地ですね。他のイルミネーションイベントと違って期間が短いです。思い立ったらすぐ出かけたいですね。
2016(平成28)年12月2日(金)~12月11日(日)
月~木曜日:18:00ごろ~21:30
金曜日:18:00ごろ~22:00
土曜日:17:00ごろ~22:00
日曜日:17:00ごろ~21:30
※混雑状況により点灯時間の繰り上げあり
※荒天の場合は点灯されない場合もあります
2:OSAKA光のルネサンス2016 2016年12月14日~12月25日
次は大阪。堂島川と土佐堀川という2つの川に挟まれた中州(中之島)にある大阪市役所や府立中之島図書館、中之島公園などをメイン会場として行われる、水辺と緑を生かしたイルミネーションイベントですね。
このイベントでは掲載した写真のようにプロジェクションマッピングなども楽しめます。まさに大阪を代表するイベントですので、関西方面へ出張などで出かけた際にも、立ち寄っておきたいですね。
3:御堂筋イルミネーション2016 2016年11月20日~2017年1月9日
大阪と言えば、御堂筋イルミネーションも外せません。御堂筋とは大阪の中心部を南北に貫くメインストリート。その街路樹が梅田からなんばまで、約4kmにわたってライトアップされます。
筆者も仕事でときどき御堂筋を歩きますが、とにかく距離が長いですので、思う存分楽しめていいですよね。自動車で通り抜けても、ほどよく渋滞していますので、たっぷりと満喫できます。
ちなみに先のOSAKA光のルネサンス2016と御堂筋イルミネーション2016は、大阪・光の饗宴2016という同じ大規模イベントのプログラムの一環になります。大阪の町全体を一体的に光で包み込もうという試み。
クリスマスまでは開催期間が重なっていますので、大阪で2つのイルミネーションを楽しむ手もありですね。
4:京都・嵐山花灯路2016 2016年12月9日~12月8日
京都にもさまざまなイルミネーションがありますが、やはり京都らしい、京都でしか見られないイベントと言えば、京都・嵐山花灯路。京都市内の人気スポット、嵯峨・嵐山で行われるライトアップイベントになります。
路地にあんどんや生け花が置かれ、桂川にかかる渡月橋(とげつきょう)や竹林の小径も併せてライトアップされています。期間は2016年12月9日~18日とそれほど長くはありませんが、冬の京都を楽しみに、ぜひとも出かけたいですね。
以上、関西の無料で観られる鉄板のイルミネーションを紹介しましたが、いかがでしたか? 神戸ルミナリエに関しては募金が必要になりますが、あの輝きや歴史的背景を考えれば「もちろん募金する」といった気持ちに自然となれるはず。
同じ神戸で言えば、神戸ガス燈通りのイルミネーションも人気ですよね。JR神戸駅の近く、駅から見ると神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールのある海の方に向けて、街路樹が美しく整備された神戸ガス燈通りが続いています。
このイルミネーションの特徴は、1日3回(20時、21時、22時の1分前)行われる消灯になります。1分間の沈黙の後に行われる再点灯はまさに見もの。期間は通年で日没から点灯していますので、他のイルミネーションを見に関西に訪れた際には、併せて足を運んでみては?
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