今回は、今からでも間に合う弾丸旅行、伊勢神宮への旅。
2013年、20年に1度の「式年遷宮」の年を迎えた伊勢神宮。昨年の伊勢志摩サミットでは各国首脳が訪問したことでも大きなニュースとなりました。東京からだとやや遠いイメージがあるものの、朝早く出発すれば日帰りでも十分参拝可能。今回は筆者が実際に体験した、伊勢神宮への弾丸一人旅をご紹介しましょう。
お得な新幹線チケットを利用

今回はJR東海ツアーズのお得な日帰りチケットを利用。通常料金で東京・名古屋往復22,580円のところ「日帰り1day 行っトクか!名古屋」だと、往復16,000円と格安。
さらに名古屋駅の東海キヨスクで使える3,000円分のお買い物券もセットになっているのでかなりお得。行きは早朝限定など乗車できる便は限られてしまうのですが、むしろ時間を有効に使えるのでなかなか便利なチケットかと思います。

6時54分、品川駅発のぞみ295号。旅のためなら早起きも全然苦ではありません!

8時30分、名古屋駅着。
名古屋からは近鉄特急

8時50分、近鉄特急にて伊勢市駅へ向かいます。

10時12分、伊勢市駅到着。

10時20分、伊勢市駅近くにある「山口屋」到着。参拝前ですが遅めの朝ごはん。早速名物伊勢うどんをいただきます。ふわふわ極太麺と濃厚なタレが絶品!
伊勢神宮参拝は外宮から

10時50分、「外宮」到着。伊勢神宮は「外宮」と「内宮」に分かれており、外宮をお参りした後に内宮をお参りするのが昔からのならわしのようです。外宮は伊勢市駅から徒歩10分くらい。

内宮と外宮のご祭神は異なり、内宮は天照大御神、外宮は豊受大御神が祀られています。豊受大御神は、内宮の天照大御神のお食事を司るために招かれ、衣食住、産業の守り神としても崇敬されているのだそう。深い緑に包まれた参道を歩くと、ただそれだけで心が洗練されます。

外宮の中心となる、荘厳な雰囲気の豊受大神宮。

続いて内宮に向かいます。外宮の目の前にあるバス停からバスに乗って内宮へ。所用時間は約20分。

11時50分、「内宮」到着。

青々とした巨大な樹木に覆われた参道。テレビや雑誌で幾度となく見てきた光景ですが、訪れなければわからない厳粛で神々しい雰囲気に感動!

石段を上がった高台に鎮座する皇大神宮。
食べ歩きがとにかく楽しい!おはらい町

13時、内宮の門前町でもある「おはらい町」。江戸時代の街並みを再現した通りで、お土産屋やお食事処が軒を連ねています。食べ歩きもたっぷり楽しめますよ。
時間に余裕があれば訪れたい、夫婦岩

14時半、内宮前からバスに約30分揺られて「二見興玉神社」に。こちらは縁結び・良縁祈願のパワースポットとして有名な「夫婦岩」。海から突き出た大小の岩が、夫婦が寄り添うように見えることから名付けらたようです。

15時40分、二見興玉神社からバスに乗って鳥羽駅に。近鉄特急に乗って名古屋駅へ。(17時21分名古屋駅着)
充実した観光を終え、新幹線で東京へ

19時55分、名古屋発のぞみ50号にて東京に戻ります。(21時26分品川駅着)
宿泊してももちろん充実した旅になると思いますが、日帰りでもたっぷり満喫できた伊勢神宮への旅となりました。日帰りなので着替えなどの荷物もいらず、気軽に行けるのもいいところです。忙しい毎日にちょっと疲れたら、伊勢で心の浄化をしてみてはいかがでしょうか?
[All Photos by Nao]
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Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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