筆者がはじめて台湾を訪れたのは約9年前。それからも何十回と日本と台湾を往復しているのですが、はじめて訪れた時と今とではだいぶ台湾も変わったなぁと思います。
きっと、数年前に台湾旅行に行ったことがあるけどしばらく行ってないなぁという方は、その変化にびっくりしてしまうかも。この記事では、台湾リピーターの筆者が数年前の台湾と今を比較して変わったな、と感じる点を6つ挙げてみます。
地下鉄MRTの路線が拡大
筆者がはじめて台湾に行ったときの台北MRT路線図は、今よりもずっとシンプルだったように思います。ここ数年で松山駅へと向かう松山線ができたり、台北101駅を通って象山駅へと向かう信義線ができたりと、今までバスやタクシーで赴いていた場所にもMRTで簡単にアクセスできるようになりました。MRT路線は現在も拡大を続けており、移動がますます便利になることでしょう。
トイレがきれいになった
はじめて旅行した時と今とでは、トイレのきれいさがぜんぜん違うなと感じます。昔はトイレに行きたくても駅のトイレはあまり利用したくないなと感じていましたが、今は安心して利用できます。特に新しくできたMRT駅のトイレはとてもきれい。
もちろん日本のトイレほど高機能ではありませんが、清潔感に関しては数年前と比べてかなり改善されていっているように感じます。また、以前は「トイレットペーパーを流さないでください」という表示がほとんどでしたが、最近では「流してください」という表示を多く見かけるようになりました。
物価が上昇
台湾の方もよく言っていることですが、ここ数年で台湾の物価はどんどん上昇しています。旅行者の立場から物価の上昇を感じるのは、レストランや食堂での食事料金かもしれません。
例えば、数年前に筆者がはじめてお店を訪れた時は一セイロ90元だった小籠包が、現在は120元まで上がっていたということも経験しました。人気が出てきたからという理由もあるにしても、ここ数年で値上げを行った食堂は地方都市でも多く見かけます。
レンタル自転車「Ubike(ユーバイク)」が至る所に
筆者が台湾にはじめて訪れた時は、自転車に乗っている人はほとんど見かけませんでした。今は街の至るところでレンタル自転車「Ubike(ユーバイク)」に乗っている人を見かけます。Ubikeの駅もここ数年でどんどんと増えていき、台北市内だけでなく地方都市までも自転車で移動できるようになりました。
次はカフェやブランチ店などおしゃれなお店についてです。
おしゃれな朝ごはん・ブランチ店やカフェの増加
台湾ではここ数年で、おしゃれな朝ごはん・ブランチ店やカフェがぐっと増えてきているように感じます。台湾では近年コーヒー好きの方が増えているのか、コーヒーショップやカフェの店舗数も拡大傾向にあります。インスタ映えを意識したお店など、女子旅や一人旅にぴったりなお店もたくさん。台湾旅行中にちょっと休憩したいな、という時にも気軽に立ち寄ることができます。
日本台湾間のLCC路線の増加
ここ数年で日本台湾間のLCC路線がどんどん増加しています。以前はLCCといえば関西国際空港や成田国際空港まで行かないと乗れないイメージでしたが、現在では日本各地からLCCの台湾路線が出ています。行き先も桃園国際空港だけでなく、松山空港や高雄国際空港行きのフライトも多くあり、これまでよりも安く手軽に台湾各地への旅を楽しめるようになりました。
台湾は海外旅行先として日本人にも大人気ですが、たった数年の間に台湾も大きく変化したなと感じます。しばらく行ってないなという方は、ぜひ短い休みを活用して再び台湾に足を運んでみてくださいね。
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