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経験者が語る、普通乗用車による車中泊のメリット・デメリット対策

Posted by: 鳴海汐
掲載日: Jun 17th, 2018.

キャンピングカーの旅は素敵ですが、気軽に一般的な乗用車で車中泊する人々が意外に多いもの。筆者は犬と車中泊を含む旅をしました。中には軽自動車で旅するつわものもいるようです。旅の中で感じた車中泊のメリットとデメリット解決案です。

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経験者が語る、普通乗用車による車中泊のメリット・デメリット対策


車中泊のメリット

経験者が語る、普通乗用車による車中泊のメリット・デメリット対策

もともと車中泊をしたきっかけは、犬連れ旅では宿泊先が制限されることからでした。ペットが泊まれる宿は、小型犬向けなら多いものの、中型犬以上だとNGというところが多いのです。

ペットが泊まれる宿の場合、ペットは寝具に入ることが禁止されていますが、車中泊では一緒に寝ることができて、普段は別々に寝ているだけに犬が大喜びでした。

犬連れでなくても車中泊のメリットはもちろんあります。やはり気楽ということでしょうか。通常の旅であれば、予約しておいた宿の場所を込みでルートを考えます。宿のチェックイン、チェックアウトの時間など気にして急ぎます。また宿を予約していなくて行き当たりばったりの場合、なかなか空きがみつからなかったりします。その点、車中泊の場合、選択肢が多いので、宿に左右されず旅ができると言えます。

日帰り温泉に浸かり、食事をし、その後、トイレや洗面所が使えるよう、道の駅やパーキングエリア、などに泊まるというのが一般的です。最近はRVパークという車中泊専用の有料スポットもあるとか。

車中泊はもちろん、宿泊料がかからないので旅が安上がりというメリットが大きいです。

夜になると道の駅などの水場近くにわらわらと集まってくる旅行者は退職後と思われる年代の夫婦が多いようです。フレンドリーな人が多く、自然と情報交換がすすみます。

車中泊のデメリット

経験者が語る、普通乗用車による車中泊のメリット・デメリット対策

ぱっと思いつくのは車内では狭く、フラットではない場合があること。暑さや寒さのコントロールが難しい点、夏なら蚊の問題があります。宿のように建物の中にいないので安全対策も必要です。車の中にいる時間が長いと生活感を感じるということもあるでしょう。

デメリットの対策

経験者が語る、普通乗用車による車中泊のメリット・デメリット対策

車中は、フラットになるか、身動きとれるかなど事前に見極めましょう。できるだけフラットになるよう座席の上にマットをひくなどといった方法があります。上級者はベニヤ板などでベッドを作るそうです。ワゴン車の場合、荷台を広くするために3列目の座席を撤去して眠るスペースを確保するといった方法も。その場合は車を買ったところでしか車検が受けられないそうなので注意が必要です。

暑さ、蚊については、車用網戸を設置するといったものがあります。選べるのであれば、より高度が高い、涼しいスポットを選ぶことです。逆に寒さには、毛布、寝袋などしっかり準備していくことで対策が取れます。

安全面は、ひと気のあるスポットを選ぶことがとても大切です。鍵をかけ、カーテンなどで中が見えないようにします。身を護る道具を念のため用意しておくといいでしょう。トイレは連れ立っていく方がよいです。

生活感は、自身はこざっぱりした身なり、車の中の整理整頓を心がける、食事を豊かにするなど、メリハリをつけるとよいと思います。

少しまとまった休みがとれたら、試してみるのも楽しいですよ。

[All photo by shutterstock]

鳴海汐

Shio Narumi ライター
イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。


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