オンラインチェックイン、利用していますか?
当たり前ですが、海外旅行の準備で絶対に必要なのは航空券の購入。最近はパッケージツアーで購入したものも、空港で自分でチェックインすることが多いですよね。
空港のカウンターでチェックインしていますか?それとも、事前にオンラインチェックインで済ませて空港に向かいますか?オンラインチェックインって、実際なにがお得なんでしょうか。
オンラインチェックインの基本
オンラインチェックインができる時間は決まっています。開始時間は搭乗時間の72時間や24時間前など、航空会社によって異なっています。出発時間の24時間前が終了時間となるのが一般的なようです。ちなみに全日空では、24時間前から75分前まででもオンラインチェックインが可能です。
オンラインチェックインの手続きは、搭乗する航空会社のウェブページで、指示に従って入力を進めればいいのでとても簡単。往きの便を予約するのは旅の準備の一部ということできちんとできると思いますが、帰りの便はオンラインチェックインの開始日時を失念しがちなので、気を付けてくださいね。
空港では荷物を預けるだけなので時間がかからない
メリットの中でもまずはこれ。航空会社によっては、オンラインチェックインを完了している乗客専用のカウンターと列が用意されています。オンライン自体は済ませている乗客のみなので、何か特段の問題が発生していない限り、列が進むスピードが速くて便利です。「Internet Check In」とか、「Baggage Drop Only」といった表示が出ていることが多いので、わかりやすいと思います。
座席指定なしで航空券を購入した場合に早く席を確保できる
航空券購入時に座席指定していない場合には、オンラインチェックインのほうが、空港でのチェックインよりも先に座席確保ができます。窓際、通路側、前のほう、後ろのほう、非常口のそばなどなど、自分の希望の席を確保しやすいんです。
もちろん、航空券購入時に座席指定してあっても、オンラインチェックインで座席変更が可能です。やっぱり通路側にしておこうとか、やっぱり奥でゆっくり寝ようとか。気が変わることもありますよね。
より快適な席を指定する方法
オンラインチェックインで座席指定するわけですが、一般的にはウェブサイトに座席表が表示されて、その中から空いている席を選ぶことになります。簡単なんですが、細かい点がわからないので戸惑うこともあります。
例えば、エコノミーセクションの一番前は、前が壁で足元が広くてゆったりですが、ひじ掛けにはテーブルやモニターが収納されるので、ひじ掛け自体を収納することができなかったり、席によってはとってもトイレに近かったり、セクションの一番後ろでリクライニングの角度に限界があったり。そもそも窓がなかったり。
そんなときに便利なのが、Seat Gruというアプリです。
シートの詳細を確認する!
SeatGruのトップページにアクセスしたら、Airline Name(飛行機会社)Flight #(フライト番号)日付を入力すると、その日の機材のシートマップが表示されます。
ある日の日本航空001便 サンフランシスコ発羽田行きのシートマップには、以下のように席によって気にしたほうがいい情報が出ていました。色分けで注意喚起されています。
• 窓のないビジネスクラス席(赤)
• 子供用のバスケット設置可能でトイレが近いプレミアムエコノミー席(黄・緑)
• トイレとキッチンに近いプレミアムエコノミー席(黄)
• 窓のない非常口、トイレ、キッチンに近いエコノミー席(赤)
• 後部で通路が狭いエコノミー席(黄)
• 最後尾で座席のリクライニングに限界がある席(赤)
例えば、23列はエコノミーセクションの最前列。前は壁になっていて足元に余裕があります。DEGHJKの席は子供のバスケット設置可能なので、それを利用する人には便利ですが、もし一人旅で子供が苦手な人なら厳しいかも。23列ならABCのいずれかの席のほうがいいと思います。
ちょっとプラスアルファで快適な席をゲット
航空会社によっては、足元により余裕がある席を有料で販売しているところも。オンラインチェックインの手続きの席の選択のシートマップに、価格が提示されています。クレジットカード決済で購入可能。
でも、例えば非常口の前の席は有料で確保することができるという場合に、その席に窓があるかどうか、航空会社の座席マップには書いてないかもしれません。そんな時にはSeat Gruで念のため確認することをお勧めします。
オンラインチェックインができないのは
便利なオンラインチェックインですが、次のような場合には利用できない場合があります。
• 車いすが必要な場合、子供の一人旅や幼児連れの場合などの、特別なケアが必要な場合
• 同姓同名の搭乗者が他にいる場合
• 旅行代理店経由で購入したもので事前座席指定ができない条件の場合
• 米国行きで米国ビザを入国書類として利用する場合
ウェブサイトでオンラインチェックインを試してもできない場合には、空港のカウンターでのチェックインになります。
まだオンラインチェックインを利用していないなら、次のフライトでぜひ試してみてくださいね。便利ですよ。