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【飛行機での日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。●●が苦手な日本人

Posted by: 青山 沙羅
掲載日: Jul 29th, 2018.

飛行機内の嗜好に、日本人独特の結果が出ています。他国とは大きく異なる、日本人にだけ見られる嗜好性とは?「通路側派」が多い国ランキング、日本人が「通路側」を好む理由、日本人の行動ははたして本当に礼儀正しいのか?通路側のメリットなどをご紹介。

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【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

楽しみにしている夏休み。飛行機に乗ってあなたが出かけるのは、国内それとも海外でしょうか。

2018年2月22日~3月19日の間、総合旅行サイト“エクスペディア・ジャパン”が、アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本など世界23カ国男女約2万人に、フライトに関してアンケートをとりました。アンケートでは、フライトに関する意識の国際比較をしています。


世界各国と異なる日本人独特の好みとは

アンケートの回答から、飛行機内の嗜好に、日本人独特の結果が出ています。他国とは大きく異なる、日本人にだけ見られる嗜好性とは。

日本人は世界一の「通路側」好き

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

あなたは飛行機内で、「窓側」または「通路側」のどちらが好みでしょうか。アンケートの回答を見ると、日本人は半数以上が「通路側派」でした。 「通路側派」の53%が、「窓側派」の46%を超えて半数以上なのは、世界で日本人だけ。世界で、もっとも「通路側派」が多いという結果が出ています。

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

(C)2018 Expedia, Inc.  

「通路側派」が多い国ランキング

「通路側派」が多い国ランキング

第1位. 日本 53%
第2位. シンガポール 47%
第3位. アメリカ 40%
第4位. 香港 39%
第5位. 韓国 38%
第6位. フランス 27%
第7位. スペイン 26%
第8位. ブラジル 19%
第9位. メキシコ 18%
第10位. インド 14%

第1位は、ダントツで53%の日本でした。多くの国で「窓側派」が多数なのに対し、「通路側派」が半数を超えているのは日本だけ。第2位はシンガポールの47%、シンガポールは同じアジア人で日本人と感覚が似ているのかもしれません。第3位はアメリカの40%、アメリカ人はガタイの良い人が多いので、「窓側」より身体の自由がきく「通路側」を好むことが考えられます。

「通路側派」が少数なのは、第10位インドで14%。第9位のメキシコが18%。第8位のブラジルが19%。比較的気温が高い国は、80%以上が「窓側派」です。

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

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日本人が「通路側」を好む理由

なぜ、日本人は世界一「通路側」を好むのでしょうか。そこには他国には見られない、日本人の特性がありました。

寝ている隣人を起こすのが、世界一苦手な日本人

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

「寝ている人を起こして動いてもらう」のが苦手な国ランキング

第1位. 日本 24%
第2位. フランス 27%
第3位. スペイン 33%
第4位. アメリカ 36%
第5位. 韓国 44%
第6位. インド 52%
第7位. メキシコ 55%
第8位. シンガポール 58%
第9位. ブラジル 59%
第10位. 香港 60%

これまた日本人がトップの24%で、寝ている隣人を起こすのが世界一苦手なことが判明しました。第2位は、意外にも個人主義のフランスで27%。第3位はスペインで33%でした。ヨーロッパ勢は、日本に次いで寝ている隣人を起こすのが苦手なようですね。

逆に「寝ている人を起こして動いてもらう」のは仕方がない(あまり気にしない)と考えるのは、香港が60%、ブラジルが59%、シンガポールが58%と僅差でした。他人は自分が思うほど気にしていないと、割り切れるのかもしれません。

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窓側に座った場合、通路に出る時どうしてる?

では、機内でトイレに行きたくなった時や、身体を伸ばしたい時、日本人はどうしているのでしょうか。

礼儀正しい日本人?

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

窓側に座った日本人が通路に出る手段 ランキング

第1位 寝ている人に背中を向けて乗り越える 38%
第2位 寝ている人を起こして動いてもらう 24%
第3位 その人が動くまで待つ 20%
第4位 寝ている人に顔を向けて乗り越える 19%

一般的には、礼儀正しいと思われている日本人。ところが、窓側に座った時の通路に出る手段の半数以上は、寝ている人を乗り越えるという荒技に!

第1位は、背中を向けて乗り越えるという、「自分がやったか知られたくない」的な姑息さが感じられますね。4割近くがこの手段に出ています。うーん。

第2位は、起こすが24%。

第3位は、動くまで待つで20%。

第4位は顔を向けて乗り越えるという、相手に気づかれていないか顔を確認する「完全犯罪」型?

隣人がどうしても起きないなら別ですが、乗り越えるというのはやはり失礼です。頻繁に席を立つのでないなら、相手に気づいてもらって通りましょう。寝ているようでも、人の意識はあるものです。あの大人しい日本人が自分を乗り越えて行ったと、他国で噂が広まっているかもしれませんよ(笑)。

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

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エクスペディア・ジャパン アンケート概要

■サンプル数: 計18,229名
■条件: 1年以内に飛行機に乗った、かつ、ホテルに宿泊した人が対象
■調査期間: 2018年2月22日~3月19日
■調査方法: インターネットリサーチ
■調査対象: アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、スイス、オーストリア、イタリア、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、タイ、インド、香港、台湾、韓国、日本

通路側のメリットとは

では日本では圧倒的にファンの多い、「通路側」のメリットとは。

トイレに行きやすい

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

やっぱり、トイレは重要ですよね。特に、機内は乾燥しているので喉が渇き、日頃より水分が多く欲しくなります。それでなくても、機内のトイレは混み合いがち。機内食を済ませた後は特に混むので、空いている時を見計らって行くのが賢いですね。

通路側席だったら、トイレが空いているかどうかサインが見えます。トイレが近い人は、やはり通路側がオススメです。

フライトアテンダントに話しかけやすい

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

窓側の奥の席になると、フライトアテンダントに用があっても気がつかれないことがありますが、通路側なら気付いてもらえます。また機内食を受け取る時、好みのドリンクを伝える時も容易です。

ギャレー(機内のキッチン)へ行きやすい

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

なんとなく小腹が空いちゃった、喉が渇いたなあと言う時に、ギャレーを覗いて見たくなりますね。機内食の用意で忙しい時、カーテンが閉まっている時は入ってはいけませんが、乗客のために開放している時もあります。タイミングを見計らって、スナックやドリンクを手に入れやすいのは通路側ですね。

通路側を選ぶ他の理由

通路側を選ぶ他の理由

●足が伸ばしやすい。
●同じ姿勢が長く続くのは苦痛なので歩き回ったり、トイレ付近でストレッチ。
●3時間以内なら窓側が良いが、それ以上なら通路側。
●窓側は寒い。寒いのが苦手なので。
●初めて行く時は風景を見たいので窓側。2回目以降と遠距離は通路側。
●(女性の場合)隣が男性だと痴漢もどきの可能性も考えられる。窓側だと動けず危険。

同じ姿勢が続く長距離フライトは、足の血液の流れが悪くなり、静脈の中に血の塊(静脈血栓)ができるエコノミー症候群の心配もあり、予防のため少しでも動きたいと考えている人がいます。

ニューヨーカーに聞いてみました

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人
(C)blvdone / Shutterstock.com

筆者の住むニューヨークでは、各国の人が集まっています。そこで、周りの人に飛行機内での嗜好や行動について聞いてみました。

1.飛行機内では、窓側派?通路側派?

アメリカ人(20代女性)「窓側」景色を見るのが楽しみ。各地の違いを見比べたい。
韓国人(30代男性)「通路側」好きな時にトイレに行きたいので。
メキシコ人(40代女性)「窓側」景色を見たい。
中国人(40代男性)「窓側」景色を見たい。
タイ人(20代女性A)「窓側」景色を見たい。でも長時間だったら通路側。
タイ人(20代女性B)「窓側」景色を見たい。
ベネズエラ人(20代男性)「窓側」景色を楽しみたい。

圧倒的に「窓側」が多いですね。ただし、長時間のフライトの場合は「通路側」を選びました。アジアの場合、ニューヨークから故国までのフライトは13時間以上かかりますから、やはりトイレが心配と思う人がいました。メキシコやベネズエラはアジア系に比べれば、ニューヨークから故国まで飛行時間は5時間ほどと短いので、状況が異なることもあります。

2.トイレに行きたくなった!隣席の人は寝ています。さて、どうする?

アメリカ人(20代女性) やさしく起こす。
韓国人(20代男性) 起こして通してもらう(悪いけど)。
メキシコ人(40代女性) 起こす(だってしょうがない)。
中国人(40代男性) 起こす(別に気にしない)。
タイ人(20代女性A) 起きるまで待つ。我慢出来なくなったら起こす。
タイ人(20代女性B) 起こす(しょうがない)。
ベネズエラ人(20代男性) 何気なく肘でつついたりして、気がつかせる。

日本人が寝ている人を起こせないのと異なり、他国は手段は異なっても、「起こす派」が圧倒的。他人の顔色より、自分の状況を優先させるのは当然という意識の差があります。それでも同じアジアのタイ人は、「なるべく隣人の邪魔をしたくないので、起きるまで我慢する。我慢できなくなったら起こす。」という意見が聞かれました。韓国やタイなどのアジア系は日本人と感覚が近い印象を受けました。アジアでも中国は国土が広いので、日本人とは感覚が異なる気がします。

【飛行機旅に見る日本人の国民性】世界一通路側の席が好き。「寝ている人を起こす」ことが苦手な日本人

飛行機内の嗜好や行動で浮き彫りになる、日本人の国民性。隣席が友人や家族であれば気易いのですが、ひとり旅や連れと離れた席になった時は気を使いますね。また、海外旅行の時は英語(あるいは現地の言葉)が分からないという心配があるかもしれません。隣人を起こす時の声がけは「エクスキューズミー Excuse me(失礼します)」、通してもらった時は「サンキュー(ありがとう)」で大丈夫。寝ている隣人の上を、無言で乗り越えるなどの失礼な行動は、慎みたいものです。

[Photos by shutterstock.com]

青山 沙羅

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。


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