トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Oct 19th, 2018

旅の達人、プロのトラベルライター22人に「47都道府県のおすすめ観光地」アンケートを実施。各県それぞれ、行ってよかったスポットTOP5を選んでもらいました。TABIZINE5周年企画として、1県ずつランキングで発表していきます!今回は、高知編です!

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。

そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は高知編です。

 

第5位・・・高知県立坂本龍馬記念館(5.2ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

最初は高知県(土佐藩)が生んだ歴史上の偉人、坂本龍馬の記念館がランクインしました。土佐藩と言えば、藩主の山内容堂でもなく、後藤象二郎でもなく、板垣退助でもなく、岩崎弥太郎でもなく、やはり司馬遼太郎の書いた坂本龍馬を好む人が多いのではないでしょうか。
 

「龍馬好きは必見。夕日は心に染みる美しさです」(Nao)

 
という声と共に、同地を高く評価する声などがありました。コメントにある夕日とは、記念館の屋上から眺める夕暮れ時の展望だと思われます。

筆者も個人的に票を入れさせてもらいましたが、率直に言って坂本龍馬に特に興味がない人の場合は、少し持て余してしまうかもしれません。あくまでも坂本龍馬が好きな人向けの観光地ですね。

 

第4位・・・桂浜(6.6ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

ある意味で第4位も坂本龍馬つながりですが、土佐湾に面した桂浜が第4位にランクインしました。桂浜とは高知県にある景勝地で、上述した坂本龍馬の銅像が立つ海浜ですね。

一帯は公園にもなっており、その一角に第5位の坂本龍馬記念館があります。第5位と第4位は、セットで訪れるといいかもしれません。県庁所在地の高地からも比較的アクセスしやすい観光地ですので、とりあえず訪れておきたいですね。

 

第3位・・・ひろめ市場(7.4ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

(C)高知県観光コンベンション協会

高知市にある観光地、ひろめ市場がランクインしました。「平成浪漫商店街」として、高知のグルメが一堂に会した市場で、水産店から精肉店に始まって、大衆居酒屋、クジラ料理屋、炭火焼き、空揚げ専門店、カウンターバーなど各種の飲食店が軒を連ねています。
 

「カツオの塩たたきは死ぬ前に一度は食す価値がある逸品です」(Nao)

 
といったコメントと共に、同地を高知県のNo.1観光地に推す声もありました。地元の人と観光客でいっぱいの同地。高知旅行では確実に立ち寄っておきたいですね。

 

第2位・・・にこ淵と仁淀川(9ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

次はにこ淵と仁淀川がランクインしました。にこ淵とは四国山地の石鎚山を源流に持ち、土佐湾まで流れる仁淀川の源流部にある滝つぼで、国道194号線を北上し、車を停めて足場の悪い道を5分ほど(鎖につかまったりしながら)下っていくと到着します。透明度の高さで有名な仁淀川の中でも、最も水面の青色が美しいと言われる隠れスポットですね。
 

「仁淀ブルーを間近に見れるスポット。目の前に広がるブルーの滝つぼに心が奪われます」(米田ロコ)

 
といったコメントと共に、同地を推す声もありました。筆者もにこ淵の水が下流で合流する仁淀川の沈下橋をプッシュさせてもらいました。沈下橋とは、水の中に沈む前提で作られた橋ですね。欄干がない独特の橋で、沈下橋を渡る瞬間に「高知だな~」という気持ちにさせてくれます。四万十川に並び、仁淀川も高知観光では外せませんね。

 

第1位・・・四万十川の川遊び(10.8ポイント)

トラベルライター22人が選ぶ、おすすめ観光地ランキング【高知編】

第2位に仁淀川が選ばれていましたが、やはり第1位は四万十川の川遊びでした。四万十川とは高知県西部に流れる清流ですね。
 

「四万十に来たからには、水遊びをして帰るべし。複数の沈下橋を巡るのも面白いです」(米田ロコ)

 
と、四万十川の水遊びを高知県No.1の観光プログラムに推す声もありました。沈下橋は仁淀川でも出てきましたが、もちろん四万十川にも架け渡されています。沈下橋から四万十川に飛び込む遊びも、たまらなく楽しいですよね。四万十川では、カヌーなどの遊びも盛んです。高知市からは少し遠いですが、レンタカーやJR予土線、土佐くろしお鉄道などで四万十川を目指し、思う存分川遊びを楽しんでみてくださいね。

 

以上、プロの旅ライターが選ぶ高知県の観光地ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか? 他には高知市の日曜市やはりまや橋、足摺岬や室戸岬を推す声もありました。土佐湾を囲んで東西にかなり長い高知県。当然、1日では周りきれませんから、繰り返し足を運んで、魅力を満喫したいですね。

高知については、過去記事『グルメがおいしい都道府県ランキング第1位は高知県!地元民が選んだ名店は?』『高知グルメを味わうならココ!お土産も充実している「ひろめ市場」』などもぜひ!

[All Photos by shutterstock.com]

【調査概要】
●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター
PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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