岡山後楽園　秋の幻想庭園　写真提供：岡山後楽園

「紅葉ウォーク」したい　奥津渓＜苫田郡鏡野町＞

写真提供：（公社）岡山県観光連盟　

奥津温泉の下流3ｋｍに渡る渓谷「奥津渓」は、昭和7年文部省より「名勝地奥津渓」に指定。かつて奥津渓一帯はアクセス等が悪く、知る人ぞ知る秘境でしたが、国道（旧　陰陽連絡道）の開通により、優れた景観で脚光を浴びました。イロハモミジやカエデ、イチョウが華やかに紅葉、地元ガイドと歩く「紅葉ウォーク」も人気です。ライトアップあり。

秋の宵に浮かび上がる庭園　岡山後楽園＜岡山市北区＞

写真提供：（公社）岡山県観光連盟　

日本三名園に数えられる「岡山後楽園」は、今から約300年前に岡山藩2代藩主池田綱政（いけだつなまさ）が藩主のやすらぎの場として作らせた庭園。楓が中心の千入の森（ちしおのもり）が、紅葉絶景ポイント。「千入」とは色濃く染めることのたとえで、日毎に鮮やかに色を深める紅葉を表したもの。「秋の幻想庭園」というライトアップも行われますよ。

金色と朱色のカーペット　木山寺＜真庭市木山＞

写真提供：（公社）岡山県観光連盟　

写真提供：（公社）岡山県観光連盟　

岡山県真庭市にある「木山寺」は、標高430mの山上にあり、周辺一帯は郷土自然保護地域に指定。秋の時期の紅葉が美しいことでも知られ、境内を金色の銀杏（いちょう）と朱色のもみじが覆い尽くすさまは忘れることのできない絶景。ライトアップもお見逃しなく。

ライトアップに心を奪われる、岡山県の紅葉の絶景。ぜひ、紅葉見物に訪れたいものです。　

注意：記事掲載の情報は、2019年10月19日現在のものになりますので、実際の紅葉の状況やイベントなど詳細につきましては、各観光協会や施設に直接お問い合わせください。

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。