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元々は炭鉱の町だった?
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元々は炭鉱の町として栄えていた「猴硐(ホウトン)」ですが、炭鉱業の衰退とともに町も過疎化していきました。そんな過疎化した街に飼えなくなった猫を捨てて帰る人が後を絶たず、捨て猫が繁殖。そこで地元の人たちが「猴硐」を猫と人が共存する猫村として活性化させようと立ち上がり、2009年頃からSNSを通して世界中から注目される猫村となりました。
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全盛期ほどではないものの今でも100匹近くの猫が暮らしている猴硐。2013年にはCNNが選ぶ「世界6大猫スポット」にも選ばれています。
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猴硐は炭鉱の遺跡や歴史博物館もあるので、歴史や廃墟好きな方にもおすすめですよ。猴硐から有名な九份へは車で15分ほど。十分からも近く、一緒に訪れることも可能です。
いざ、猫探しの旅へ
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猫村の最寄りの駅は、猴硐駅。電車で訪れる場合は、台北駅から台鉄宜蘭(イーラン)線で區間車(各駅停車)なら12駅目が猴硐駅です。
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台北市内から車で30分ほど走っただけですが、のどかな風景が広がります。
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猴硐駅に到着すると線路に対して北側の小高いエリアへ。
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駅を出たところからさっそく、猫がお出迎えです。
村中で自由気ままに過ごしている猫たちは、人間にも慣れていて人懐っこい。猫側から歩み寄ってきてくれます。かっ///かわいい〜。
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さらに坂を登っていくと素敵なカフェやおみやげ店が現れます。さすがは猫村。おみやげ店では、猫グッズがたくさん売っています。
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お店の中にも猫ちゃんの姿が。ちょこんとレジ横に座って店番をしています。
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人間の食べ物を与えるのは禁止ですが、お土産店や民家の軒先でキャットフードを売っています。1袋20元ほどでした。
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実際にエサを購入し、手に乗っけてみると匂いにつられて集まってくる猫ちゃんたち。警戒心の強い猫ですが、手渡しで食べてくれるのは人馴れしている証拠。猫好きにとっては堪らない瞬間ですよね。
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日本から持ってきたキャットフードを村民の方に寄付されている姿も見かけました。また次来る機会があれば、筆者も是非寄付したいと思います。
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今回の旅では滞在時間は1時間ほどでしたが、可愛い猫ちゃんたちに惹かれて中々進めず、あまりゆっくりすることが出来ませんでした。訪れる際は、時間に余裕を持って訪れることをお勧めします。