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インディアン・パシフィック号とは?
(C) Great Southern Rail
シドニーからパース(もしくはその逆ルート)、広大なオーストラリア大陸を4日間かけて横断するインディアン・パシフィック号。約4,352kmという長距離を優雅に進む、ラグジュアリーな寝台列車です。旅人たちの社交の場「アウトバック・エクスプローラー・ラウンジ」で、ウェルカムドリンク片手にほかの乗客たちと戯れるもよし、個室でゆったりと窓からの眺めを楽しむよし。
例えば一番人気のゴールドサービスでは、居心地の良い客室が用意されています。ツインルームには2段ベッド、トイレ・バス完備。食事や飲み物(アルコール込み)はもちろん、オフトレインツアーまで・・・至れり尽くせりのオールインクルーシブスタイルです。
地元料理に舌鼓
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お食事は、古き良き時代を彷彿させる食堂車「クイーン・アデレード・レストラン」にて。地元の新鮮な食材を使い、専任シェフが腕をふるいます。オージービーフはもちろん、くせのないさっぱりとした味の白身魚バラマンディや、柔らかくあっさりした食感のカンガルーなど・・・その時々の旬の味覚を堪能。美食のお供、ローカルワインやビールもお忘れなく。
絶景のオンパレード
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オペラハウスやビル群が並ぶ大都会シドニーに魅了され、世界遺産ブルーマウンテンズの大自然に圧倒される。ブロークン・ヒルの砂漠の芸術に心奪われ、アデレードのワイナリーでは歴史に酔いしれる・・・。移りゆく景色を車窓から眺めつつ、オフトレインツアーで散策してみたり、見るもの全てがまばゆい大パノラマの旅。
クライマックス!世界一長い直線区間「ナラボー平原」
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果てしなく続くアウトバック「ナラボー平原」。荒野のど真ん中を走り抜けるインディアン・パシフィック号の姿は、まるで絵葉書のよう。478kmにも及ぶその距離は、世界一長い直線線路として知られています。例えるなら、東京・京都間ほどの距離を曲がらずにまっすぐ走り抜けるようなもの。オーストラリア大陸が、いかに広大であるかを物語っていますよね?
今年、サービス開始から50周年を迎える「インディアン・パシフィック号」。最高の景色と、最高のサービスで乗客たちを出迎えます。人生の節目や記念日にふさわしい、豪華クルーズトレインの旅をご紹介しました。
【協力:オーストラリア政府観光局】
【参照】
THE INDIAN PACIFIC:
https://www.kimberleyboatcruises.com.au/ghan/the-indian-pacific-train-rail-journeys-perth-to-sydney-and-ghan/
インディアン・パシフィック号で行く4日間の列車の旅:
https://www.australia.com/ja-jp/trips-and-itineraries/sydney-and-surrounds/4-days-on-board-the-indian-pacific-train.html
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Ai Kaneko 暮らし旅ライター
【オーストラリア】役者として映画やミュージックPVなどに出演。現地撮影コーディネーターとしても様々な作品に携わる。【日本】TV番組制作や旅メディア運営を経験 【現在】「暮らすように旅して、旅するように暮らす」をモットーに、”暮らし旅ライター”としてフリーで活動中。
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