(C)公益財団法人 ながの観光コンベンションビューロー
真田家ゆかりの地、長野市松代町
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長野市の南端に位置する松代町。江戸時代には松代藩の城下町として栄え、今なお武家屋敷や古寺が残り、歴史情緒溢れる街として名を馳せます。
ツアーの訪問地4つ目は、江戸末期から昭和初期まで質屋などを営んでいた商家・金箱家の旧宅「寺町商家」。敷地内には、明治から大正までの商家の営みを伝える歴史的建造物と、泉水路と池をもつ庭園が現存しており、松代における明治期の豊かな商家の暮らしぶりを伝える貴重な屋敷として、平成24年(2012年)に長野市の有形文化財に指定。現在ではNPO法人によって運営され、コミュニティレストランや芸術活動、生涯学習活動などさまざまなイベント会場として利用されています。
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池を中心に木々が美しく配された庭園は風情たっぷり。イベントが行われない日は寺町商家オリジナルのカフェ・レストランとして営業しており、松代町散策のひと休みにも最適です。
撮影のコツ9:料理だけでなく、食べているシーンも入れると“映える”
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こちらでは石井さんによる料理写真の撮影テクニックが披露されました。
「いくつかのお皿が並ぶ定食では、その土地の名物を主体とするのがポイント。少し斜めから撮ると、立体感が出ておいしく見えますよ」(石井さん)
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メインの料理を引き立たせたいときは、お味噌汁の蓋などを皿の下に忍ばせるとより伝わりやすく、お洒落になるのだそう。
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「料理そのものだけでなく、食べているシーンを入れるのもおすすめ。お箸で持った料理を傾けたり、断面を見せたり、口に近づけたり。親近感が湧くような構図にすると“いいね”も増えます」(石井さん)
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この日の寺町商家オリジナルランチは、アンズのおこわ、ししゃもの南蛮漬け、チキンのハニーマスタードソテーなど。聞けば、松代町には6,000本もの杏の木が植栽されており、全国有数の産地とのこと。ふっくらとした杏は甘酸っぱく、もち米とも見事に調和。土地の恵み満載の滋味深い味わいでした。
撮影のコツ10:歩いている写真はその場で足踏みする
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続いて「山寺常山邸」へ移動。山寺常山は、佐久間象山、鎌原桐山とともに松代の三山と称えられた人物。江戸時代末期に建てられた表門や近代和風建築の書院、神田川の水を引き入れている池、背後にそびえる象山を借景とした庭園などが残されています。
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表門の前では、歩いている雰囲気を出すテクニックが伝授されました。そのコツとはなんとその場で“前後に足踏み”すること!肉眼では歩いているように見えなくても、写真には自然に歩いているように写るのだそう。グループで街歩きをする様子を収めたい時におすすめです。
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ツアー最後の訪問地は「松代城」。戦国時代、武田信玄が上杉謙信と戦うための最前線拠点として築かれた城で、日本百名城のひとつに数えられています。現在は松代城址公園として整備されており、太鼓門、堀、石垣、土塁などが復元。江戸時代の佇まいに限りなく近い姿を見ることが可能です。
撮影のコツ11:集団写真は角度をつけて立つとスリムに見える
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松代城前では集団写真のコツがアドバイスされました。立つ場合はやや斜めに、座る場合は少し角度を付けるとスリムに見えるとのこと。さらに顔の輪郭に手を添えると、小顔効果があるのだとか。
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集団写真では、できるだけくっついて撮るのがより楽しそうに見える秘訣なのだそう。たしかに、こちらの写真のほうが仲が良い雰囲気がぐっと伝わってきますね。グループ旅行の記念撮影でぜひ使ってみたいメソッドです。
「斜めに立つことを意識すると、体も顔も細く見えるのですごく大事。田中みな実なんかはいつもやっています(笑)」(石井さん)
以上、人気インスタグラマーによる“映える”写真撮影のヒントをお伝えしました。長野市松代町は歴史的名所がコンパクトにまとまっており、街歩きを楽しむのに最適な旅先。プロのインスタグラマーのテクニックを使って、情緒あふれる城下町を満喫してみてはいかがでしょうか。
松代城跡
住所:長野県長野市松代町10
電話:026-278-2801(松代文化施設等管理事務所)
開館時間:9:00~17:00
休館日:原則として無休
入場料:無料
Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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