ハート型のご縁バーガー 道の駅 湯の川
島根県のおいしいものとは?
日本一の縁結びの神様を祀る出雲大社がある、ご縁の国。日本最古の歴史書「古事記」には、八岐大蛇(やまたのおろち)退治伝説やオオクニヌシの国つくりなど出雲(島根)を舞台とする神話が記され、神々にゆかりの深い「島根県」。また、美人・美肌の名湯があり、日本海側に面し、曇りや雨・雪の日が多く日照時間が短いため、潤いのあるキメの細かい美しい肌ができる美肌県。ご縁祈願と美肌湯に、女性が憧れる旅先です。日本海有数の好漁場で、松葉ガニ、岩がき、のどぐろなどグルメ垂涎の海の幸に恵まれ、内閣総理大臣賞などを受賞したしまね和牛、日本酒発祥の地と伝えられ、天然の湧水を活かした地酒が作られています。
島根県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは?
出雲市ほか
「出雲そば」色が黒く、風味が香り立つそば
島根県のおいしいものといえば、「出雲そば」が思い浮かぶのではないでしょうか。岩手県のわんこそば、長野県の戸隠そばと並ぶ、日本三大そばのひとつとして有名ですね。そばの実を皮ごと製粉するため、黒っぽいそばになりますが、香りが高く、風味と食感の良いそばが仕上がります。
「割子そば」と「釜揚げそば」島根県独自のそばの食しかた
冷たいそば「割子そば」は、3段重ねの丸い朱塗りの漆器に盛られています。いただく際にそばちょこは使わず、直接そばつゆと薬味を1段目のそばにかけ、2段目以降は残ったつゆを移して食べるそうです。合理的な食べ方ですね。
温かい「釜揚げそば」は、たっぷりの湯で茹でた後、水洗いせずどんぶりにそば湯(茹で汁)と一緒入れるので、そばの旨みと栄養価に優れており、とろみを感じるそばがいただけます。
出雲そば独自の食文化に触れるのも、旅の良い思い出になりますね。
そば しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/gourmet/soba/
出雲そば特集|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式】
https://www.izumo-kankou.gr.jp/3188
など
松江市ほか
「しじみ」国内漁獲高日本一
大粒で、うまみたっぷりの島根の「ヤマトしじみ」。しじみの国内漁獲高日本一(島根県のデータによる)を誇り、海水と淡水が混ざり合う汽水湖、松江市の宍道湖で漁獲されています。朝早く湖に舟を浮かべ、しじみ漁をする様子は情緒あふれる、松江の風物詩。
「しじみ汁」と「しじみおこわ」 しじみの旨味をあますことなく使う
旨味のある出汁がでるしじみはおいしいだけでなく、現代人に不足しがちなカルシウム、鉄、ビタミンB12がたっぷり含まれています。昆布や鰹節を使わなくても、しじみの出汁でおいしいしじみ汁が一般的ですが、島根ではしじみごはんやしじみおこわがご当地グルメ。しじみの旨味をすべて活かした炊き込みご飯は、お代わりが止まらなくなりそうですね。
根っこや https://www.nekko-group.com/nekko_ya/
こ根っこや https://www.nekko-group.com/konekko_ya/
など
出雲市、松江市、津和野町ほか
「島根スイーツ」日本三大和菓子処の実力
若草・山川・菜種の里など和菓子
島根県松江市は茶の湯文化が深く根付いた、京都・金沢と並ぶ日本三大和菓子処。松江藩松平家7代藩主・松平治郷公が、作法やしきたりに縛られすぎない「不昧流(ふまいりゅう)」を大成させたことにより、茶の湯文化が発達しました。松平公は道具自慢と贅に偏っていた茶道を批判し、千利休のわびの心を説いたのです。松江では作法にこだわらずに、緑茶やコーヒーを飲む感覚で抹茶を楽しんでいるそうですよ。
松平公が好んだ菓子「若草」「山川」「菜種の里」は、松江の三大銘菓として現在も受け継がれています。筆者は島根県の銘菓「薄小倉」をいただいたことがありますが、品の良い甘さと後味の良さに驚き、レベルの高さを実感したものです。
■参照
茶と菓子|暮らしに息づく「不昧公[ふまいこう]好み」:JR西日本
https://www.westjr.co.jp/company/info/issue/bsignal/06_vol_106/feature01.html
不昧公(ふまいこう) 抹茶ゼリーと白玉アイス
松江でカジュアルに楽しもう!本格派のお抹茶&和菓子 しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/pickup/9549.html
松江CHAnoYu(茶の湯)めぐり (一社)松江観光協会
https://matsue-chanoyu.jp/shop/shops/index
など
「縁結びスイーツ」恋愛力を高めてくれるかも?
縁結びの地では、「縁結びぜんざい」「縁結びだんご」「ご縁ぱふぇ」「ご縁あんみつ」など縁結びスイーツが充実。ハート型やピンクのスイーツが多く、恋愛力が高まりそうです。
縁結びスイーツ しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/sweets/index.html
Kissa&co(きっさこ)坂根屋
https://peraichi.com/landing_pages/view/sakaneya-kissaco
くつろぎ和かふぇ 甘右衛門
https://www.izumo-kankou.gr.jp/2171
など
「源氏巻」各店のパッケージもレトロ素敵
小豆のこしあんをカステラ生地で包んで焼いた「源氏巻」は、江戸時代から続く津和野を代表する和菓子。津和野はいたるところに源氏巻の和菓子店があり、値段が手頃(1本220〜270円程度)で、パッケージもレトロ素敵なので、ぜひ味比べしてみたいものです。
「しょうゆアイス・しょうゆソフト」塩キャラメル味に近いかも?
しょうゆアイスほか
老舗醤油(しょうゆ)店が作る、しょうゆアイスやソフトは、ほんのりしょうゆの風味とミルクの甘さがマッチ。塩キャラメルあるいはみたらしだんごのような、クセになる味わいです。
写真提供:公益社団法人 島根県観光連盟
今回は、島根県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのもいいかもしれませんね。
注意:2021年3月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。