CHAVATY TEA AND SALONと同時にオープンした、クレープ専門「CHAVATY Crêpe」

世界に向けてお茶の魅力を発信しているティーラテ専門店「CHAVATY」が、2021年7月の新店舗「CHAVATY TEA AND SALON」。本厚木駅直結の商業施設「本厚木ミロード（イースト）」に入っていて、カフェメニューだけでなく、サクッとテイクアウトできるメニューも用意しています。

日常をより楽しく上質にするお茶とスコーンの魅力を提案する新店舗。人気のスコーンに、新メニューのブランチやスコーン生地のキッシュやタルトと豊富にそろえ、今春から表参道限定で販売されているクレープも登場しています。

今回注目したのは、そのクレープをメインにしたクレープ専門店「CHAVATY Crêpe」。

乳酸菌発酵の北海道産発酵バター、厳選配合したオリジナルブレンド粉、低温殺菌の牛乳を使ったオリジナル生地をひと晩寝かせ、厚み・温度・焼き時間にもこだわり、注文後にひとつずつ丁寧に作られています。

カフェとテイクアウトでいただけ、テイクアウトは入口のカウンターでの注文・受渡し。カウンター向かいのテイクアウト用スペースの“土間”でゆっくり味わえます。

カフェとテイクアウトで異なるクレープメニュー

カフェのクレープは、丸皿に平たく折り重なった形のもの（単品858円〜/ティーセット1,298円・税込〜）。

表参道のメニューに新メニューを加えた全10種類。

ハニーナッツと塩ホイップバターの「シュシュ・ボヌール」、いちごとカスタードの「フレーズ・ビシュー」、柑橘にスパイスやハーブが香る「キャラメル・オランジュ」、フランスのカカオバリー社の2種類のカカオとドライイチジクをのせた「ショコラ・ノアール」、マロンホイップクリームとオレンジの「マロン・オランジュ」、レモンとビターキャラメルの「キャラメル・シトロン」、マスカルポーネクリームとコーヒーソースの「アマレーナ・ティラミス」のスイーツ系が7種類。

ブランチプレートのメイン料理のような「アボカド&エッグ」「クロックマダム」「トリュフオムレツ」のお食事系が3種類あり、豪華ラインナップ。

テイクアウトはお馴染みのワンハンドタイプの9種類（626円・税込〜）。

「シュシュ・ボヌール」、いちごと自家製カスタードの「ストロベリーケーキ」、チェリーコンポートとマスカルポーネクリームの「チェリーティラミス」、オレンジも香る「ココナッツモンブラン」、レモンクリームにキャラメルとハニーナッツを組み合わせた「シトラスキャラメル」、マシュマロをアクセントにした「バナナショコラ」のスイーツ系に、

「ツナチーズメルト」「ソーセージチーズ」「ニース風サラダ」と、ヨーロピアンなオシャレなお食事系。

「チェリーティラミス」をテイクアウト

どれも魅力的ですが、いただいたのは「チェリーティラミス」（842円・税込）。スタイルよく細長いですが、ずっしり感があります。

ビターなココアとミントが爽やかな食べ始め。イタリアのお酒“アマレーナ”に蜜漬けにしたチェリーコンポートがプリッとして洋酒の薫りが華やか。

マスカルポーネクリームはふんわりとミルキーで、ココアが良いアクセント。途中からカットしたチェリーが現れ、味と薫りに深みを出し、後半には自家製カスタードがたっぷりと入っています。スコーンのクランブルも顔を出し、香ばしさとカリッと食感で、常に変化し飽きさせない。

こだわりのクレープ生地は厚みがあり、外側はサクッと内側はやわらかく、バターも芳醇。折り重なっても噛む力がいらないほどで、この生地だけでもお上品なスイーツです。

前半はあっさり、後半は濃厚で大人風。スコーンの新たな可能性にも出合え、見えないからこそドキドキするクレープの世界が広がっています。

お土産にしたくなるスイーツたち

おみやげには、スコーン、焼き菓子、スプレッドの販売もあり、

今後は、オリジナルの「クロテッドクリーム」も販売予定とのことで、まずます目が離せません。

ちなみに、お隣には系列店のたいやき屋さん「たいの八」も。以前新宿のフードトラックのお店を紹介しましたが、こちらのたい焼きの生地も薄くてサクサクで他店とは一味違うので、ぜひ一緒に味わっていただきたいもの。

テイクアウトのクレープやドリンクでも“ゆったりと満たされる上質な時間“を叶えてくれた新店舗。お出かけの途中にちょっと立ち寄り、日常に甘く華やかな逸品をテイクアウトをしてみませんか？

［All photos by kurisencho］

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kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。