夜市での食べ歩きの締めに「愛玉之夢遊仙草」のスイーツを
台北MRT新義安和駅は、「臨江街觀光夜市(通化街觀光夜市)」の最寄り駅。台北101からも近く、駅を降りると台北101がきれいに見渡せます。
駅から臨江街觀光夜市まではとほで5分ほど。台北101観光の前後に寄るのにおすすめの夜市なのです。
日中はもちろん、夜市での食べ歩きの締めにスイーツをいただきたい時にもおすすめのお店が、今回紹介する「愛玉之夢遊仙草(アイユージーモンヨウシエンツァオ)」。店名にもなっている、愛玉ゼリーや仙草ゼリーを中心としたスイーツをいただくことができます。
愛玉ゼリーにする?それとも仙草ゼリー?
看板メニューは仙草ゼリー「仙草綜合冰」と愛玉ゼリー「愛玉綜合冰」で、それぞれ芋圓(芋餅)や粉圓(タピオカ)などのトッピングがたっぷりのせられています。それに加えて、愛玉ゼリーにはレモンシロップ、仙草ゼリーには奶球(コーヒーミルク)が付いてきます。
どちらのゼリーを食べようか迷ったら、両方入ったオリジナルメニュー「愛玉仙草冰」を注文してみるのもおすすめ。愛玉ゼリーと仙草ゼリーが半々で入っていて、トッピングを二つのせて60元(約240円)です。今回はこちらを注文してみました。
愛玉仙草冰を2種類のトッピングと一緒に
こちらが「愛玉仙草冰」です。トッピングは芋圓(芋餅)と花生(茹でピーナッツ)をチョイスしました。トッピングが多すぎて、ゼリーが隠れてしまうほどです。
トッピングを少し横にずらしてみると、2種類のゼリーが顔を出しました。
仙草ゼリーからいただいてみると、ふるっとしたやわらかい食感と漢方のようなほろ苦さが口の中いっぱいに広がります。ゼリーにかけられた甘い砂糖シロップと一緒に口に入れると、ほろ苦さが緩和されてちょうどいい塩梅に。
愛玉ゼリーは仙草ゼリーよりもぷるっと弾力が強めで、ほんのり甘く、爽やかな味わいです。たっぷりのせられた、もちもち芋餅の素朴な味わいと茹でピーナッツのやさしい甘さも味の変化をもたらしてくれます。
筆者は2021年12月中旬にこのお店を訪れたのですが、天気がよくて日中の気温は24℃。ひんやりスイーツが心地よく感じました。寒い季節は燒仙草や小豆スープなどのあたたかいメニューも提供されているので、そちらもおすすめです。
いつか台北にいらっしゃった時には、その日の気候や気分に合わせて冷たいものか温かいものかを選びつつ、スイーツタイムを楽しんでみてくださいね。
住所:台北市大安區通化街56號
[All photos by Yui Imai]
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