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浩庵キャンプ場をマニアが徹底解説!予約方法・料金・サイト・富士山の絶景も

Posted by: すぎさく。
掲載日: Mar 15th, 2022. 更新日: Jun 17th, 2022

「浩庵キャンプ場」は、山梨県・本栖湖の湖畔に広がる大人気キャンプ場です。富士山を望むその絶景は、1,000円札の裏側デザインのモデルになっていることでも有名ですよね。また、アニメ『ゆるキャン△』の1話目に登場したモデル地としても広く知られるようになりました。そこで今回は、そんな浩庵キャンプ場を、年間30泊以上キャンプを楽しむ女性キャンパーの筆者が徹底的に解説します。

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洪庵キャンプ場

 


浩庵キャンプ場のアクセス・住所・電話番号・料金

  • アクセス:クルマ/中央自動車道「河口湖IC」から約25分、名神・東名高速道路「富士IC」から約45分、中部横断道「増穂IC」から約40分
  • 電車/富士急行線「河口湖駅」からタクシーで約40分、JR東海道新幹線「新富士駅」からタクシーで約60分、JR身延線「甲斐常葉駅」からタクシーで約40分
  • 住所:山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
  • 電話番号:0556-38-0117
  • 料金:テントサイト/大人(中学生以上)1泊600〜900円、1泊小学生400〜600円+テント設営料/1泊1,000〜1,200円、タープ設営料/1泊500〜700円+駐車場1泊1,000〜1,200円(キャンピングカーは1泊2,000〜2,400円)、バイク1泊600〜800円、キャビン/4人用8,800円、6人用22,000円、10人用38,500円 ※テントサイト利用料は、チェックイン時間及び平日・週末・祝日、繁忙期によって変動します
  • チェックイン/チェックアウト:7:30/10:00(レイトチェックアウト17:00)

「浩庵キャンプ場」ってどんなところ?

富士山のお膝元に位置する「浩庵キャンプ場」は、キャンパーの憧れでもある超人気のスポットです。1,000円札のデザインにも採用された本栖湖&富士山の絶景に、魅了される人が続出中!


人気アニメ『ゆるキャン△』に登場したことも手伝って、とくに土、日、祝日は予約が取れないほどのダインインキキャンプ場としても有名です。売店には、作品のグッズがずらりと並び、ファンにとってもお宝の山!

テントサイトは全面フリーサイトで、本栖湖の湖畔エリアと林間エリア、さらに湖の対岸には浩庵テント村(第2キャンプ場)があります。浩庵テント村は、湖畔を望むことはできませんが比較的空いているので、ゆったりキャンプを楽しみたい人におすすめです。

冬季(12〜3月)は周辺の道路が凍結したり、降雪したりすることもあるので、スタッドレスタイヤ装着が必須なのでご注意を。

予約はWebで

浩庵キャンプ場の予約は、公式サイトで簡単に行えます。浩庵キャンプ場と浩庵テント村では予約が異なるので、間違えないように注意しましょう。

予約の際は、7時半(もしくは8時半)から30分単位でチェックイン時間を選択する必要があります。一番遅いチェックイン時間は18時〜19時半。

チェックアウトは10時ですが、デイキャンプを追加すれば最長で17時までの滞在が可能になります。

「浩庵キャンプ場」の4つの魅力

ここからは、絶景が望める人気の浩庵キャンプ場エリアの魅力を詳しく紹介します。

本栖湖と富士山の絶景ビュー!


最大の人気の秘密は、富士五湖の1つ「本栖湖」と「富士山」のダブル絶景! 高い透明度を誇る本栖湖畔での幻想的なキャンプが楽しめ、さらに富士山も見られる非日常的な雰囲気はここならでは。

日の出の瞬間も楽しみの一つで、訪れた人の多くが撮影タイムを楽しんでいます。


天気が良ければ、富士山が赤く染まる赤富士も堪能できますよ。


さらに、風がなければ、湖面に映る逆さ富士も見られます!

アクティビティが充実


本栖湖では、湖畔ならではのアクティビティも楽しめます(冬季は休止)。カヌー(カヤック)やウインドサーフィン、SUPのほか、スラックラインなどで遊ぶことが可能です。体験教室もあるので、初めての参加でも安心ですよ。ただし遊泳は禁止です。

また、湖畔沿いから竜ヶ岳に登ることも可能で、元旦には貴重なダイヤモンド富士が望めるチャンスも!

【アクティビティ料金】

  • カヌー/体験教室1人6,000円、レンタル1時間2,000円、1日5,000円
  • カナディアンカヌー/レンタル(2人用)1時間2,000円、1日5,000円
  • ウインドウサーフィン/体験教室1人10,000円、レンタル1台1日6,500円
  • SUP/体験教室1人6,000円、レンタル1台1時間2,000円、1日5,000円
  • スラックライン/レンタル1本1日1,000円、1泊2日1,500円

売店には人気アニメ『ゆるキャン△』グッズが満載!


2階建ての浩庵セントラルロッジには、受付や売店、レストランがあります。2022年3月現在は、新型コロナ感染防止のためレストランは休止中です。


受付前の駐車場からも本栖湖と富士山を見渡せます。


チェックインは売店に入って正面の受付で行います。

アニメ「ゆるキャン△」に登場したスポットということもあって、売店には所狭しとアニメグッズが陳列されています。


アニメファンなら歓喜すること間違いなしの数々のアイテムはもちろん、スタッフお手製のかわいらしい商品説明の札にも注目です。


『ゆるキャン△』のキャラクターがデザインされたスキレットやプレートなどのキッチ周り、お菓子、限定Tシャツまでさまざまなアイテムが並んでいます。


なかでも、キーホルダーやトートバッグ、浩庵キャンプ場オリジナルステッカーなどが人気だそうです。ファンは要チェックですよ!


ちなみに同じくアニメに登場した、浩庵キャンプ場の数十メートル手間にある公衆トイレも人気の撮影スポット!

リニューアル目前のキャビン


浩庵キャンプ場には、キャンプサイトのほか、キッチンやトイレ付きのキャビン(4人用・6人用・10人用)でも宿泊が可能です。

ですが、2022年3月現在はリニューアル中。まもなく新・キャビンがオープン予定なのでお楽しみに! もちろんキャビンからも本栖湖と富士山の絶景を堪能できます。

本栖湖キャンプ場の「フリーサイトのおすすめエリア」は?


キャンプサイトには浩庵セントラルロッジの道路を挟んだ横から下りられます。


サイトに下りる入口に鎖がかかっている場合は、自分で開け締めを。

キャンプサイトはエリア分けされているわけではありませんが、大きく分けると、本栖湖が目の前の「湖畔エリア」本栖湖と富士山を見渡せる「林間エリア」があります。

受付順に好きな場所に設営が可能ですが、早い時間にチェックインしたからといっていい場所を確保できるかというと、そうとも限りません。通常10時チェックアウトですが、レイトチェックアウトする人も多く、いい場所がとれるかどうかは……運とタイミング次第といったところ。

森林サイトの手前にある駐車場


坂を下ると少し開けた場所に。この左手が林間エリアで、さらに下ると湖畔エリアになります。

湖畔エリア


湖畔サイトは、本栖湖と富士山が目の前! 基本的にはクルマの横付けが可能ですが、降雪や路面が凍結している場合は乗り入れができない場合もあります。


右側にいくもよし、左側にいくもよし、どこに設営しても本栖湖と富士山を一望できます。ですが、奥に行くほどに炊事場とトイレが遠くなるので、手前側(湖畔エリアの入口付近)が人気です。


本栖湖に近づくほど傾斜しているので、少し後方にテントを設営するのがおすすめです。地面は細かい砂利になっているので、長めのペグの使用がおすすめ。また、強風が吹くこともままあるので、しっかりペグダウンしておくのが安心です。


湖畔エリアの少し高台になっている場所はプライベート感たっぷり。ただ、トレイや炊事場が遠くなるデメリットも。ですが、富士山と本栖湖はしっかり満喫できますよ。


高台エリアの一番奥に位置するエリアもかなりプラーベートな空間。グループキャンプにもよさそうですね。

林間エリア


林間エリアは、混雑時はクルマの乗り入れができないので、隣接する駐車場に停めて荷物を運ぶ必要があります。とはいえ、目の前なので荷物運びも苦にはならないはず。また、林間だけに2ルームなどの大型テントは場所を選ぶ必要があるかもしれません。地面は硬い土で、頑丈な鍛造ペグの使用がおすすめです。


ハンモック泊ができそうな場所もあり、浮遊感を感じながら絶景を堪能するのもいいですね。やはり富士山と本栖湖が見渡せる前方が人気で、後方に行くほど見づらくなります。


林間エリアの一番右手に位置するエリアはかなり広く、かつプライベートが確保しやすい人気の場所です。空いていたらラッキー!


トイレは、林間サイトの手前に1カ所あります。


きれいに清掃されていて快適です。


アルコール消毒が置かれていて感染症対策も万全。鏡付きなのも女子にはうれしいポイントです。


トイレの横にはきれいなコインシャワー(2分100円)も完備されています。


屋根付きの炊事場もトイレとシャワーの近くにあり、設備が一カ所に集中しているので利便性もいいですね! トイレやシャワー、炊事棟を利用するのは林間エリアの方が便利です。

ちなみに、ゴミや灰はキャンプ場では捨てられないので、すべて持ち帰りましょう。また、周辺に食材などの買い出しができるスーパーがないので、事前に購入しておくのがおすすめです。


今回は、本栖湖の人気キャンプ場「浩庵キャンプ場」を徹底解説しました。サイト選びは運次第な部分もありますが、ほとんどの場所から本栖湖と富士山を一望できるので、ぜひ感動の絶景を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。土、日、祝日の予約は困難ですが、平日なら空いている場合もありますよ!

すぎさく。

sugisaku エディター/ライター
究極の自由人。走り屋系雑誌で編集のハウツーを学びつつ、コキタナイマイカーでサーキット走行に情熱を燃やした結果、壊したクルマは数知れず!? その後,ブランクを経てweb業界にジョイン。紙とwebで都合9年ほど編集に携わる。現在はキャンプ沼にどっぷり首まで浸かって溺れそうな焚き火バカ。


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