京都・茶寮都路里「Petitパフェ」
「Petitパフェ」は、1860年創業、京都祇園の宇治茶専門店「祇園辻利」の茶寮都路里による新しい宇治茶スイーツ。2022年3月1日の祇園辻利祇園本店リニューアルを機に、新作として誕生して話題となっていますよね。4月現在はベーシックラインナップの「抹茶」と「ほうじ茶」のほかに、季節限定の「花咲(はなさき)」(2022年4月末頃までの販売予定)の3種が販売されています。
このPetitパフェは、「自宅でもパフェを楽しみたい」という声に応えるかたちで生み出されたもの。宇治茶スイーツを知り尽くした茶寮都路里の厨房の職人が、試作を重ねて新たな味わいの調和を追求したのだそう!
重ねられた層がカラフルでかわいらしい見た目も演出。お茶の風味に合うように厳選された素材によって丁寧に作られているので、本格的な茶寮の味が体験できるのです。
素材の味を生かした個性的なパフェたち
今回は、「Petitパフェ抹茶 ほうじ茶 花咲セット」を、お取り寄せしてみました。抹茶・ほうじ茶・花咲の各2個ずつ、計6個入りで7,128円(税込・送料込)。冷凍のクール便で届きました。
「Petitパフェ」の「petit(プティ)」は、フランス語で「小さな」「かわいい」という意味。「完璧な」という語源を持つ「parfait(パフェ)」との組み合わせで、素敵なネーミングが実現しているというわけです。ということでここからは、茶寮都路里が「完璧なスイーツ」を目指して作ったという3種のスイーツの味を紹介していきましょう!
ゆずの香りで大人な味わいの「抹茶」
京都・水尾地域の実生栽培柚子で仕上げたゼリーと茶寮都路里のホイップ、小豆が重なり合い生まれる和洋の垣根を超えた爽やかな甘味を楽しめる「抹茶」。宇治抹茶を感じられるもっともベーシックなパフェです。
宇治抹茶の風味が口の中に広がり、そのあとゼリーの柚子の香りと風味が。小豆の甘みと抹茶の苦味、そして柚子の甘酸っぱさが重なり合って、ちょっと大人な味わいです。一口でいくつもの味の層を楽しめました。
オレンジピールの苦味がきいた洋風な「ほうじ茶」
「ほうじ茶」は、祇園辻利独自の製法による芳醇で香り高いほうじ茶と、深めに炒ることで香り高い「京碾ききなこ」、さらにオレンジピールの層で、「進化系ほうじ茶スイーツ」の独特な味わいを楽しめます。
食べてみると、ほうじ茶の風味はコーヒーのような芳醇さを感じさせ、あんこときなこが合わさって、さらに濃厚な味わいに。オレンジピールの苦味で、洋風スイーツにも感じる味に仕上げられています。
甘さ控えめでお酒の風味!春限定の「花咲(はなさき)」
最後は春限定の「花咲(はなさき)」をいただきます。こちらは、「てぐみ丹波ワイン」の酸化防止剤無添加スパークリングロゼを主役にした、異色の素材を組み合わせたパフェです。桜色が華やぐまさに春のスイーツですね。
グリーンと桜色の組み合わせがとてもかわいらしいのですが、しっかりとした大人の味に引き込まれます。ピスタチオムースにはワイン、ストロベリーソースにはグランマニエを使用しているそう。かわいい見た目に反して甘さ控えめの大人の味でした。お酒好きの方はぜひ!
お茶と素材の相性を追求した至極のパフェを京都土産に
「Petitパフェ」は、祇園辻利祇園本店のほか、祇園辻利公式オンラインショップで取り扱っています。祇園辻利祇園本店では単品のみの販売(冷蔵商品販売)、オンラインショップではセットのみの予約販売とされているので、気分や都合に合わせて選んでみてください。
また、オンラインショップで注文した場合は、冷凍で配送されますので、到着したらすぐに冷凍庫へ。解凍は冷蔵庫で8時間です。解凍後は24時間以内に召し上がってくださいね。
見た目がかわいいだけじゃない宇治茶の上品な味わいをしっかり楽しめる「Petitパフェ」、新しい京都土産として注目してみてはいかがでしょうか。
価格:「Petitパフェ」(抹茶単品・ほうじ茶単品)各972円(税込)、(花咲単品)1,080円(税込)
「Petitパフェ抹茶 ほうじ茶セット」4個入り 4,968円(税込・送料込※クール便)
「Petitパフェ抹茶 ほうじ茶 花咲セット」6個入り 7,128円(税込・送料込※クール便)
賞味期限:冷凍保存10日間/解凍後24時間
販売店:祇園辻利祇園本店、祇園辻利公式オンラインショップ
※祇園辻利祇園本店では単品にて販売
公式サイト:https://www.giontsujiri.co.jp/shop/cat/97
[All Photos By Kaori Simon]