「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに‼」というコンセプトの元、できあがった5つの新感覚エンターテイメントが集まったREEAST ROOM(リーストルーム)。物が壊せたり自由に落書きできたりと、いままでの概念が吹っ飛ぶような「やってはいけないことができる空間」に行ってきました。刺激的で背徳感たっぷりの2時間は忘れられない1日になりましたよ。
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なにができる場所?
「REEAST ROOM(リーストルーム)」とは「Release Of Beast=野獣の解放」という語源からきているエンタメ施設です。シンガポールで流行っていた【物を壊すサービス】に目を付けた社長が、「アレンジすれば日本でも楽しめるのでは?」と考え、始まったそう。
雑居ビルの中はカラフルな異世界空間
ビルの中に入ると、壁一面至る所にカラフルなアート。全国で活躍されているアーティストの方々が描いたものなんだとか。外から入ってくると空気が一変し、不思議ワールドに入り込んだ気持ちに。
2階のレセプションでは、ダーツや巨大ジェンガが置いてあり、自由に楽しむことができますよ。お酒が豊富にそろっているのもうれしいポイント。もちろんソフトドリンクもあるので、落ち着いて休憩するのもOK!
専用のつなぎです。つなぎは、着てきた服の上から穿くため、スカートではなくズボンで来てくださいね。筆者はピンクを選びましたが、他にもカラフルな色がそろっています。グループで来て、写真を撮ればかなり映えそう。
日本上陸でハマる人続出?「AXE THROWING(アックススローイング)」
ダーツの要領で斧を投げて得点を競い合う新種のスポーツです。アメリカでは1000店舗あるほど人気があり、オリンピックの競技にしようという動きもあるんだとか。今から狙えば、代表選手になるチャンスをつかめるかも……?
スタッフからしっかりとレクチャーを受けたあとは、30分間~自由に投げることができます。最初は斧を投げることにビビってましたが徐々に慣れてきました。
斧投げは人との接触もないため、高いテクニックと再現性が求められるスポーツ。大会も毎月行われており、日本選手のレベルもどんどん高くなっています。
投げ方や助走の付け方など、試行錯誤すること15分。ようやく円の中に斧が刺さりました! 木にスパッと刺さる感覚は何度でも味わいたい爽快感。
あまりのうれしさに、刺さった証拠をしっかりとカメラに収めました。この後、これ以上の結果が出ることはなく……。しかし、無我夢中で斧を投げた30分間は、ストレス発散になりとても楽しかったです!
1度は誰しもやってみたい「FREE ART WALL(フリーアートウォール)」
屋上に設置された高さ約2メートルの壁や床、階段に直接落書きをすることができる「FREE ART WALL」。子どもの頃に1度は憧れたスプレーアートや筆を使った落書きに、高揚感と背徳感が迫ります。
スプレー缶や筆、ローラーなど道具はさまざま。どんな色を使っても、どこに塗っても良しと聞いて、逆に何を選ぼうか悩んでしまいます!
まずは、白いスプレー缶。太さや濃さなどの調節が難しく、「スプレーアートってこんなに難しいんだ」と実感。今後は、街にある落書きも尊敬の目で見てしまいそうです。
続いて筆を使っていきます。何を描けばいいのかわからず、ただただ壁を真っ赤に塗りつくすことに。無心で壁に向かい、ひたすら赤を塗りたくるという、絶妙な背徳感を抱きながら塗り続けます。
隅っこに佇んでいたマネキン人形を赤く塗りつぶすことに。筆者にはこちらの方が性格に合っていたらしく、どんどん楽しくなってきました! 自由だからこそ、楽しみ方を模索するうちに自分の好みや性格を知ることができました。
ストレス解消に抜群「BREAKROOM(ブレイクルーム)」
部屋名の通り、物を壊すことができる空間です。不良品回収業者によって引き取られた家電やごみを引き取り、BREAKROOMにて壊されたあとは再び不良品回収業者に回収される仕組み。サステナブルにエンタメを楽しむことができますよ。
部屋に入ると、壊してもいいグラスや家電が準備されています。奥にある家電や落ちている物をさらに壊していくのもOKとのこと!
ハンマーや鉄の棒など、壊すための道具も置いてあります。制限時間は15分間。短く感じますが、普段使わない筋肉を使いながらの全身運動は思っていたより過酷だそう。
いざ物壊しへ! ハンマーで物を壊していると、自然と笑いがこみ上げてきて笑いが止まらなくなりました。背徳感が極限状態にいったのか……。道端でやったらジョーカーそのものの動きですが、想像以上に楽しい。
コピー機も鉄の棒で叩くと、みるみるうちに壊れていきます。
私物を持ってくれば、この部屋で壊すことができます。中には引っ越し時の断捨離でいらなくなったグラスや、元カレ元カノのプレゼントを持ってくる人もいるみたい。ストレス発散にうってつけですね。
いつ混んでる?どんな使い方ができる?
土日の昼帯は毎週混んでいるそう。平日は、飲み会の二次会に利用する人も多いみたいですよ。筆者が訪れた平日15時は、数名のお客さんしか会わなかったので、開店直後が狙い目かも。
日常にワクワクとシゲキを!
3つの体験はどれも刺激的かつ衝撃的でしたが、いずれも夢中になって楽しむことができました。心なしか、訪れる前よりも身も心も軽くなったかのようです! 悔しさが残る斧投げはいつかリベンジしたい!
営業時間 平日15:00~22:30
休日10:00~22:30
所在地 〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-44-17
URL https://reeastroom.com/
[All Photos by TABIZINE編集部]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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