【年末年始の観光地ランキング】2年連続NO.1の都道府県とは?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Dec 28th, 2016

年末年始に帰省をする人も多いと思いますが、帰省ではなくあえて国内外に旅行に行くという人も少なくないはず。

今まさに旅の準備でワクワクしている真っ最中かもしれませんが、今年の年末年始は国内の場合どういった観光地が人気なのでしょうか?

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

そこで今回は旅行サイト『じゃらんnet』において年末年始の宿泊予約状況が好調だった都道府県TOP10を紹介したいと思います。併せて人気急上昇のエリアも紹介しますので、ぜひともチェックしてみてくださいね。

5位:神奈川県

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

第5位は神奈川県がランクイン。横浜や川崎、相模原などの政令指定都市を抱える一方、茅ケ崎、藤沢、鎌倉など魅力的なエリアが目白押しの同県。西に行けば、箱根などの温泉地もあります。

こうして主要スポットを並べると、県内の東から西まで、ぎっしりと魅力が詰まる県だと分かります。また、東京と隣接している立地も便利ですよね。

ちなみにブランド総合研究所の「地域ブランド調査2016」を紹介したTABIZINEの過去記事「5位は横浜で4位は小樽【魅力的な日本の都市ランキング】1位はどこ?」では、横浜が第5位にランクインしていました。

同調査の都道府県版を紹介した「東京都は3位!【魅力的な都道府県ランキング】8年連続の1位はどこ?」では、神奈川県が第5位に。年末年始に人が集まる理由が分かりますよね。

4位:千葉県

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

千葉県と言うと、九十九里の外房や白浜、館山の海岸線を含む南房総国定公園など、魅力的なエリアはたくさんあります。写真で掲載した印旛(いんば)沼などもいいですよね。

とはいえ年末年始の旅行先として第4位にランクインする大きな理由の1つは、やはり東京ディズニーリゾートがあるからだと考えられます。

公式ホームページの運営カレンダーをチェックしてみると、年末年始に関係なく、大みそかも元日も含めて休みなく営業していると分かります。2016年12月31日は『東京ディズニーランド』や『東京ディズニーシー』の年越し特別営業「ニューイヤーズ・イヴ」に行くという人も中には居るのでは?

また『じゃらんnet』の予約者数の中には、単に成田国際空港の周辺で一泊するという人の数もいくらか含まれているのかもしれませんね。

3位:大阪

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

このところ海外から遊びに来る外国人観光客に大人気の大阪。実際に街中を歩くとそのにぎわいぶりが分かりますが、Mastercardの調査「2016年度世界渡航先ランキング」を紹介した「【2016年世界渡航先ランキング】伸び率第1位の都市はなんと日本の◯◯!」でも触れた通り、過去7年で最も渡航者が増えた都市として、数字の上でも大阪がなんと世界No.1なのだとか。

一方で今回『じゃらんnet』の調査では、日本人が年末年始に行く国内旅行先としても人気だと分かりました。後述しますがなんと大阪は人気急上昇のランキングでもTOP5入りを果たしています。さすがですね。

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2位:北海道

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

次は北海道。「冬に北海道?」と思う人も居るかもしれませんが、冬こそ北海道は美しいですよ。

筆者も十勝平野の牧場に住み込んで越冬した経験がありますが、家の窓を開けると庭先にダイヤモンドダストが見えるなど、神秘的な景色をそこかしこに楽しませてくれました。

上述のTABIZINE過去記事「5位は横浜で4位は小樽【魅力的な日本の都市ランキング】1位はどこ?」、「東京都は3位!【魅力的な都道府県ランキング】8年連続の1位はどこ?」では、都市としても北海道としても次々とランクインを果たしています。

例えば都市別で見ると、第1位に函館市、第3位に札幌市、第4位に小樽市。TOP5のうち3つを北海道の自治体が獲得していました。北海道自体も都道府県ランキングで1位。しかも同調査で過去8年にわたって北海道はNo.1を獲得し続けているそう。

さらにグルメもおいしいとなれば、年末年始に出かける旅先としては外せないと分かります。

1位:東京都

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

その北海道を抑え、年末年始の旅先として最も2016年に選ばれた自治体が東京都なのだとか。勝手なイメージとして、年末年始はむしろ多くの人が帰省するためガランと落ち着いている印象がありましたが、逆に東京に地方から出てくる来る人も大勢居るみたいですね。

ちなみに調べてみると、年末年始の東京で休まずやっているスポットは意外にたくさん。例えば多くの水族館や遊園地、『はとバス』などのバスツアー、『東京スカイツリー』の展望スペースなどなど。

もちろん好きな人には美術館や博物館、歌舞伎や落語などの行先もあります。年末年始であっても東京はあの手この手で旅人を楽しませてくれそうですね。

以上、年末年始に多くの人が出かける都道府県の人気旅行先ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか? 

6位以下は静岡、沖縄、長野、兵庫、福岡といった都道府県。さらに前年と比較して人気急上昇の都道府県ランキングとしては、1位に大分県、2位に大阪府、3位に徳島県、4位に長崎県、5位に滋賀県などが挙がっていました。

大阪府は人気旅行先ランキングに入りながら、さらに前年比増加率ランキングでも入っているのですね。皆さんの旅行先はランクインしていましたか?

みんなの旅先は何位?【年末年始の観光地TOP10】2年連続NO.1の都道府県とは

[『じゃらん』、2016年 年末年始 国内旅行の人気旅行先を発表]
[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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