留学や移住とまではいかなくても、観光でどこかの国に長期滞在したいと思った経験はありませんか?
できれば安く長期滞在できれば理想的ですが、どこの国が最も安く済むのでしょうか?
そこで今回は世界最大の旅行サイトを運営するトリップアドバイザーの行った調査から、最も安く長期滞在できる国TOP10をランキング形式で紹介したいと思います。
第10〜4位の国は?
トリップアドバイザーによれば、日本人の旅行者が1回の海外旅行で支払う金額の総額は平均で約14万円だったと言います。
その14万円があれば、各国で何日過ごせるのかをカウントした調査が、今回の参考元である「最長滞在日数からみる春の海外人気旅行先ランキング」。
TOP3を除く第10位から4位の国と都市は以下の通りになりました。
第5位・・・台北(台湾)11日
第6位・・・上海(中国)9日
第7位・・・ラプ ラプ(フィリピン)8日
第8位・・・香港(中国)7日
第9位・・・シンガポール(シンガポール)5日
第10位・・・タモン(グアム、米国)3日
上述のランキングは、平均の往復航空券代と平均宿泊料を合計し、14万円で何日滞在できるかを計算しています。
物価が安く、宿泊費が大幅に抑えられる国であっても、日本から遠ければ航空券が高くなり、総額で14万円を超えてしまうケースもあります。
航空券の安い近場でありながら、物価も安いという条件が重なった都市が、上位にランクインしてきていると考えられますね。
第3位:バンコク(タイ)12日
第3位は世界的な観光都市、バンコクがランクインしました。国連世界観光協会の情報によれば、東南アジアで最も世界から観光客を集めているタイ。その首都として、TABIZINEでも繰り返し紹介してきましたね。
バンコクへの往復航空券は平均で60,800円、もちろん、もっと安く手に入る可能性もあります。3つ星クラス以上の宿泊費は、平均で1泊13,700円。トリップアドバイザーで評価の高いホテル『バンコク・ロフト・イン』は、1泊3,800円で済むそう。
そうした諸々の条件を考慮すると、14万あればバンコクに最長で12日間も居られると言います。長期休暇を丸ごとバンコクで過ごすなどの楽しみ方も素敵ですよね。
第2位:ホーチミン市(ベトナム)13日間
次はベトナム南部の大都市、ホーチミンがランクインしました。平均航空券代は1人53,400円、3つ星クラス以上の平均宿泊費が13,300円だとか。
トリップアドバイザーで評価の高いホテルは『ミン・チャウ・ホテル』。1泊1室7,500円だと言います。そうした条件を考慮に入れると、14万円でホーチミンに13日間も暮らせるみたいですね。
第1位:クアラルンプール(マレーシア)15日
第1位は日本人の移住先として注目を集めるマレーシアの首都、クアラルンプールが選ばれました。平均の航空券代は55,800円、平均宿泊費が3つ星以上のクラスで11,500円だと言います。
トリップアドバイザーで評価の高いホテルは『シティン・ホテル・プーズー・クアラルンプール』で1泊5,800円。
海外移住に憧れている人は、予行練習として、試しに長期滞在してみてもいいかもしれませんね。
以上、長期滞在ができる海外の都市ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか?
ホテルをもっと安く済ませれば、さらに滞在可能日数は延びるはず。航空券をさらに安く済ませれば、さらに長く滞在できる計算にもなります。
観光であればマレーシアもベトナムもタイもビザなしで行けます。後は格安の航空券を見つけて、思い切り長期滞在を楽しんでくださいね。
[最長滞在日数からみる春の海外人気旅行先ランキング – トリップアドバイザー]
[UNWTO Tourism Highlights, 2016 Edition – UNWTO]