クアラルンプールに行ったら絶対立ち寄りたい洞窟!?
この煌びやかな地下世界がバトゥ洞窟。一つの洞窟ではなくて、石灰岩の山にある3つの大きな洞窟と、その他のいくつもの小さな洞窟全体でバトゥ洞窟と呼ばれています。クアラルンプールの中心から北へ1時間ほど。100年の歴史があるヒンドゥー教の寺院として使用されています。
ヒンドゥー教の偶像や壁画がポップ
ヒンドゥー教の寺院の一般的な特徴でもありますが、偶像はどことなく親しみやすい見た目で、色彩は原色を使っているのでかなりポップ。神聖な祈りの場でありながらも、なんとなくほんわかとした気分になります。
しかし、この洞窟のスケールはすごいです。黄金の像の向こうに続く長い階段。その先に洞窟への入り口がぽっかりあいています。
一番大きな洞窟に神聖な寺院が!
一番大きな洞窟が寺院です。ここは天井までの高さが100メートルを超える巨大な空間。いくつもの建物があって、静謐な空気に満ちています。
ヒンドゥー教の年に一度1月に開催されるのタイプサム祭りの前日には、数千人の信者がクアラルンプールから行進をはじめ、翌日の朝に洞窟に8時間ほどかけて到着します。祭りの期間中に100万人が訪れるというのですから、その規模に驚きます。
まるでテーマパークのような偶像たち。
こちらは猿族のハヌマン、ヒンドゥーの神の中の一人です。西遊記の孫悟空のモデルになったお言う説もあります。
なんとなくテーマパークのような印象を持ってしまいますが、ヒンドゥー今日の神聖な寺院です。信者の皆さんの祈りを妨げないように注意してくださいね。
公開は朝6時から夜9時までです。
[Batu Caves in Kuala Lumpur]
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