ありえない!ネパールのタクシーで日本人が驚いたこと4選 〜クラクションは30秒に1回!?〜

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jan 16th, 2018

海外旅行に出かけると、日本と現地の違いにびっくりさせられる瞬間がありますよね。びっくりさせられる内容は食事だったり、文化だったり、現地の人の言動だったりと多岐にわたりますが、今回はネパールでびっくりしたタクシーの違いを幾つか紹介したいと思います。

 

料金メーターがない

「スズキ」のタクシーがいっぱい!?ネパールのタクシーで日本人がビックリしたこと4つ

(写真はイメージです)

すべてのタクシーではないようですが、ネパールのタクシーは料金メーターがなく、料金は基本的に交渉で決まります。タクシー運転手も乗客を見て値段を決めてきますので、ホテルなどで相場を聞いて情報武装してから、タクシーを選定したいところ。乗る前に待機中のタクシー何台かに声を掛け、その中で相場に最も近いタクシーを選びたいですね。

とはいえ相手もドライバーとして生計を立てていますから、サービスに対する敬意を払い、不当に安く値切るなどの交渉は、控えた方がいいかもしれません。

 

クラクションの使用頻度がけた違い

「スズキ」のタクシーがいっぱい!?ネパールのタクシーで日本人がビックリしたこと4つ

(写真はイメージです)

日本で車を運転していると、ほとんどクラクションは使用しませんよね。京都など日本でもドライバーがクラクションをよく鳴らすエリアも存在しますが、ネパール、特に首都のカトマンズは比ではありません。イメージとしては30秒に一度、クラクションを派手に鳴らすような感覚。

自分以外の車もクラクションを多用しているため、自分が鳴らしていると相手に分からせるために、とにかく長く、執拗にクラクションを使用します。

とはいえクラクションの利用が当たり前の国ですから、クラクションをめったに鳴らさない日本人と違って、鳴らされた側も「特に気にしない」と言っていました。考え方によっては、ネパール人の方が大らかなのかもしれませんね。

次は安全面に関わるビックリしたこと!

シートベルトがない

「スズキ」のタクシーがいっぱい!?ネパールのタクシーで日本人がビックリしたこと4つ

カトマンズのタクシーは、なかなか年季の入った車両が多いです。プラスして道路の舗装状況が好ましくないエリアも多々あります。混雑も当たり前。

そんな中をたくましく、勇猛果敢に走り抜けるカトマンズのタクシーに乗っていると、体は左右に大きく揺さぶられ、天井に頭がぶつかりそうになる瞬間も多いです。

「念のため、シートベルトをしておこう」と思っても、シートベルトが存在しない場合も・・・。安全性を気にする場合は、最新型のタクシーを選んで、乗る前にシートベルトの有無を確認したいですね。

 

「スズキ」のタクシーがいっぱい

「スズキ」のタクシーがいっぱい!?ネパールのタクシーで日本人がビックリしたこと4つ

(写真はイメージです)

「日本車が世界で評価されている」と聞くと、トヨタやホンダ、マツダなどを想像すると思います。中にはスバルを連想する人も居るかもしれませんが、ネパールに関してはスズキの車がいっぱい。単にスズキではなく、マルチ・スズキといって、日本の自動車メーカー・スズキがインドで1982年に官民合弁プロジェクトとして立ち上げたインド法人になります。

インドを中心に南アジアで圧倒的なシェアを誇るブランドで、もちろんネパールでも大人気。タクシーの側面などに印字されたマルチ・スズキのロゴを見ると、遠い異国の地でなんだか同邦人を見かけたようで、うれしくなってしまうはずですよ。

 

以上、ネパールのタクシーで驚いた点を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? タクシーによっては窓が閉じない、シートのクッションが損耗して市販のクッションを敷いているなど、日本では車検が通らないであろう車両もいっぱい走っています。旅の思い出になりますので、そんな驚きも楽しんでみてください。

「スズキ」のタクシーがいっぱい!?ネパールのタクシーで日本人がビックリしたこと4つ

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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