アメリカの旅行アドバイザーが教える、パスポートの安全対策はこれだ!

Posted by: 鳴海汐

掲載日: Aug 9th, 2018

私たち日本人は、よくも悪くも治安がいい環境に慣れています。アメリカ人の危機意識が世界標準なのでは?と考えたので、旅行におけるセキュリティ対策を、アメリカ人の旅行アドバイザーから学びましょう。日本人からすると驚く発想も!?

アメリカの旅行アドバイザーが教える「パスポートのリスクヘッジ」

私たち日本人は、よくも悪くも治安がいい環境に慣れています。アメリカ人の危機意識が世界標準なのでは?と考えたので、旅行におけるセキュリティ対策を、アメリカ人の旅行アドバイザーから学びましょう。日本人からすると驚く発想も!?

パスポートにカバーをする

どこの国民かは知られない方が無難。空港で、人のパスポートの表紙を見かけることって意外とあるのでは?特に日本人の場合、バレない方が安心です。日本のパスポートはビザなしで180か国に行ける世界最強のもの。闇では高く売買されているとか。スキミング防止のカバーなら完璧です。

移動中は、伸びるウェストポーチに入れて服の下に隠す

アメリカの旅行アドバイザーが教える「パスポートのリスクヘッジ」

目立ちにくく、盗みにくいのがこの保管方法。ちょっと取り出すとき恥ずかしいですが、一番安心です。もしくは、ジップ付のショルダーバッグの内ポケットに閉まって、ななめがけにして体の前側にバッグを置いておくこと。絶対に体から離さないことが大切です。

パスポートのバックアップを取っておく

アメリカの旅行アドバイザーが教える「パスポートのリスクヘッジ」

全部のページをスキャンし、オンラインストレージにそのデータを入れて、世界中どこにいても取り出せるようにしておくこと。旅行中に紛失や盗難が起きたとき、自身の身元が証明できて、再発行が早く済むそうです。また、誰か信頼のおける人で、何かあったときに動いてくれる人にもそのデータを渡しておくとさらに良いです。その上で、同行者がいる時は、相手の紙のコピーを持ち合うと何かあってもすぐ対処できると。

筆者は、顔写真のページのコピーさえあればいいと思っていました。全ページの情報が必要って発想は無かったです!

パスポートの中に緊急連絡先を入れておく

最終ページに、「事故の場合の連絡先」の欄があります。病気で倒れたときなど、緊急連絡先があれば、誰かが連絡してくれるはず。筆者は空欄にしていました。

一人がまとめて家族分を持つのは危険

大人は自分の分をもってリスクを分散した方がいいでしょう。全員分無くなると厄介です。

ホテルでは、金庫に取り付ける鍵を推奨

アメリカの旅行アドバイザーが教える「パスポートのリスクヘッジ」

コンシェルジュが預かってくれればいいですが、普段どうしていますか?ホテルの金庫に預けるとき、ちょっと不安がよぎります。「Milockie ホテルセーフロック」という、ホテルの金庫やロッカーに取り付けるダイヤル式の鍵がお勧めだそう。「LOCTOTE」というメーカーの、ロックできて、切り裂き、スキミング防止の特殊な巾着もあります。

ハードタイプのスーツケースに入れて、スーツケースを柱などにくくりつけるという手もあります。パスポートは超貴重品ですから、自分が安心できる保管方法を選びましょう。

何か一つでも、取り入れてみようかと思う対策があれば幸いです。

参考
[CORPORATE TRAVEL SAFETY.COM BLOG]
[HUFFPPOST]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

鳴海汐

Shio Narumi ライター

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

イタリアはフィレンツェとタオルミーナの料理留学、イギリスはウエストン・スーパー・メアとケンブリッジの花留学を経て、現在はロンドンと神奈川を行ったり来たり。飛行時間の大幅短縮が実現するよう、心から科学の進歩を願う水瓶座。

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