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日本の都道府県にはさまざまな見どころがあります。全国各地、繰り返し行くチャンスは少ないと考えると、できれば必見のエリアを効率よく周りたいはず。
そこで今回はTABIZINE5周年を記念して、TABIZINEで執筆する旅慣れたライターたち22人に、各都道府県の主要観光地一覧を提示し、その中からTOP5を選んでもらいました。その結果を独自のシステムで採点し、集計して独自ランキングを作成してみましたので、ぜひともチェックしてみてください。今回は島根編です。
第5位・・・玉造温泉(9.4ポイント)
(C)島根県観光連盟
最初は美肌の湯として知られる玉造温泉がランクインしました。玉造温泉は島根県の県庁所在地である松江からも近く、汽水湖である宍道湖もすぐそこという抜群の立地にある温泉地です。玉湯川沿いに温泉宿が連なっていて、星野リゾートも進出していますし、湯之助の宿 長楽園にある120坪の露天風呂など、特徴的な温泉もあります。
「勾玉(まがたま)が端に飾られていたりするのが楽しいです。川沿いを歩きたくなります」(鳴海汐)
「至る所に勾玉がデザインされた、小粋な温泉街です。勾玉グッズを買えるオシャレなショップもありました」(あやみ)
などのコメントと共に、同地を推す声もたくさん寄せられています。勾玉(まがたま)で言えば、『いずもまがたまの里伝承館』では勾玉作りも楽しめます。ネックレスなどを作って、旅のお土産にしてみてくださいね。
第3位・・・宍道湖と足立美術館(10.8ポイント)
第3位は同率で2つの観光地が並びました。玉造温泉のすぐ近くにある宍道湖と、米国の専門誌で15年連続No.1に選ばれる日本庭園が美しい美術館、足立美術館がランクインしました。
宍道湖は鳥取県の美保湾の海水が中海という汽水湖に入り、その中海からさらに奥まった場所にある汽水湖で、ヤマトシジミの産地としても有名です。
「湖に沈む夕日に心を打たれました」(米田ロコ)
「ここにシジミがいっぱいあると思うと、不思議な魅力がある穏やかな湖です」(鳴海汐)
などの言葉と共に、同地を高く評価する声がありました。コメントにもあるように、宍道湖の夕日は格別な美しさがあります。
一方で足立美術館に関しても、
などと、絶賛する声も寄せられていました。足立美術館はミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでも3つ星を獲得するスポットで、どうでもいい話と言えばどうでもいい話ですが、今年の全国通訳案内士試験の1次試験の問題に、足立美術館を選ばせる問いが出題されていました。日本庭園だけでなく、横山大観のコレクションも120点と充実しています。遠方の人も足を運ぶ価値のあるスポットですね。
第2位・・・温泉津温泉(11.4ポイント)
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第2位は世界遺産の温泉地、温泉津(ゆのつ)温泉がランクインしました。石見銀山で採掘された銀を積み出す港町にある温泉地で、温泉津そのものも石見銀山と併せて世界文化遺産に登録されています。
といった声と共に、同地を島根県No.1のスポットとして推す声もありました。コメント内にある薬師湯とは温泉津温泉にある共同湯の1つで、日本温泉協会から最高評価を獲得している、手ぶら入浴可能な温泉です。石見銀山に訪れた際には温泉津にも立ち寄り、薬師湯をぜひとも楽しみたいですね。
第1位・・・出雲大社(21ポイント)
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第1位はやはり出雲大社がランクインしました。島根と言えば出雲大社ですし、出雲大社と言えば島根県が思い浮かびますよね。日本有数のパワースポット、若い女性たちには縁結びの聖地としても人気です。
といったコメントと共に、同地を島根県No.1に推す声が多くありました。ちなみに近隣のスポットで言えば、
「伊勢神宮とは逆で、日本の夜を守っているとされる神社。天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)が祭られています。ここは神社の人に言わないと授かれない『砂のお守り』があります」
「家族から『風光明媚(めいび)な場所だから絶対に行った方がいい』と言われ、バスで訪れましたが、本当に景色が素晴らしかったです。灯台に向かうまでの道沿いには『花房商店』というお店があり、海鮮丼が絶品でした。特に獲れたてのウニは甘くて、最高の味でした」(あやみ)
などと言ったコメントと共に、日御碕神社、出雲日御碕灯台を島根県No.1のスポットとして推す声もありました。出雲大社に出かけたら、大山隠岐国立公園にも指定される日御碕にも足を運んで、大いに観光を満喫したいですね。
以上、プロの旅ライターがチョイスする島根県の観光地ランキングを紹介しましたが、いかがでしたか?島根と言えば東西に長く、東の松江から三瓶山や石見銀山がある中部、さらには西中国山地国定公園の表匹見峡などがある西部と、見どころはいっぱいです。もちろん1日では周りきれませんから、何度も季節ごとに足を運んで、大いに山陰の魅力を満喫したいですね。
1位の出雲大社についてくわしくは、『2018年女子が行きたいパワースポットNo.1【出雲大社】素朴な疑問9選』『【連載】国内一人旅でおすすめの旅先は?/第2回「出雲大社~松江を巡る旅」』なども合わせてチェックしてみてくださいね。
●調査内容:47都道府県のおすすめ観光地
●調査実施期間: 2018年7月18日~2018年7月31日
●調査人数:22名(男性:4名 女性:18名)
●調査対象:TABIZINEにて記事を執筆するトラベルライター