ラオスのビエンチャンには、「ワット・シェンクワン(別名ブッダパーク)」という不思議な雰囲気をかもしだす公園があります。
ルアンプー・ブンルア・スリーラットという僧が自身の思想を具現化したという像の数々は、よくわからないけれど、なんだか普通じゃないぞ、という心のざわめきを誘います。
いろんなものがちょっとずつへんなんです
すごい形相でなにかくわえていらっしゃいます。下半身の反り具合もかなりのもの。
薄暗い中には、1階が地獄、2階が人間界、3階が天界を表現した怪しい像の数々が鎮座しています。とても濃厚です。屋上からは、公園全体が見渡せます。
他にも、妙に薄っぺらく長い(抽象的な意味ではなく物理的に)仏像、足をひっぱられもがれそうになっているバッタなど、わけのわからないものがいっぱいあります。壮観というか、混沌? なんでもありすぎて爽快ささえ感じます。
ルアンプー・ブンルア・スリーラットはその後、タイのノーンカーイでもさらに規模を大きくした第二のブッダパーク、「ワット・ケーク」を作ったそうです。そちらもちょっと、気になりますね。
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