台湾の街には食べ歩きにぴったりのグルメ店が点在していて、夜市に行かなくても熱々でおいしいスナックが気軽に楽しめちゃいます。この「台北の食べ歩きグルメ」シリーズ記事では、観光客にも人気のお店から地元の人ばかりのローカル店まで、これはおいしい!と感じた台北の食べ歩きグルメを紹介していきます。
第四弾は、台北MRT忠孝復興駅2番出口近く・九份行きバス停のすぐ横にある「姜太太包子店」というお店です。包子(バオズ)とは、小麦粉でできた生地に肉や野菜、餡子などの具を入れて包み蒸したグルメのことで、「姜太太包子店」では種類豊富な包子を購入することができます。できたてほくほくの肉まんや野菜まん、あんまんを、九份に行く前に味わってみましょう。
台北MRT忠孝復興駅・九份行きバス停近くの人気店「姜太太包子店」
人気観光スポット・九份へのアクセス方法はいろいろありますが、台北MRT忠孝復興駅2番出口近くのバス停から出ている1062番バスを利用される方は多くいらっしゃると思います。バスに乗ってしまえば九份老街まで一本で行けるため、とても便利です。
包子の人気店「姜太太包子店」は、この九份行きバス停のすぐ横にあります。さっそくお店の前にできている列に並んでみます。
包子の種類が豊富
包子の種類はとても豊富で、肉まん、キャベツまん、ニラまん、あんまん等、約10種類の包子が販売されています。どれも1個18元(約65円)とお手頃価格。包子の他にも、饅頭(マントウ)や豆乳、蛋餅(台湾風玉子クレープ)なども販売されています。
注文すると、店頭に積み重なっているセイロの中から熱々の包子をささっと取って袋に入れてくれます。
筆者は「招牌鮮肉包(看板メニューの肉まん)」と「高麗菜素包(キャベツまん)」の2つを購入してみました。一つ一つのサイズは小さめです。
二階にイートインスペース有り
包子は食べ歩きしやすいグルメなのですが、座ってゆっくり食べたい方は二階のイートインスペースの利用がおすすめです。少しわかりにくいのですが、お店の横にあるこの階段を上がって二階へと足を運びます。
カウンター席とテーブル席があり、お持ち帰りの方が圧倒的に多いためかすいていることが多いです。すぐ横には包子の調理スペースがあり、従業員の方が忙しく包子を作っている様子も垣間見ることができますよ。
肉汁たっぷり「招牌鮮肉包」がおすすめ!
では、さっそく包子をいただいてみます。まずは「招牌鮮肉包(看板メニューの肉まん)」から。
肉まんは、一口いただいた瞬間に肉汁がじゅわ〜っと広がります。気を付けて食べないと、肉汁がこぼれてしまいそうです。ジューシーで肉の旨味たっぷり、さすが看板メニューだなと思わせるおいしさです。
キャベツたっぷり「高麗菜素包」は優しいお味
「高麗菜素包(キャベツまん)」は、キャベツたっぷりで優しいお味です。キャベツや豆干、春雨などの具が入っています。味がしっかりとついており、お肉以外に野菜もちゃんと食べたいという方におすすめです。
「姜太太包子店」の包子は、九份行きバスに並びながらいただいたり、二階席で飲み物と一緒にいただいたりと、気軽に楽しみやすいグルメです。たくさんの種類の包子が販売されているので、お好みの味を探してみてくださいね。
住所:台北市大安區復興南路一段180號
アクセス:台北MRT忠孝復興駅2番出口横
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