新千歳空港ソフトクリーム総選挙第3位!老舗銘菓「わかさいも本舗」あんぽてとソフトを実食ルポ【北海道】

Posted by: kurisencho

掲載日: Nov 8th, 2019

北海道のおいしいものが凝縮している新千歳空港。茶色のくまさんのお饅頭と黄色のソフトクリームがドンと目立つ「わかさいも本舗」。牛乳のイメージが強いソフトクリームですが、新千歳空港ソフトクリーム総選挙2019で第3位に輝いたこのソフトクリームは実食するしかありませんでした! 北海道の老舗の銘菓とともに、レトロで新しいスイーツをご紹介します。

わかさいも新千歳空港あんぽてとソフト

いつでもシンプルな「おもい」が伝わる「わかさいも本舗」って?

わかさいも新千歳空港わかさいも
昭和5年創業「わかさいも本舗」は、創業者・若狭函寿氏が、洞爺湖温泉の名物を作ろうと考えたとき、最初の「サツマイモのとれない土地で、焼きいもを作りたい」というシンプルなおもいがカタチとなり洞爺湖の地に誕生しました。

代表銘菓は「わかさいも」。要の素材に、洞爺湖周辺で大切に育てられている白い高級菜豆や大福豆を使い、焼きいものようなホクホク食感を実現。北海道産きざみ昆布を白餡に練り込んで繊維感を、そして卵醤油をぬり香ばしい皮の香りを出すことで、サツマイモを使わずに焼きいもを作ることに成功しました。

わかさいも新千歳空港 北海道あんぽてと
後に本物のサツマイモを使った「皮付きスイートポテト」も誕生し、それを季節に関係なく食べられるようにとパティシエさんが工夫をこらし作り上げたのが「北海道あんぽてと」。北海道産の小豆餡を北海道産生クリームとバターたっぷりのサツマイモ餡で包み、ほっくりやさしく和菓子のような洋菓子のような、口どけとバランスが最高です。

新千歳空港限定「あんぽてとソフト」を実食

わかさいも新千歳空港あんぽてとソフト
さあ、その「北海道あんぽてと」をソフトクリームで表現したのが「あんぽてとソフト 400円(税込)」です。 わかさいも新千歳空港店は2018年オープンしたばかりにもかかわらず、こちらは新千歳空港ソフトクリーム総選挙2019第3位に輝きました!

想像以上の真っ黄色のソフトクリームは、持ってみるとずっしりとした重さが印象的でした!口に入れてみると・・・スイートポテトを食べているかのような濃厚さに幸せを隠せません。

食べ進めていくと、「北海道あんぽてと」のように自家製あんこが顔を出しました。お芋の甘さを邪魔をしない程よい甘さが心地よかったです。他のソフトクリーム屋さんのスタッフさんも「実は、私、芋が大好きなのでおすすめなんですよ」と言うほどに、芋好きの心くすぐるポイントをおさえた逸品です。

空港で狙うべきはキュートな「くま」さん

わかさいも新千歳空港くうこうまんじゅう
新千歳空港限定商品はまだあります。「空港」「饅頭」の頭文字を取って「くま」のキャラクターにした 「新千歳 くうこう まんじゅう 6個入 648円(税込)」。

北海道産小豆と小麦を使用し、餡へこだわり、技術を一心に費やしもっちりふっくらと仕上げたそう。店舗併設工房にて毎日作っているため、蒸したてをいただけます。冷めても餡はとにかくおいしいです!嬉しいバラ売り(1個 108円・税込)もあり、ディスプレイのくまさんと、親切なお店の方にほっこりしました。

芋好きさん必食スイーツが満載

わかさいも新千歳空港店内
創業以来、真摯な姿勢と強い情熱が「わかさいも」を守り抜き、銘菓の進化が「あんぽてとソフト」につながっていたという歴史を知り、こちらのソフトクリームに感慨深い想いになりました。

サツマイモにあこがれ、サツマイモを知りつくしたからこそ、自信を持って提供できる「サツマイモのスイーツ」が所狭しと並んだ金色の店内。北海道を代表する白い牛乳のソフトクリームが多い中で輝く「あんぽてとソフト」は、芋好きさんを満足させてくれるソフトクリームでした!

*2019年9月の情報ですので、予めご了承ください。

わかさいも新千歳空港店
住所:北海道千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル2F
電話番号:0123-29-3232
営業時間:8:00~20:00
HP:https://www.wakasaimo.com/

[All photos by kurisencho]

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

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