出産祝いと言えば、定番のオムツケーキ、おもちゃやベビーウエアに偏りがちです。でも、せっかくプレゼントするのだから、人とは違ったもの、そして喜んでもらえるものを選びたいですよね。そこで、今日は世界の出産祝いをご紹介します!
オランダ編~ラスク&絵皿~
オランダの出産祝いの定番は、Beschuit met muisjes(ビスカウト・メット・マウシェス)と呼ばれるラスク。
女の子はピンク、男の子はブルー。ラスクにマーガリンを塗り、アニスという甘い香りのハーブの入ったお砂糖の粒をかけたもの。現地では、出産した家庭が友だちなどに配るそうです。
そして、Birth Plate(バース・プレート)という絵皿。
絵皿の上部には赤ちゃんの名前、時計は出産時刻を指し、コウノトリの足元には体重と身長、そして絵皿の下部には誕生日と出生地を記すのが伝統。絵皿なので、インテリアとして飾って下さいね。
フィンランド編~木のマグカップ~
フィンランドでは、Kuksa(ククサ)と呼ばれる木のマグカップを贈ります。白樺の木から作られるカップは、とても素朴で一生使っても飽きないシンプルなデザイン。
赤ちゃんの時にはミルクや離乳食を入れて。大人になったら、お気に入りのワインやブランデーを入れて。贈られた人は幸せになるという言い伝えのある、かわいい贈りものです。
トルコ編~魔除けのお守り~
トルコの出産祝いの定番は、Nazar boncuğu(ナザール・ボンジュウ)という目玉のお守りのついた金細工。現地のお土産としても売られているので、見たことのある人もいるかも知れませんね。
このギロリとした眼力で、幸せを邪魔しようとする悪魔を追い払うそう。エキゾチックなものが大好きな、冒険好きのママにあげると喜ばれそうです。
出産前パーティーでサプライズも!
アメリカ発祥のBaby shower(ベイビー・シャワー)は、出産前に行われるパーティーのこと。お隣のカナダや、オーストラリアでも行われています。
本来は妊婦さん主催のパーティーですが、日本でやるなら友だちがサプライズパーティーを企画しても良さそうです。出産前の時間を、お茶を飲んだりケーキを食べたり、産後役立ちそうなプレゼントを贈ったりして、のんびり過ごします。
こんなにかわいいデコレーションも、ベイビーシャワーならでは。妊婦さんの負担にならないよう体調や時期をみて企画したり、事前に希望のプレゼントを聞いておくと良さそうです。
今回ご紹介した出産祝いのうち、バース・プレート、ククサ、そしてナザール・ボンジュウは日本でもネット通販(下記参照)で手に入れることができます。ぜひ参考にして下さいね。