大麻比古神社
鳴門の渦潮(鳴門市)
月と太陽の引力パワー
イタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで「世界三大潮流」のひとつといわれている「鳴門の渦潮(なるとのうずしお)」。徳島県鳴門市と兵庫県淡路島の間にある鳴門海峡は、幅が狭く深さも浅いのが特徴。狭いところに海水が勢いよく流れ込むことで、渦が発生します。鳴門の渦潮の大きさは、春と秋の最大直径20mにも達し、世界一といわれます。鳴門の地名は、大量の海水がぶつかり合う渦から轟音が聞こえることから「鳴る瀬戸」と呼ばれ、それが「鳴門」へ変化して定着したそうです。
写真提供:一般財団法人 徳島県観光協会
潮流の原因となる潮の満ち引きは、月と太陽の引力によるもの。自然の大きな力が発生させる、パワースポットですね。
鳴門の渦潮は観光船からも見られますし、大鳴門橋遊歩道 渦の道からも見ることができます。渦潮が見られる時間は、「潮見表」で確認されて、お出かけくださいね。
■潮見表 渦の道&大鳴門橋架橋記念館エディ
https://www.uzunomichi.jp/tide-calendar/
★開運ポイント<自然のパワー>
地球と月の引力により発生する潮の干満と独特な地形による渦潮は、自然のパワーがみなぎるスポット。生命力が高まりそうです。
大麻比古神社(鳴門市)
お遍路さんも道中安全祈願
始まりは1100年以上前とされる「大麻比古神社」は、県下で最も多くの参拝客が初詣に訪れ、地元では「おおあさはん」と親しまれています。大麻比古神社は、交通安全、方除(ほうよけ)、厄除(やくよけ)、安産の御加護をお授けくださる神様で、お遍路さんが道中の安全祈願に立ち寄ることも多く、「道中安全守」も求めることができます。
写真提供:一般財団法人 徳島県観光協会
★開運ポイント<樹齢1000年の楠のパワー>
大麻比古神社の御神木は、樹齢1000年余の楠の大木(幹周り8.3m、樹高22m)で、鳴門市の天然記念物に指定されています。手をかざすとご神木からパワーがもらえるといわれます。
剣山(三好市)
ミステリーを秘めた山
徳島県の最高峰、標高1,955mを誇る「剣山」。西日本で2番目の高さですが、1,750mまで登山リフトで行くことができ、歩きやすいコースが整備されているため、初心者でもハイキングを楽しめます。
写真提供:一般財団法人 徳島県観光協会
剣山は、「大劔神社(おおつるぎじんじゃ)に参拝するのが大きな目的」で登る人が多く、比較的歩きやすい大劔神社コース(リフト終点から約1時間)が人気。大劔神社は、天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶと伝えられているパワースポットです。
剣山本宮 宝蔵石神社
最も山頂に近いところに位置する「剣山本宮 宝蔵石神社(つるぎざんほんぐうほうぞうせきじんじゃ)」は、平家の安徳天皇の宝剣や契約の箱を納めた岩があるなど、諸説あります。平家の落人が埋蔵金を隠したともいわれ、謎が多い神社。主に厄除け、除災招福などのご利益があるとされています。
剣山は、ソロモンの秘宝が隠された場所ともいわれ、ミステリーを秘めた山です。
★開運ポイント<悪縁切り・良縁成就・病気平癒>
大劔神社は、天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶと伝えられています。少し下ったところには「病気が治る若返りの水」といわれる日本の名水百選の「御神水」があります。
※国道492号(美馬市穴吹町古宮)が路肩決壊のため全面通行止めです。迂回路はありませんので、ご注意ください。また、復旧予定は未定です。(2020年10月13日現在)
今回は、徳島県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットでよい運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
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