私たちにとって、馴染みの深い「お寿司」。最近では世界でも大人気のお寿司ですが、海外のサイトではそんなお寿司についての美味しい食べ方が紹介されています。
今回は海外のサイト「GONE」に掲載されていた「美味しいお寿司の食べ方十ヶ条」をご紹介したいと思います。
タイトルはずばり「寿司の十戒」。
実際に日本のお寿司屋さん「鮨 やじま」という所の大将さんから聞いた話をまとめており、私たち日本人が聞いても勉強になることが書かれています。元々のお寿司の起源から本当の味わい方とは何かがわかる内容ですので、ぜひ皆さんも参考にしてみてください!
お寿司の十ヶ条その1:お寿司は15分ぐらいで食べる
元々お寿司は東京オリンピック前まで屋台で立ち食いのように食べていました。これはお寿司は鮮度が命のため、いかに鮮度を落とさずに早く食べるかが大切なためなんですね。大将曰く、「お寿司はファストフードである」ということです。
お寿司の十ヶ条その2:お寿司はランチで食べる
お寿司はお米の割合が多い為、夜はお米の割合を減らすそうです。お腹いっぱいに食べようと思った場合、実はランチが良いのです。
お寿司の十ヶ条その3:お寿司は香りも楽しむ
お寿司は味はもちろんのこと、お寿司のネタが放つ香ばしい香りなどを五感で感じて楽しむものだということです。
お寿司の十ヶ条その4:お寿司屋は天井の低い、小さな場所
お寿司が放つ香ばしい香りは天井が高く、大きなお店だと逃げていってしまうからですね。
お寿司の十ヶ条その5:手で食べる
私たちは通常お箸を使いますが、お箸を使うとどうしてもお米の形が崩れてしまうため、本当は手を使って食べる方が良いようです。手で食べるとお寿司の感触を楽しめ、早く食べられるので鮮度の良さを保てるのです。
お寿司の十ヶ条その6:出てきたお寿司はすぐに食べる
大将は一番美味しい時間を計算してお皿にお寿司を乗せるので、お米が暖かいそのタイミングを逃さないようにすぐ食べることが大切なのですね。
お寿司の十ヶ条その7:出されたものを食べる
お寿司屋さんではその店ならではの特製ソースをかけて出すところが多く、その味を活かすために例えば「わさび抜き」などの要望を出さない方が良いのです。
お寿司の十ヶ条その8:日本酒も一緒に楽しむ
お寿司を口に入れ、一噛みだけします。そして飲み込まずに日本酒を口に含み、そこでお寿司と一緒に飲み込みます。そうすることで各々の味が絶妙に口の中で組み合わさり、驚くべき味わいを生み出すのだそうです。
お寿司の十ヶ条その9:お寿司に集中する
目の前にあるお寿司の味や香り、風味などを存分に味わうため、お喋りをせずに味に集中することが必要です。
お寿司の十ヶ条その10:これらを守ること
今までご紹介したこれら全てを規律をきちんと守ることです。
以上が「美味しいお寿司の食べ方十ヶ条」でした。改めて知ると、とても興味深い内容もあったのではないかと思います。全てを実践することが難しい場合もあるかとは思いますが、お寿司とお酒の組み合わせなど、今日からでも実践できそうなものは取り入れてみてくださいね。
今回ご紹介したお店は東京の渋谷にありますので、お時間あればぜひ足を運んでみてくださいね。
[鮨 やじま]
[GONE]
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