サトウキビドリンクが勢ぞろい「甘蔗の媽媽」
暑い日に飲みたくなるのが、ひんやりとしたドリンク。30度超えの暑さが9~10月まで続く台湾では、まだまだ街中のドリンクスタンドがにぎわっています。
今回訪れたドリンクスタンドは、「甘蔗の媽媽」というサトウキビドリンクが楽しめるお店です。「甘蔗」とは日本語でサトウキビという意味があり、このお店のドリンクには砂糖ではなくサトウキビの搾り汁が使われています。
豊富なドリンクメニュー!チーズホイップドリンクが気になる
ドリンクメニューはとっても豊富。売れ筋は、サトウキビ烏龍茶やサトウキビ檸檬など、すっきりとした味わいのドリンクのようです。
中でも気になったのが、2021年8月に登場したばかりのチーズホイップ(起司奶蓋)系列。特に、看板に描かれていた杏仁豆腐入りの烏龍茶に目が奪われました。台湾ではタピオカドリンクは一般的ですが、杏仁豆腐が入ったドリンクは意外と珍しいです。
烏龍茶と杏仁豆腐はきっと相性がよいだろうなと感じますが、そこにチーズホイップが加わるって、どんな味なんだろう?と気になる!
ということで、今回はこの「芝士杏仁凍烏龍(チーズ杏仁豆腐烏龍茶)」を甘さ半分(半糖)で注文してみました。サイズはLサイズのみで価格は75元(約296円)です。台湾のドリンクは、どのお店でもけっこうサイズが大きいのですが、慣れもあって意外と飲み切れちゃうのです。
爽やかな烏龍茶に杏仁豆腐とチーズホイップがたっぷり
ひとくちいただいてみると、まずはほんのり塩気のあるチーズホイップのふわふわ感が広がりました。続いて烏龍茶の爽やかな味わいと、杏仁豆腐のぷるぷる感が飛び込んできます。
気になる相性ですが、チーズホイップの濃厚さに烏龍茶のすっきり感が加わることで、爽やかで飲みやすい口当たりになっていました。杏仁豆腐もたっぷりと入っていて、ぷるぷるとした食感と優しい味わいが心地よいです。ドリンク全体から感じる控えめな甘さも、疲れた身体にしみわたります。
「チーズ杏仁豆腐烏龍茶」は、タピオカミルクティー等と比べるとさっぱりとした味わいのドリンクなので、食後や食事と一緒に楽しむのにもぴったりなドリンクだと感じます。いつか台湾に来られた時には「甘蔗の媽媽」の、オリジナリティあふれるドリンクを味わってみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.