2022年3月オープン「八 by PRESS BUTTER SAND」
年間2,500万個を販売するバターサンド専門店「PRESS BUTTER SAND」のスピンオフブランド としてオープンした「八 by PRESS BUTTER SAND」。「数が多いこと」を意味する「八百万(やおよろず)」から着想し、八百万の喜びを届けたいと、縁起の良い「八」を入れた店名です。
北海道十勝のあずきやきな粉など日本の素材の良さを最大限引き出した和菓子とバターとかけ合わせた「バター和菓子」という新カテゴリーで展開しています。
大丸東京の地下1階、野菜やパンなど食品が並ぶグローサリー売り場にお店はあり、エスカレーターやお惣菜売り場のすぐ目の前。
ショーケースの壁紙には、黒谷和紙職人のハタノワタルさんの和紙を用いて、深緑と黄緑で山々を表現。自然に包まれているような味のある外観で、併設されている製造工房からの香ばしさに足も止まります!
常温で味わう3つのバター和菓子
1個から購入できるバター和菓子は、「和のバターサンド・バターどら焼き・バター大福」の3種類。バターが溶けないように固まらないように、いずれも常温でいただきましょう!
和バターサンド〈きな粉あずき〉
国産きな粉と国産米粉を練り込んだクッキー生地にあずきバタークリームをはさんだ「和バターサンド〈きな粉あずき〉」。お土産用の他、店頭では1個から焼きたてを味わうことができます!
店頭の特注プレス機ではさみ焼きして、丁寧に羽根をカット。
その後クッキー生地にクリームを絞って、2枚あわせて完成。
バタークリームが溶けないように粗熱をとってから提供されるので、お土産用とはまた違う風味の良さを味わえるのです。
口に運ぶ前からきな粉の香ばしい良き香り……。サクッとホロッと、米粉のみっしり感もある独特の食感。黒豆きな粉と長時間焙煎した京風きな粉の2種を配合した深みある味わいです。
中には、北海道十勝の大納言あずきの甘納豆を合わせたなめらかなバタークリーム。噛むごとに小豆の甘みときな粉のコクが広がり、和と洋が調和しています!
価格:1個297円(税込)
消費期限:3日間
「和バターサンド〈きな粉あずき〉」
価格:4個入1,188円、8個入2,376円(税込)
賞味期限:7日間
おりどら
こちらは、1枚のどらやき生地であずきバタークリームをくるんだ「おりどら」。
持つとしなるほどふんわりとした生地は、甘く香りもっちりと。
バターのコクに十勝あずきの甘納豆が時折シャリッとした舌触りでアクセントに。どら焼きでイメージするあんこの強さとは違う洋風なクリームでありながら、もっちり生地で和と洋を一緒に楽しめます。
価格:270円(税込)
賞味期限:7日間
ばたふく
バタークリームに粒あんを包み込んだ大福「ばたふく」。滋賀県産もち米を使った羽二重餅は赤ちゃんの肌のようにすべすべで、触れているだけで幸せ気分。
やわらかく伸びがよいお餅で、中には北海道産あずきのふっくらとした粒あん、中には口溶けのよいバタークリームが包まれています。甘さ控えめで、バターの風味にあずきの存在感をしっかり感じて品格があります。
ちなみに、「ばたふく」は季節の果物をのせた期間限定も登場します。訪問した4月は「苺」。3月はとちおとめ、4月は淡雪と旬の品種を厳選し、5月も旬の苺が登場するようで、6月以降の果物とばたふくの組み合わせも楽しみ!
価格:270円(税込)
消費期限:当日中
「期間限定ばたふく〈苺〉」
価格:351円(税込)
消費期限:当日中
大人の感性に響くパッケージ
ギフトボックスのデザインは絵画のようですが、北海道の大雪山やあずき畑を撮影した写真からできた風景画のようなデザイン。風呂敷のように包み込むような形で、渡す側の「想い」も一緒に包むという日本の包む文化が生かされています。
「和バターサンド〈きな粉あずき〉」と「おりどら」の詰め合わせもあり、東京第1号店ということで観光やビジネスのお土産やおもたせに選ばれていました。
価格:6個入2,160円、10個入3,240円、17個入5,400円(税込)
和素材とバターの風味が相性良く、洋のようでしっかり「和」のバター和菓子。全国の百貨店などで催事出店も行っていますが、2022年4月現在、焼きたてもある常設店は大丸東京だけ。老若男女に贈りたくなる新しい東京お土産をチェックしてみてください!
住所:東京都千代田区丸の内 1−9−1 大丸東京店 B1F
TEL:0120-319-235(受付時間10:00~19:00)
営業時間:10:00~20:00
定休日:施設に準ずる
交通:JR「東京駅」八重洲北口改札を出てすぐ
HP:https://hachi.buttersand.com/
[all photos by kurisencho]