福岡土産の定番「博多通りもん」
今や福岡空港、博多駅はもちろん、福岡県内のさまざまな場所で見かけるようになった福岡のお土産「博多通りもん」は、明月堂で1993(平成5)年から販売されているお菓子。「博多西洋和菓子」というコンセプトのもとに、開発スタッフによって試行錯誤を重ねて誕生したおまんじゅうなんです。
厳選した上質の材料が使われていて、バターは国産の脂肪分の高いもの、卵は新鮮で黄色が鮮やかなものだけ選び、白餡の原料となる手亡豆(白いんげん豆)は、色や艶、形、粒の大きさがそろったものが選りすぐられているのだそうです。
どこで買える?
今回購入した博多通りもんは6個入(税込810円)ですが、5個パック入から6個入、8個入、12個入、16個入、24個入、32個入、40個入までそろっているので、個数や人数に合わせて選べるのも助かりますね。1個ずつ個包装になっているお菓子なので、ばらまき土産にも最適です。
福岡空港のほか、博多駅、福岡県内の明月堂直営ショップ、百貨店などで買えます。明月堂の公式サイトでは、取扱店舗も確認できます。通販でお取り寄せも可能ですよ。
繊細な皮と餡の優しい甘みに癒される
筆者も福岡旅行の際には必ず指名買いする博多通りもんは、黄色い包装紙が目印。包装紙をはがすと、通りもんが入った箱がお目見え。
箱の中にきれいに詰められています。
袋から取り出してみます。餡を包んだ外側の皮はかなり柔らかい質感で、繊細さが感じられました。個包装の袋の中には、一つ一つ脱酵素剤が入っているのでいただく際には注意しましょう。
ちょっとしたことなのですが、個包装の袋にも賞味期限が明記されている心遣いはうれしいです。大箱に賞味期限は書かれているけれど、個包装のものには書かれていないことってありますよね。
2つにカットして、中を確認してみました。この白餡が甘みがあって、ミルク香る柔らかい皮との相性が抜群なんですよね~。仕事でちょっと疲れたときの甘いもの補充にも、ちょうどいい感じ。ほどよく小腹を満たしてくれるので、ティータイムのお供にもピッタリです。
そして今回は、初めて冷蔵庫で冷やしていただいてみることにしました。
好みにもよるかと思うのですが、冷やすとこの柔らかい皮のふわっと感が失われますね……。冷やして食べてみると、この皮の柔らかさが通りもんのおいしさを引き立てていると改めて感じました。口の中で白餡がひんやりとする食感は好みでしたが、通りもんは常温でいただくべきですね。何度となくリピートしている通りもんですが、新しい発見でした。
[All Photos by Chika]
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