© 公益社団法人青森県観光連盟
1月の祭り・イベント
1,000年以上の歴史ある祭り「黒石寺蘇民祭」【岩手県】
©︎ 公益財団法人 岩手県観光協会
岩手県奥州市の妙見山黒石寺にて旧正月7日に五穀豊穣、無病息災を祈って行われる「黒石寺蘇民祭」。例年旧暦正月夜から、災厄を払い、五穀豊穣を願う裸参りに始まり、柴燈木登、別当登、鬼子登と、夜を徹して行われます。
天然の氷がつくる巨大オブジェ「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」【埼玉県秩父市】
写真提供:(一社)埼玉県物産観光協会 複製・再転載禁止
奥秩父の冬の名勝「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」は、岩肌から湧き出る湧水によりつくりあげられる、高さ約8m、幅約30mにもなる大規模な氷のオブジェ。1年で最も寒さの厳しい1月中旬から2月下旬までが見ごろです。
日本で最も早咲きの梅「熱海梅園梅まつり」【静岡県】
写真提供:静岡県観光協会
1886年(明治19年)に開園した熱海梅園は、日本で最も早咲きの梅として有名で、毎年11月下旬~12月上旬には、第一号の梅の花が開花。「熱海梅園梅まつり」も開催されます。期間中、園内には足湯や土産店もオープンするほか、日によって熱海芸妓連演芸会や大道芸、甘酒無料サービスなどのイベントも実施されます。
長崎の冬を彩る一大イベント「長崎ランタンフェスティバル」【長崎県】
©︎ (一社)長崎県観光連盟
中国の旧正月を祝う行事「春節祭」を起源とする、長崎の冬の一大風物詩「長崎ランタンフェスティバル」。長崎新地中華街をはじめ、湊公園、中央公園、眼鏡橋周辺、浜市・観光通りアーケードなど、長崎市内の中心部に、約1万5,000個にも及ぶ極彩色のランタン(中国提灯)や、大型オブジェが幻想的に飾られ、街を彩ります。
一足先に春の気分「名護さくら祭り」【沖縄県名護市】
©OCVB
1月下旬から2月中旬に咲き誇る、濃いピンク色の花びらの「琉球寒緋桜(りゅうきゅうかんひざくら)」。毎年1月最終土日には、名護城(なんぐすく)一帯に整備された名護中央公園を中心に「名護さくら祭り」が行われます。
名護城一帯のほか、沖縄本島北部近隣の今帰仁村今帰仁城跡、本部町八重岳(もとぶちょうやえだけ)桜の森公園といった、琉球寒緋桜の名所巡りを楽しむのもおすすめ。
2月の祭り・イベント
世界中から観光客が訪れる「さっぽろ雪まつり」【北海道】
©︎ 札幌市
世界中から観光客が訪れる北海道の冬の一大イベント「さっぽろ雪まつり」。雪像やウィンターアトラクションなどが展開され、氷の世界を体感することができます。
約100品種3,000本の梅が楽しめる「水戸の梅まつり」【茨城県】
©︎ 茨城県観光物産協会
金沢の兼六園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園のひとつ、水戸の「偕楽園」。梅の名所として有名な同園では、「水戸の梅まつり」が開催されます。
園内には約100品種3,000本もの梅があり、「早咲き」「中咲き」「遅咲き」と長期間にわたり観梅を楽しむことができるのも魅力です。
日本夜景遺産に認定された絶景「湯西川温泉かまくら祭」【栃木県日光市】
©︎ 一般社団法人日光市観光協会
日光の冬の風物詩「湯西川温泉かまくら祭」。ミニかまくらにロウソクの灯がともされる「沢口河川敷のミニかまくら」は、日本夜景遺産に認定され、「死ぬまでに一度は見たい絶景」にも選ばれています。
雪国の奇祭「勝山左義長まつり」【福井県】
©︎ 公益社団法人福井県観光連盟
奥越前に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」。勝山市街地の各町内に建てられた12基の櫓の上で、赤い長襦袢姿の大人と子どもたちが、独特のおどけ仕草で三味線、笛、鉦による軽快なテンポの囃子にのって浮かれます。
和傘や竹のオブジェが幻想的な世界を演出「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」【熊本県】
© 熊本県観光連盟
毎年2月の毎週金曜日・土曜日に開催されている熊本県山鹿市の「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」。風情あふれる豊前街道の古き良き町並みを、和傘や竹を使ったオブジェが鮮やかに彩り、数千もの蝋燭の灯りが幻想的な世界を演出するイベントです。
3月の祭り・イベント
歴史と伝統のある行事「厄除元三大師大祭・だるま市」【東京都調布市】
©︎ 調布市
東京都調布市の深大寺では、2023年3月3日(金)・4日(土)の2日間、最大行事「厄除元三大師大祭(やくよけがんざんだいしたいさい)」を開催。あわせて、境内では「日本三大だるま市」の1つとして全国的によく知られる「だるま市」も開かれ、大小約300余の縁起だるま店を中心とした店が並びます。
日本三大つるし飾りのひとつ「稲取温泉 雛のつるし飾りまつり」【静岡県】
写真提供:静岡県観光協会
江戸時代より、稲取温泉に伝わる「雛のつるし飾り」は、雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾り、女の子の健やかな成長を願う風習。九州柳川地区、山形酒田地区と並び、「日本三大つるし飾り」のひとつとされます。
世界から観光客が訪れる珍祭「田縣神社豊年祭」【愛知県】
©︎ 愛知県
愛知県小牧市の田縣神社で毎年3月15日に行われる「豊年祭」は、ヒノキで作られた直径60cm、長さ2mあまりの大きな男茎形の神輿をかつぐお祭り。この日は、あちこちに男茎形があふれ、「野も山も みなほほえむや 田縣祭」と詠まれたように、恥ずかしながらも思わずほほえんでしまうとか。いまや「天下の珍祭」として知られており、世界各地から観光客が訪れます。
春のはじまりを告げる多彩な催し「道後温泉まつり」【愛媛県松山市】
写真提供:松山観光コンベンション協会
道後の春のはじまりを告げる「道後温泉まつり」。湯祈祷祭を皮切りに、長寿餅つき、郷土芸能大会、女みこしかきくらべパレード、道後温泉おどり、和太鼓競演大会、道後温泉楽市楽座、餅まきなど、多彩な催しものが祭りを盛り上げます。
もてなしの文化に触れる「土佐の『おきゃく』」【高知県】
皿鉢料理 出典:農林水産省Webサイト
「おきゃく」とは土佐弁で宴会のこと。土佐の「おきゃく」は、土佐の酒の神様「べろべろの神様」に見守られて、酒食を味わい酒文化に浸る、年に一度の大きなお祭りです。
まさに高知の中心街を会場とした大きな宴会で、お座敷体験、よさこい鳴子踊り、音楽ライブ、街路市など、さまざまなイベントが各所で楽しめます。
4月の祭り・イベント
雪の壁の中を歩く「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」【富山県】
標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」。世界的にも有名な春のイベント「雪の大谷フェスティバル」が行われます。
「雪の大谷」は除雪の際にできる「雪の壁」に挟まれた約500mの区間のことで、壁の高さは20mを超えることもあるとか。「雪の大谷ウォーク」では、雪の壁に挟まれた道の片側を開放された歩行者用通路を歩くことができます。
瀬戸焼の魅力に触れる「せと陶祖まつり」【愛知県】
陶祖 藤四郎(加藤四郎左衛門景正)の遺徳を偲ぶお祭りとして、昭和37年(1962年)に始まった「せと陶祖まつり」。陶祖供養をはじめ、せともの楽市、せと窯元直販処など、瀬戸市内でさまざまな行事が行われます。絵付け体験や狛犬づくり体験など、瀬戸焼を見て・買って・体験できるイベントが盛りだくさんです。
桜とデジタルアートの融合「NAKED FLOWERS 桜 世界遺産・二条城」【京都府】
京都の世界遺産・二条城で開催される花の体感型アート展「NAKED FLOWERS 桜 世界遺産・二条城」。2023年に開催された同イベントでは、二条城の入り口である唐門で、「桜」を題材にダイナミックなプロジェクションマッピングショーが繰り広げられたほか、本物の桜が咲き乱れる「桜の園」では、和楽器の音色と光を楽しむことができるインタラクティブアート、参加型デジタルアート「DANDELION PROJECT」なども登場しました。
芸妓・舞妓総勢約60名の華麗な舞「都をどり」【京都府】
京都の祇園で行われる「都をどり」。「いちげん(一見)さんお断り」という言葉がある京都の花街で、普段は会うことができない芸妓・舞妓総勢約60名の華麗な舞を、劇場形式で気軽に観ることができる絶好の機会です。
1万発の花火と音楽のコラボ「琉球海炎祭」【沖縄県】
©沖縄観光コンベンションビューロー
日本の夏の風物詩である花火と沖縄音楽・文化の融合によるオリジナリティにあふれた沖縄最大の一大エンターテインメント「琉球海炎祭」。「日本で一番早い夏」を県内外へアピールするイベントです。コシノジュンコ氏プロデュースの「デザイン花火」をはじめ、1万発の花火と音楽のコラボレーションが楽しめます。
5月の祭り・イベント
新緑の中を神輿や山鉾が巡る「仙台・青葉まつり」【宮城県】
©宮城県観光連盟
街なかのケヤキ並木が新緑に覆われ、仙台がもっとも美しい“杜の都”になる5月に開催される「仙台・青葉まつり」。伊達政宗公を祀る青葉神社神輿渡御や11基の仙台山鉾巡行、武者行列、華やかなパレードなどが市内のメイン道路で繰り広げられます。
「江戸三大祭り」のひとつ「神田祭」【東京都】
©(公財)東京観光財団
「日本三大祭り」「江戸三大祭り」のひとつに数えられる神田明神の神田祭。2年に一度、毎回30万人を超える人で町中が賑わう大祭礼で、その起源は8世紀と伝えられます。
平安時代の衣装を身につけた絢爛豪華な大行列が神田・日本橋・大手町・丸の内・秋葉原の町を練り歩く「神幸祭」、趣向を凝らした曳き物が巡行する「附け祭」、大小200を超える神輿が神田明神に向かって町中を練り歩く「神輿宮入」など、見どころも満載です。
下田市最大のイベント「黒船祭」【静岡県】
©(一社)下田市観光協会
ペリー提督率いる米国海軍が黒船で来航したのが1854年。この後下田開港につくした内外の先賢の偉業をたたえ、併せて世界平和と国際親善に寄与するため、昭和9年(1934年)、黒船祭が始まりました。
記念式典や墓前祭が厳かに行われる一方、海上花火大会やコンサート、再現劇など、町内や海辺の会場でも活気にあふれたイベントが予定されています。
「京都三大祭」のひとつ「葵祭」【京都府】
©Kobby Dagan / Shutterstock.com
「京都三大祭」のひとつ「葵祭」。爽やかな初夏の京都を優雅な行列で彩る葵祭は、今から約1500年前に始まったとされる賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭です。
約8kmもの距離を、平安時代の優雅な王朝装束に葵の葉を飾った人が練り歩く「路頭の儀」では、京都御所から下鴨神社を経て上賀茂神社へと向かう行列は総勢500人を超え、長さは1kmにも及びます。
ジャズのパレードやステージを楽しめる「神戸まつり」【兵庫県】
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神戸らしいジャズのパレードやステージを満喫できる「神戸まつり」。屋台や地場産品の販売などが行われるにぎやかなマーケットで買い物も楽しめます。
6月の祭り・イベント
1,000人以上の市民が神輿や山車と市内を練り歩く「札幌まつり」【北海道】
©札幌市
明治5年から行われている北海道神宮(札幌神社)の礼祭「札幌まつり」。伝統的な奉納行事が行われるほか、16日に行われる「神輿渡御」では、平安時代の絵巻物を彷彿させる色とりどりの衣装をまとった1,000人以上の市民が、北海道神宮の神様をのせた4基の神輿を中心に8基の山車と一緒に市内を練り歩きます。
東北の6祭りが1カ所に集結「東北絆まつり」【青森県】
東日本大震災からのさらなる復興と、その先の未来へ向けて前進するために始まった「東北絆まつり」。「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」の6つの祭りが一堂に集結します。
カラフルな傘のアーケードが登場「軽井沢アンブレラスカイ」【長野県】
©星野リゾート
「軽井沢星野エリア」で開催される「軽井沢アンブレラスカイ」。ショップやレストランが集まる「ハルニレテラス」の街並みに、100本を超えるカラフルな傘を浮かべた「傘のアーケード」が登場します。
「大阪三大夏祭り」のひとつ「愛染まつり」【大阪府】
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大阪で最も早い夏祭りである「愛染(あいぜん)まつり」。このお祭りに浴衣を着ていくことから、「ゆかた祭り」とも呼ばれています。厄除け・病気平癒・勝利開運・商売繁盛のご利益があるといわれる「夏越しの祓え大法要」は見応えあり。大阪三大夏祭りの1つで大阪市指定無形民俗文化財でもあります。
春の到来を告げる「大山祇神社例大祭・後宮祭」【愛媛県】
大山祇神社が現在の位置に移された日の祭礼で、毎年旧暦の4月22日と4月23日に行われます。大山祇神社が現在の位置に移された日が起源。皇室の弥栄、国家の安泰、国民の平安、氏子崇敬者・地域社会の繁栄を祈ります。
7月の祭り・イベント
豪華絢爛な七夕飾りで彩られる「湘南ひらつか七夕まつり」【神奈川県】
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神奈川県平塚市で行われる「湘南ひらつか七夕まつり」。湘南スターモールや紅谷パールロードを中心に、豪華絢爛な七夕飾りで彩られるだけでなく、夜はライトアップされ、夜景も楽しめます。
東三河最大級の花火大会にも注目!「豊橋祇園祭」【愛知県】
愛知県豊橋市関屋町の吉田神社で毎年7月中旬に行われる「豊橋祇園祭」。豊橋祇園祭の前夜祭である花火大会は、東三河最大級の花火イベントであり、会場の広さを活かしたスケールの大きな演目が見どころです。本祭りでは、笹踊りや頼朝行列、饅頭配り、神輿渡御などが古式ゆかしく執り行われます。
日本三大競技花火大会のひとつ「伊勢神宮奉納全国花火大会」【三重県】
「伊勢神宮奉納全国花火大会」は、大曲(秋田県)と土浦(茨城県)の花火大会と並ぶ、日本三大競技花火大会のひとつ。昭和28年に斎行された第59回神宮式年遷宮を記念して始められました。全国でも早い時期に開催されるこの大会は、花火師たちがその年の安全を祈願する場ともなっているそう。全国屈指の高レベルな花火が繰り広げられます。
千年以上の歴史を持つ伝統ある祭礼「祇園祭」【京都府】
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千年以上の歴史を持ち、7月1日(吉符入)から31日(疫神社夏越祭)まで、1カ月にわたって祭事が行われる八坂神社の祭礼「祇園祭」。なかでも、八坂神社の神輿渡御と山鉾巡行は必見。「京都祇園祭の山鉾行事」はユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
福岡を代表する夏の祭り「博多祇園山笠」【福岡県】
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福岡市博多区のおもに博多部(那珂川と御笠川間の区域)にて、毎年7月1日から15日まで開催される「博多祇園山笠」。博多の総鎮守・櫛田神社にまつられる素戔嗚尊(祗園宮)に対して奉納される神事であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
8月の祭り・イベント
東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」【青森県】
東北三大祭りのひとつで国の重要無形民俗文化財に指定されている「青森ねぶた祭」。「人形ねぶた」と呼ばれる山車は最大幅約9m、高さ約5m、奥行き約8m、重さ約4tにもなります。山車に続いて「跳人(ハネト)」と呼ばれる踊り子たちが、笛・手振り鉦・太鼓のねぶた囃子とともに「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら踊り歩く祭りです。
豪華絢爛な飾りが街中を彩る「仙台七夕まつり」【宮城県】
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
東北三大祭りのひとつにも数えられる、伊達政宗公の時代から続く「仙台七夕まつり」。仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて、吹き流しや仕掛けものなど、趣向をこらした豪華絢爛な七夕飾りが見られるほか、周辺の地域商店街も昔ながらの笹飾りで彩られます。
竿燈を操りながら力と技を競う「秋田竿燈まつり」【秋田県】
©️秋田県
秋田の夏の風物詩「秋田竿燈まつり」は、提灯を揺らめかせ、稲穂に見立てた竿燈を操りながら力と技を競う祭り。東北三大まつりのひとつにも数えられ、国重要無形民俗文化財に指定されています。
400年を超える歴史「阿波おどり」【徳島県】
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400年を超える歴史を誇る本場徳島の「阿波おどり」。毎年8月12日から15日までの間、国内外から100万人を超える観光客が訪れる、日本有数のイベントです。期間中は、街中に阿波おどりのお囃子が響きます。
市民を元気づけるエネルギッシュな踊り「よさこい祭り」【高知県】
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今や日本のみならず,世界にも広がりつつある「よさこい祭り」。昭和29年、当時の不景気風を吹き飛ばし、市民を元気づけようと行われたのが始まりです。よさこい発祥の地・高知市内の競演場・演舞場にてエネルギッシュな踊りが披露されます。
9月の祭り・イベント
430年を超える祭り「花巻まつり」【岩手県花巻市】
提供:花巻市
岩手県花巻の伝統文化を楽しめる、430年を超える祭り「花巻まつり」。炎揺らめく風流山車や、100基を超える神輿、鹿踊・神楽権現舞、花巻ばやし踊りなど、多くの見どころがあります。
国の重要無形文化財に指定「角館のお祭り」【秋田県】
© 秋田県
秋田県仙北市角館町内で、毎年9月7、8、9日に行われる、約400年の歴史を誇る「角館のお祭り(角館祭りのやま行事)」。「角館祭りのやま行事」は国の重要無形文化財に指定されており、「山・鉾・屋台」のひとつとして「ユネスコ無形文化遺産」にも登録されています。
越後三大花火のひとつ「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)」【新潟県小千谷市】
「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)」は、三尺玉発祥の地として知られた新潟県小千谷市片貝町で毎年9月9日、10日に行われるお祭り。海の柏崎(7月)、川の長岡(8月)と並び、山の片貝(9月)として、「越後三大花火」と称されます。花火打揚場所の後ろが小高い山、その山が屏風状となっていることから 音が反射して豪快な破裂音を楽しめるのが特徴のひとつ。
大迫力の「やりまわし」が見どころ「岸和田だんじり祭」【大阪府】
写真提供:岸和田市
大阪府岸和田市にある岸城神社(きしきじんじゃ)と岸和田天神宮の例祭「岸和田だんじり祭」。勢いよく走りながら、直角にだんじりの向きを変える豪快な「やりまわし」が最大の見どころ。日中は繊細かつ豪快な曳行、夜は美しい提灯に飾られただんじりを楽しめます。
博多三大祭りのひとつ「放生会」【福岡県】
写真提供:福岡県観光連盟
放生会は、春の博多どんたく・夏の博多祇園山笠とならぶ博多三大祭りのひとつ。福岡市東区の筥崎宮で2年に一度行われる御神幸(御神輿行列)は福岡市無形民俗文化財に指定されています。期間中は、さまざまな神事や数多くの神賑わい行事が執り行われるほか、参道には約500軒もの露店が軒を連ね、100万人が訪れ賑わいます。
10月の祭り・イベント
3万3,000本のコキアが真っ赤に色づく「コキアカーニバル」【茨城県】
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茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」は、約215haの広大な園内では、四季折々さまざまな花や植物を楽しむことができます。秋は「みはらしの丘」が、3万3,000本のコキアで真っ赤に色づきます。
初夏に植栽された小さなコキアが秋の深まりとともに緑から赤へと色づいていく過程の「グラデーションコキア」や、ピークを過ぎ赤から茶色へ変化していく「黄金コキア」など、10月下旬までさまざまな色合いのコキアを観賞できるのも魅力です。
信楽焼の魅力に触れる「信楽陶器まつり」【滋賀県】
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滋賀県の最南部、甲賀市信楽町で作られる陶器「信楽焼」の世界にたっぷり触れることのできるイベント「信楽陶器まつり」。協力店舗でお得な特典が受けられたり、陶芸体験ができたりするほか、信楽焼で食を楽しめる飲食店もありますよ。
アートと街並みを楽しむ「美濃和紙あかりアート展」【岐阜県】
© (一社)岐阜県観光連盟
1300年の歴史を誇る伝統産業の「美濃和紙」の再生と、重要伝統的建造物群保存地区「うだつの上がる町並み」の活性化・ブランド化を目的として、平成6年(1994年)から開催されている「美濃和紙あかりアート展」。あかりアートの展示のほかに臨時売店や街角コンサートの他、さまざまなイベントも同時に開催されます。
京都三大祭りのひとつ「時代祭」【京都府】
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時代祭は、葵祭、祇園祭と並ぶ「京都三大祭」のひとつ。毎年10月22日(雨天順延)に行われる平安神宮の大祭で、平安遷都1100年を記念して明治28年(1895年)に始まりました。
約2000人の市民が、明治維新時代から平安京の造営された延暦時代まで、時代時代のスタイルに扮して、京都のまちを練り歩く時代風俗行列が見どころです。
深まる秋を感じる「弘前城菊と紅葉まつり」【青森県】
© 公益社団法人青森県観光連盟
約1,000本の楓と約2,600本の桜が色づく弘前公園で行われる「弘前城菊と紅葉まつり」。紅葉を楽しみ、お互いに育てた菊を持ち寄って品評会などを行っていた観楓会が発展し、昭和37年(1962年)に「菊ともみじまつり」の名称で始まりました。
現在は、弘前城植物園を主会場に、フラワーアートの展示や市民による市民菊花展などが開催されるほか、夜には紅葉特別ライトアップが行われ、日中とは違った紅葉の表情を見ることができます。
11月の祭り・イベント
商売繁昌をお祈りするお祭り「酉の市」【東京都】
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東京・浅草の鷲神社では、恒例の「酉の市」が行われます。酉の市(酉の祭)とは、鷲神社御祭神の御神慮を伺い、御神恩に感謝して、来る年の開運、授福、殖産、除災、商売繁昌をお祈りするお祭り。11月酉の日の午前0時に打ち鳴らされる「一番太鼓」を合図に始まり、終日お祭りが執り行われます。
紅葉と松の緑のコントラスト「金沢城・兼六園四季物語 秋の段(ライトアップ)」 【石川県】
©石川県観光連盟
石川県金沢市の金沢城・兼六園で開催される「金沢城・兼六園四季物語 秋の段(ライトアップ)」。兼六園には、約300本のもみじが植えられており、赤や黄色に色づいた紅葉が、松の緑と美しいコントラストをなし、日中とは趣の異なる幻想的な風景を楽しめます。
富士山と紅葉の絶景「富士河口湖紅葉まつり」【山梨県】
©︎ やまなし観光推進機構
富士山の麓、山梨県・富士河口湖町で開催される「第24回富士河口湖紅葉まつり」。11月上旬から中旬の最盛期には河口湖にその美しい風景を映し出す、湖畔の紅葉は約500本。メイン会場のもみじ回廊では、幻想的なライトアップも行われます。
約4,000本のもみじが色づく「香嵐渓もみじまつり」【愛知県】
© TOURISM TOYOTA
全国にその名を知られる紅葉の名所、愛知県豊田市の香嵐渓。約4,000本といわれる香嵐渓のもみじは、今から400年前、香積寺11世の三栄和尚が経を唱えながら植えたのが始まり。「香嵐渓もみじまつり」の期間中開催されるライトアップでは、飯盛山が黄金色に染まり、待月橋の赤と巴川にライトが映る幻想的な光景が楽しめます。
紅葉の中に浮かび上がる清水の舞台「清水寺・秋の夜間特別拝観」【京都府】
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京都市の清水寺で恒例の秋の夜間特別拝観。「清水の舞台」として知られる本堂が、色づく紅葉の中に浮かび上がる姿を楽しめると評判です。
12月の祭り・イベント
ツリーのイルミネーションや花火も「はこだてクリスマスファンタジー」【北海道】
写真提供:公益社団法人北海道観光振興機構
国際貿易港として発展し、教会群や和洋折衷の建築物が建ち並ぶ異国情緒あふれる街・函館で、冬の風物詩のイベントとなっている「2022はこだてクリスマスファンタジー」。海に浮かぶ巨大ツリーがイルミネーションで彩られるほか、夜のツリー点灯時には、花火による演出が行われます。
雪を桜に見立てた冬の“お花見”「冬に咲くさくらライトアップ」【青森県】
写真提供:公益社団法人弘前観光コンベンション協会
桜の名所として知られる青森県の「弘前公園」では、2017年より枝に積もった雪を桜見立てた「冬に咲くさくらライトアップ」を実施。花筏スポットとしても有名な弘前公園追手門付近の外濠のライトアップを中心に、冬の“お花見”が楽しめます。
仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」【宮城県】
写真提供:宮城県観光プロモーション推進室
杜の都・仙台の冬の風物詩「SENDAI光のページェント」。仙台市のシンボルロード・定禅寺通にスターライト・リーフ(光の葉)が芽吹き、幻想的な世界をつくりだします。
御堂筋や中之島がカラフルにきらめく「大阪・光の饗宴」【大阪府】
OSAKA光のルネサンス 写真提供:(公財)大阪観光局
大阪の夜を美しく幻想的に輝かせる「大阪・光の饗宴」。大阪のシンボルストリート・御堂筋で実施される「御堂筋イルミネーション」、中之島で繰り広げられる光のアート「OSAKA光のルネサンス」、2つのコアプログラムに加え、大阪府内の各地でエリアプログラムが開催され、大阪の夜を美しく幻想的に輝かせます。
日本最大級の540万人を動員!「福岡クリスマスマーケット」【福岡県】
イルミネーションやクリスマスツリーはもちろん、フードや雑貨の販売、ステージイベントなど、街中の雰囲気が幸せモードに変わる冬の風物詩として人気を博する「福岡クリスマスマーケット」。2021年には動員数で日本最大級と評されるまでになり、期間中動員数は博多駅前と天神、2つの会場を合わせ540万人に達しました。
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