饒河街觀光夜市に「御品元冰火湯圓」が
台北MRT松山駅から歩いてすぐの場所にある「饒河街觀光夜市(ラオフージエグアングアンイエシー)」は、各国から訪れる観光客や地元民でいつも夜遅くまで賑わっています。
筆者は平日19時頃に訪れたのですが、入り口すぐの場所にある胡椒餅の屋台「福州世祖胡椒餅(フージョウシースーフージャオビン)」は、相変わらず行列ができていました。ここの胡椒餅は、熱々で香ばしい生地に胡椒がピリッときいた肉餡がたっぷり入っていて、おいしいんですよ。
今回ご紹介するのは「御品元冰火湯圓(ユーピンユエンビンフオタンユエン)」というかき氷屋さん。本店は「通化街夜市(トンフアージエイエシー)」にあり、ミシュランビブグルマンにも選出されています。実はここ饒河街觀光夜市に支店があって、観光で立ち寄りやすいんです。
混んでいるときは並びながら注文!
筆者は平日19時30分頃に来店したところ、20人ほど並んでいました。ひとまず列の後ろにつきます。並びながら、壁に掲示されているメニュー表をチェックしましょう。日本語訳もついていますよ。
並んでしばらく経つと、注文票が配られました。並びながらメニューを選んで記入し、回収しに来た店員さんに渡します。そして再び店員さんが来るので、並んでいる状態で会計をします。結果として、席に着く前に注文と会計が終わってしまいました。なるほど、これなら混んでいても回転がはやそうですね。
ちなみに今回注文したのは、人気ナンバーワンだという「桂花綜合湯圓(キンモクセイミックス団子かき氷)」の「冰火」です。価格は90元(約423円)。温かいお団子とかき氷の組み合わせを楽しむには「熱湯」ではなく「冰火」という方にチェックを入れる必要があるので、気をつけてくださいね。
結果的に15分ほど並んで席に案内されました。混んでいる中1人で来店したものの、相席ではありませんでした。落ち着いてかき氷が味わえるので、うれしい~。
あったかい胡麻とピーナッツのお団子が冷たいかき氷の上に
運ばれてきたかき氷の真ん中には、胡麻とピーナッツの湯圓(タンユエン)というお団子が、それぞれ3個ずつのっています。
冷たい氷の上に茹でたてをのせているので、水蒸気がもくもくと上がっています。これはおいしそう~!
お団子はかき氷の冷たさでどんどん固くなってしまうので、先に全部食べてしまいましょう。パクっといただくと、やわらかいお団子の中にはそれぞれ濃厚な胡麻ソースとピーナッツソースがたっぷり。甘さもしっかりめで、食べ応えがあります。
続いては、かき氷の部分を。テーブルの上に置かれているキンモクセイシロップをたっぷりかけながらいただきます。お店の一角にはレモン汁も置かれていて、こちらはお好みでかけに行きます。
ひとくちいただくと、キンモクセイのほのかな香りとやさしい甘さに疲れた身体が癒されていきました。レモンの酸味も味変になっていい感じ。
温かいお団子とキンモクセイシロップをかけたかき氷という、なんとも不思議な組み合わせのかき氷。台湾旅行では、この現地ならではのスイーツをぜひ味わってみていただきたいです。
住所:台北市松山區饒河街178號
公式Facebook:https://www.facebook.com/Ice.Fire.Dumpling.Taichung.Tangyuan.Sweet/
[All photos by Yui Imai]
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