知らなきゃソン!北陸のおいしいブランド肉3選

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 20th, 2016

全国にはおいしいお肉がたくさんありますよね。神戸牛などは日本を代表する高級肉の1つですが、北陸新幹線の開業でにぎわう北陸にも絶品のブランド肉が少なくありません。

週末は女子一人でがっつり行こう!北陸のおいし~いブランド肉3選

そこで今回は北陸在住の筆者が北陸でおすすめのブランド肉を紹介します。ざっくりとですがお店も併せて紹介しますので、女子の週末一人旅で「お肉が食べた~い」と思ったら、北陸新幹線に乗ってぜひとも食べに来てくださいね。

石川県の能登牛

最初に紹介するブランド肉は能登牛。日本海に突き出す能登半島で育てられる、黒毛和牛の肉ですね。

能登牛は「のとぎゅう」ではなく「のとうし」と読みます。和牛のオリンピック「第9回全国和牛能力共進会」で「脂肪の質賞」を受けたほどの溶けるような食感と香りが魅力です。

出荷頭数が年間で500頭ほどと少なく、全国各地で食べられるわけではありません。ほとんどが県内で消費されているそうですので、食べたいと思えば旅行を兼ねて能登半島に出掛けてみるといいですね。

週末は女子一人でがっつり行こう!北陸のおいし~いブランド肉3選
(C) Masayoshi Sakamoto

筆者のおすすめだと思うお店は、ちょっと高いですがホテル日航金沢の29階にある和牛レストラン『銀杏(いちょう)』。金沢駅前にあるホテルのレストランですね。

あるいは能登半島の珠洲(すず)市にある古民家を改装した『茅葺古民家のお食事処 庄屋の館』などもいいです。能登牛のステーキを目の前で焼いてもらったり、能登半島の雰囲気を楽しみながらステーキ丼を食べたりと、大満足できるはず。

福井県の若狭牛

次は福井県の若狭牛。神戸ビーフや松坂牛などの名前で販売されている黒毛和種と同じ系統の牛を、越前若狭の自然の中で育てています。厳しい品質評価をくぐりぬけた高品質な牛肉が若狭牛として販売されます。

年間の出荷頭数は1,000頭ほど。福井県内では、「若狭牛」と書かれたのぼりのある「若狭牛提供の店」でのみ販売・提供されています。

筆者のおすすめはあわら温泉街の近くにある『牛若丸』。店内では牛肉の販売の他、若狭牛の焼き肉も楽しめます。店構えなどもシンプルで、肉一本で勝負しているという雰囲気がすてきです。

座敷もあったと記憶していますので、週末女子一人旅のみならず、友だち同士でわいわいと温泉旅行に出掛けたついでに、楽しむ手もありですよね。

富山県の黒部名水ポーク

最後は豚肉。富山県の黒部名水ポークを紹介します。

黒部市養豚組合と全農富山県本部が共同で開発した最高級のポーク。富山県のおいしい水と竹から作った液体をえさに混ぜて与える飼育スタイルが特徴的です。臭みがなく、ジューシーで柔らかい肉質はうれしい限りです。

こちらも厳格な基準によってブランドが守られていますので、そうそう全国で食べられるわけではありません。富山県内であれば黒部市にある精肉店併設のレストラン『肉のたなはし』がおすすめになると思います。

週末は女子一人でがっつり行こう!北陸のおいし~いブランド肉3選
(C) Masayoshi Sakamoto

もっと気軽に味わいたい場合は、富山県内で黒部名水ポークを使ったとんかつを食べられる『かつ兵衛』もいいです。女子一人でも入りやすいチェーン店ですよ。

以上、北陸のブランド肉を紹介しました。もちろん他にも富山県の氷見牛など、ブランド肉はあります。週末に北陸新幹線に乗ってふらりと訪れた北陸各県で、おいしいお肉を味わってみてくださいね。

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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