「海外旅行はお金がかかる」なんて過去の話。LCC(格安航空会社)が充実してきた近年では数千円で海外に行けることさえ珍しくなくなってきました。
しかも物価が安い国なら滞在費も抑えられるので、国内旅行より安上がりということも少なくありません。東京からLCCで気軽に行けるアジアの旅先7つとその魅力をご紹介します。
ソウル(韓国)
気が向いたときにふらりと行けてしまうのが嬉しいお隣韓国への旅。韓国のLCC、チェジュ航空とイースター航空が成田空港とソウルを結んでいます。運賃は片道7000円程度から1万円強が中心ですが、なんと数百円というセールが実施されることも。
ソウルといえばやっぱり楽しみなのがお買い物! 高級ブランドが揃う免税店から、東大門市場などのローカルマーケットまでよりどりみどりです。エステやスパなども大充実の美容大国、韓国なら、1泊からでもお手軽にビューティ旅行ができちゃいます。
(那覇からソウルの航空券情報はこちらから)
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台北(台湾)
気軽に行ける距離でありながら、何度も訪れたくなる魅力たっぷりの台湾。シンガポールのLCC、スクートが成田空港と台北を結んでいます。運賃は片道1万円程度のことが多いですが、セールなら往復1万円強という超お手頃価格もあり!
パワースポットの寺院にお参りしたり、台湾名物の夜市でB級グルメを食べ歩いたりと、楽しみ方は多彩。台北からバスで一時間半ほどで行ける、ノスタルジックな山あいの小さな街「九份(きゅうふん)」にもぜひ足をのばしてみて。
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香港
香港を拠点とする香港エクスプレスが羽田空港と成田空港、両方に就航しています。通常運賃は片道1万1000円強ですが、セール期間中なら往復1万円ちょっとで行けてしまうことも。
アジアらしい雑多さと、英国領時代の洗練された建造物が織り交ざった香港の街。近代化もあいまって、訪れる人を圧倒するようなエネルギーで迎えてくれます。香港といえばやっぱり夜景! 毎晩8時からヴィクトリアハーバーで開催される音と光のショー「シンフォニー・オブ・ライツ」は必見です。
香港からフェリーで約一時間で行ける世界遺産の街、マカオもあわせて訪れれば、一度で二度おいしい旅になりますよ。
セブ(フィリピン)
フィリピンのセブは東京からわずか5時間半で行けるリゾート。セブパシフィック航空が成田空港とセブを直行便で結んでいます。
通常運賃なら片道3万円程度からとあまり安くはない印象ですが、往復2万円程度で購入できることもあるセールはとってもお得です。
セブに行くなら心ゆくまで自然を満喫しましょう。セブシティからバスで2時間半ほどのモアルボアルにある「ホワイトビーチ」は、その名の通り白い砂がまぶしい美しいビーチ。シュノーケリングやダイビングのスポットとしても知られています。
セブ島から船で約2時間のボホール島には、1000以上もの丸い丘が並ぶ絶景「チョコレートヒルズ」があります。世界最小のキュートなメガネザル「ターシャ」にも会いに行ってみては?
クアラルンプール(マレーシア)
クアラルンプールを拠点とするエアアジアなら、羽田空港からクアラルンプールへ楽々アクセス。運賃はプロモーション価格で片道1万5900円からとなっています。
マレー系、中国系、中東系などさまざまな民族が共存するエネルギッシュな街、クアラルンプール。
チャイナタウンをお散歩したら、ショッピングの中心地、「ブキッ・ビンタン」でお買い物三昧。名物の巨大屋台街「アロー街」でローカルグルメに舌鼓を打ったあとは、街のシンボル「ペトロナスツインタワー」の夜景を楽しんで。
クアラルンプールからバスで2時間半程度で行ける世界遺産の古都・マラッカにも足をのばせば、また違った歴史と文化の香りを楽しむことができます。
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バンコク(タイ)
バンコクへはエアアジアが成田空港からの直行便を運行しています。運賃はプロモーション価格で片道9900円からとなっています。タイまでの往復で2万円なら絶対に狙い目ですよね。
エメラルド寺院やワット・ポーなどのバンコクを代表する寺院を巡ったり、タイマッサージやスパで癒されたりと楽しみは尽きません。
お手頃なローカルファッションから世界の高級ブランドまでなんでも揃うショッピングも女性にはたまらない魅力です。
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バリ(インドネシア)
エアアジアはクアラルンプールをハブとして、アジア各都市に就航しています。クアラルンプールで乗り継いで、癒しのリゾート、バリへの旅はいかが? 運賃は往復約4万円からです。
「神々の棲む島」と呼ばれるバリ。ビーチだけではない独特の神秘的な魅力がそこにあります。女性に人気の高いウブドはバリ芸術の中心地として知られる緑豊かな街。
おしゃれなカフェやショップ、アトリエが並ぶ中心部から一歩外れるとのどかな田園風景が広がっています。ウブド近郊でのラフティング(渓流下り)もスリル満点でぜひ一度は試してみたいアクティビティです。
LCC利用で浮いたお金をショッピングに使うもよし、ホテルをランクアップするもよし。旅の選択肢を広げてくれるLCCは旅好きの強い味方です!
※上記の運賃はめやすであり、旅行の時期や予約のタイミングにより変動があります。また運賃に加え、決済手数料や空港利用料などの費用が別途加算される場合があります。
[チェジュ航空]
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